高校生4ピースバンド・The Bee’s Knees、マイノリティや悩みを抱える10代に向けて歌う新曲『ダーウィンに告ぐ』をリリース。

Steenzでも度々特集を行ってきた、“00年代生まれによる、00年代のための音楽プロジェクト”『from00』。今回は、このプロジェクトから10月11日に楽曲をリリースした4ピースバンド、The Bee’s Kneesが登場してくれました。以前、期待の高校生バンドとしてSteenzでも取材を行ったThe Bee’s Kneesですが、今回はプロジェクトや新曲『ダーウィンに告ぐ』に込めた想いを、バンドで作詞・作曲を務めるつぐみさんにお話していただきました。

他者が作品に関わることで、新たな発見があった。

―さっそくですが、普段の音楽活動について簡単に教えてください。

「つぐみ（Gt./Vo.）、なおや（Gt.）、ゆめかわえざちん（Ba.）、みなみ（Dr.）の4人からなる高校3年生のロックバンド、The Bee’s Kneesです。高校の部活で大会に出るために組んだバンドで、1年生のときから活動しています。鬱屈とした日常の深層心理を探索しながら発信中です」

―では今回のプロジェクト「from00」に参加したきっかけは？

「お話を頂いたとき直感で『やるしかない！』って思いました（笑）」

―プロジェクトのなかで印象的だったエピソードがあれば教えてください。

「今回、MVやアーティスト写真の撮影などクリエイティブの面で同世代のクリエイターの方に協力していただいたのが印象的でした。これまで、楽曲にまつわることはほぼ自分達でやってきたので、バンドの世界観や雰囲気がある程度定まっていたと思うんです。でも今回、他者の意見とか、自分達に求められているものがわかる状態だったのは、私にとっては大きな発見がいっぱいあって」

―活動をするなかで印象的なエピソードがあれば教えてください。

「最初に提出したデモから楽曲の変更があったんです。普段楽曲を作るとき、雰囲気や世界観に対するこだわりが強いこともあってじっくり時間をかけるタイプなので、正直かなりキツかったです（笑）」

UKロックと平成ポップスが融合した、応援ソングが完成。

―では、今回の楽曲『ダーウィンに告ぐ』について聞かせてください。まず、楽曲テーマとして「アナログな青春」を提示されたときの率直な感想は？

「A&Rの方から『アナログな青春』というテーマをプレゼンしていただいたとき、一緒に『平成の再構築』というワードが出てきて。それにすごく魅力を感じたんです。平成初期の1990年代は今よりキラキラしてるイメージがあって、興味もあったのでワクワクしました」

―ズバリ、どんな楽曲が出来上がりました？

「ダーウィンの名言である『生き残る種とは、最も強いものではなく、最も知的なものでもない。 最もよく変化に適応したものである』に異論を唱える意味を込めて『ダーウィンに告ぐ』という楽曲を作りました。周りに適応できず、上手に生きられないマイノリティや、思春期特有の感情を抱える10代に向けたメッセージを歌っています。

サウンドは私自身がかなり影響を受けたUKロックを感じさせながらも、平成のポップスを彷彿とさせるようなものに仕上がったと思います。

一見、人を揶揄している曲にも聞こえるかもしれませんが、一歩を踏み出だそうという応援ソングです！」

―とくにこだわったポイント、注目してほしいところがあれば教えてください。

「サビはなるべくキャッチーに仕上げました。何度でも聴いて口ずさんで楽しんで貰いたいです」

―最後に、どんなシチュエーションでこの楽曲を聴いてほしいですか？

「情報過多な現代で、自分の思考が迷子になったときには是非聴いてほしいです！」

―ありがとうございました！

「ダーウィンに告ぐ」from00 feat. The Bee’s Knees 配信情報

「ダーウィンに告ぐ」

Listen to content by from00 feat. The Bee’s Knees.

https://from00.lnk.to/darwinnitsugu

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【Artist】TheBee’sKnees@thebeesknees_4p

鬱屈した日々の深層心理探索中！
高校3年生4ピースロックバンド pic.twitter.com/xugFOfiJAo

— from00 (@_from00) September 8, 2023

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