Teenage Realities

最近気になるニュースを教えて!10代がいま最も関心をもっている時事問題を聞いてみた【10代リアルVOICE】

最近気になるニュースを教えて!10代がいま最も関心をもっている時事問題を聞いてみた【10代リアルVOICE】

タイムリーな話題から、カルチャー、さらには社会問題まで、さまざまなテーマについて、リアルな10代の声を聞くシリーズ「10代リアルVOICE」。

今回のテーマは「最近気になるニュース」について。エンタメ、ジェンダー、災害、事件……、日々さまざまな報道がされていくなかで、10代はどんなニュースに強い関心を持っているのでしょうか。4人のティーンが、最近気になったニュースを教えてくれました。

1. 原 龍大さん「作品づくりをするうえで当時の震災の映像を何度も見ました」

18歳。野球漬けだった高校時代を経て、現在は多摩美術大学にて日本画を学ぶ。

「1923年(大正12年)9月1日に発生した関東大震災から、今年でちょうど100年経ったというニュースです。いろんなチャンネルで、特集が組まれていたように思います。普段、美大で日本画を学んでいるのですが、ちょうど最近つくった作品が、災害をテーマに描いたものだったので、関東大震災が起こった当時の映像を何度も観て、そのイメージを作品に落とし込むようにしていました」

甲子園をめざした高校球児がアートの道へ。美大で日本画を学びながら創作活動に邁進中【原龍大・18歳】
甲子園をめざした高校球児がアートの道へ。美大で日本画を学びながら創作活動に邁進中【原龍大・18歳】
「気になる10代名鑑」の436人目は、原龍大さん(18)。多摩美術大学で日本画を学びつつ、「伝統的×現代的」を軸に創作活動をしています。元・高校球児という経歴を持つ原さんに、美術の世界に足を踏み入れたきっかけや今後の展望 […]
https://steenz.jp/13864/

2. しおはるさん「今回の問題を機に、社会全体で性被害を考えるきっかけになってほしい」

19歳。高校生のときに、自ら校則改革プロジェクトを立ち上げた経験を活かし、現在も中高生の校則改革を支援。

「気になるのは、連日報道されている、ジャニーズ事務所の性加害問題です。でも正直なところ、性被害にあっているのは、それだけに限ったことではないと思っていて……。今回報道されているケースは、男性から男性による性被害ですが、実際はきっと、男性から女性にもあるし、その逆も然りで。しかも、性被害については訴えられず、泣き寝入りしてしまうケースも多いと聞きます。今回の報道を通じて、社会全体で性的にトラウマを負うことのリスクについて、もっと考えるきっかけになればいいなと思いました」

対話を通じて校則をアップデート。校則改革から政治参加の意識づけをしたい【しおはる・19歳】
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「気になる10代名鑑」の431人目は、しおはる(19)さん。高校生のときに、自ら校則改革プロジェクトを立ち上げ、さまざまな活動を通して、中高生の校則改革を支援しています。校則について考えることは政治に参加することだと話す […]
https://steenz.jp/13823/

3. 亀田サンゴさん「関西発の『泊まれる演劇』が気になります」

19歳。学生団体TEDxNagoyaUで、集客担当のリーダーを務める。将来の夢のひとつは、文化人になること。

「最近気になったのは、京都にあるホテルが、演劇の要素を取り入れたサービスを宿泊者に提供しているというニュースです。宿泊者限定のストーリーを見せつつ、宿泊者自身が登場人物となって物語を進めていくというものなのですが、エンターテインメントのトレンドが、受動的に作品を見ることや一方的に享受するのではなくて、体験できたり、インタラクティブなコミュニケーションが生まれたりすることを重んじている変化を感じます。特に若い世代は、一方的ではないところに魅力を感じているんじゃないかと思っていて。

個人的にも、これからは双方向のコミュニケーションが生まれるようなエンターテインメントが、次のトレンドをつくっていくんじゃないかなとワクワクしています

TEDxNagoyaUの集客リーダー。アートやイベントで世界に影響を与えるのが夢【亀田サンゴ・19歳】
TEDxNagoyaUの集客リーダー。アートやイベントで世界に影響を与えるのが夢【亀田サンゴ・19歳】
「気になる10代名鑑」の365人目は、亀田サンゴさん(19)。学生団体TEDxNagoyaUで、集客担当のリーダーを務め、チームをまとめながら、SNS運用やデザインにも挑戦しています。亀田さんの活動をするうえでの悩みや、 […]
https://steenz.jp/10746/

4. 望月春希さん「ギャルカルチャー再来!令和の時代のギャルはマインド重視みたいです」

15歳。芸能活動をしながら、絵画、造形、空間、写真、映像制作など広くアート創作に取り組む。

「気になっているのは『ギャル文化が再来している』のトピックです! いつだって時代を超えて、”カワイイ”を楽しみたいですよね。ニュースによると、ギャルカルチャーが流行っているけど、昔とは少し違っていて。令和の時代のギャルに大事なものはマインド。だから、見た目やファッションはギャルに見える若者たちが『自分はギャルではない』と主張することもあるんだとか。

ギャルを形づくるものは見た目だけではなくて考え方もそうだし、きっともっと何かあるんじゃないかなって、自分でも考えてみたくなりました」

生み出した作品は気持ちをエアドロしたもの。創作活動の延長で演技にも挑戦中【望月春希・15歳】
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「気になる10代名鑑」の426人目は、望月春希さん(15)。俳優として活動しながら、幼いころから生活の一部だったというアートをつくり続けています。アート活動の延長として、演技表現をしているという春希さんに、いままでの作品 […]
https://steenz.jp/13748/

日々明るい話題からちょっと立ち止まって考えてみる必要がある問題まで、さまざまなニュースがあふれています。自分と直接関わりがないことでも、他人事にせず、自分ごととして捉え、向き合っている10代の姿が見受けられました。

Photo:Eri Miura
Text:Ayuka Moriya

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Ayuka Moriya

エディター

1999年生まれ、秋田県出身。東京外国語大学 国際社会学部在学時よりライター・エディターとして主にインタビュー記事の執筆、ディレクションに携わる。Steenzでは、2021年ローンチ当初より「気になる10代名鑑」のコンテンツ制作を担当。

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