
タイムリーな話題から、カルチャー、さらには社会問題まで、さまざまなテーマについて、リアルな10代の声を聞くシリーズ「10代リアルVOICE」。
今回のテーマは「お菓子」について。「若者のスナック離れ」と言われて久しいですが、スナック菓子に限らず、お菓子を食べる機会は、増えている? それとも減っている? 日常の中で、どのくらいお菓子を食べているか、どんなお菓子が10代には支持されているのか、4人のティーンに聞いてました。
1. おやまさきさん「お菓子はグミ派!ミンティアはいつも持ち歩いています」

19歳。文化服装学院のファッション工科専門課程に在学。手編みからコンピューターニットまで、幅広く作品づくりに取り組む。
「お菓子、よく食べています。特にグミを食べることが多いです。いちばん好きなのは、ブルボンの『しゃりもにグミ』というグミで、よく食べています。
あとはミンティアはだいたいいつも持ち歩いています。いろんな味があって飽きないのが魅力だと思っています」
2. 横濱奏恵さん「ピュレグミとチョコレートを食べることが多いです」

16歳。学業の傍ら、貧困や政治、ダイバーシティなど、さまざまな分野の活動にチャレンジ。
「お菓子は普段からたくさん食べているわけではないのですが、食べるときはピュレグミとチョコを行ったり来たりしてます」
3. SERUCHOCOさん「甘いお菓子はもう卒業しました。おつまみっぽいお菓子が気分です」

18歳。教育系団体『Sentliber』の代表。カナダの高校に通った経験を活かした発信なども行なう。
「甘いものはあんまり食べなくなりました。最近だと、おつまみ系のお菓子をよく食べるようになった気がします。舌がオトナになったんですかね(笑)。
特にお肉系とか、辛いものが好きです。カラムーチョ、すっぱムーチョは小さいころから好きです!」
4. おさむさん「旅行や遠出するとき以外は、あまりお菓子は買いません」

18歳。トヨタの創業者である豊田佐吉さんに影響を受け、さまざまなイベントやインターン、ビジネスコンテストといった課外活動に積極的に参加。
「お菓子を食べることは、どちらかというと少ないほうだと思います。たまに食べることがあるとすれば、スナック菓子くらいですかね。
あとは、旅行やちょっと遠出するときには、お菓子を買うことがあります。ご当地限定フレーバーのお菓子は思わず買ってしまうことが多いです」
世間的によく言われている「グミ人気」を裏付けるような声が多く聞かれる一方で、やっぱりスナック菓子や飴・ガムなどはあまり食べないという10代も多く、実際に食べている人が減っているのをリアルに感じられるような結果になりました。
健康志向なのか、それともスマホを常に触っているため、手が汚れるのを敬遠しているためなのか……そのあたりの深い理由も、改めて調査してみたいです!
Photo:Eri Miura
Text:Ayuka Moriya