Teen's Snapshots

生み出した作品は気持ちをエアドロしたもの。創作活動の延長で演技にも挑戦中【望月春希・15歳】

生み出した作品は気持ちをエアドロしたもの。創作活動の延長で演技にも挑戦中【望月春希・15歳】

気になる10代名鑑」の426人目は、望月春希さん(15)。俳優として活動しながら、幼いころから生活の一部だったというアートをつくり続けています。アート活動の延長として、演技表現をしているという春希さんに、いままでの作品についての話や尊敬するアーティストについて、聞いてみました。

望月春希を知るための5つの質問

Q1. プロフィールを教えてください。

俳優として芸能活動をしながら、絵画、造形、空間、写真、映像制作などのアート創作をしている、15歳のギャルです! いまは校則が厳しいのでできないんですが、中学のときは服装が自由だったので、メイド服で登校しちゃったりとかしてました(笑)。

そんな感じの僕ですが、小さいころから、身の回りにあるものを使って創作するのは、ずっと当たり前のことだったんです。いまでも、アートが僕にとって生活の一部になっています」

Q2. どんな作品を作っていますか。

僕の作品は、どれも自分の気持ちをエアドロで共有しているっていう感覚でつくっていて。それはずっと一貫しているんですが、その中でも、小6のときと中1のときといまでは、だいぶ作風が違うんです。

右の絵は、小6のときに描いたもの。ちょうど転校したばかりで、あんまりまわりと馴染めていなくて、生きづらさを抱えていた時期で……。この細かい柄たちっていうのは、複雑な自分の気持ちが何層にも重なっているイメージなんです。色のないモノクロの世界で、絵の中にいる人も、一般的な美しさとはまたちょっと違う顔をしていて……。

でも、絵を描くことで、そんな姿でも輝ける自分を思い描けてたんです。ずっと自分を出すことを怖くて、自己解決のために描いていたんですが、まわりにも認めてもらううちに『これは見せていいものなんだ』って思えるようになったんです。

そのおかげもあって、中学に入ってからは、まわりに馴染めるようになって。それからは、右の絵のような、色のついた絵も描けるようになりました。でも、ずっと自己解決の手段だったからこそ、友達ができて人と話すようになったら、絵を描かなくても生きていける時期に入っちゃいました。

それでずっと絵を描いてなかったんですが、最近また描き始めて。自分というテーマは共通ですが、いままでと違って、自分の顔をモデルに描けるようになったのは、より自分を客観視できるようになった意味で、すごい大きな変化なんです」

Q3. 芸能活動を始めたきっかけはありますか?

「ちょうど、あのモノクロの絵を描いていた小6あたりから、もっと表現の幅を増やして、生身で勝負できる人間になりたいって考えるようになって。芸能活動は、僕にとって絵を描くことの延長線にあるんです。

最初はアーティスト志望としてレッスンを受けてたんですが、昨年の4月くらいから、演技も始めました。いままでは、役と自分とでやりとりをしないと、その役になりきることができなかったんですけど、最近は演技モードになると、その役が舞い降りてくるようになった感覚があります」

Q4. 尊敬している人はいますか?

「ふたりいます。ひとりめは、コムアイさん。『水曜日のカンパネラ』の時代から、現在の自然とともに活動するようになるまでの過程が、何か自分に通ずるものを感じています。

最近、セボンスターを集めるのにハマってるんですけど、それは子どものころにはできなかったことが、大人になってできるようになってきているんだなって感じて。その一方で、保育園のときに好きだった、ホースから出る水や庭に咲いてる朝顔、そういうなんてことない自然に触れて楽しむことは、少しずつできなくなっていくようで……。でも、コムアイさんを見ていると、僕もまたあんなふうに、自然と戯れながら生きていく大人になれるんじゃないかなって、直感的に思うんです。

もうひとりは、磯村暖さん。『MEET YOUR ART』っていうYouTubeチャンネルで知ったんですが、「I COULD GO TO HEAVEN BECAUSE I ACTED AS I WAS SOMEONE ELSE THROUGH OUT MY LIFE(人生の間、誰か別の人物を演じてきたから、天国に行くことができた)」っていうメッセージが彫られた彫刻作品がすごく印象深くて。磯村さんの作品は、壊れかけで完成していないっていうところも、いまの自分と同じで、愛おしいなって思えます。

磯村さんの作品にも通じていることですが、もっと子ども心満載で、他人のことを許せる社会であってほしいと感じることがよくあって。失敗か成功かで見るんじゃなくて、姿勢や過程を愛してくれればいいなって思います」

Q5. 将来の夢を教えてください。

いまは表現のなかでも、俳優っていう仕事にやりがいや楽しさを感じているんですけど、ひとつに決めているわけじゃない。夢はいくつあってもいいとは思っていて。
なので、俳優以外の夢でいうと、空間作品をつくってみたいです。渋谷とかのでっかい街や、あるいは自然いっぱいのところで、外の世界と調和する、大きな作品でアクションを起こせたらなって思っています。

あとは、高校生活もエンジョイしたい。通信制の高校を選ぶ選択肢もあったけど、普通の高校の入学したからには、青春したいですね。青春はやっぱウチらでつくっていくものだから(笑)、いましかできないことに挑戦したいです」

望月春希のプロフィール

お名前:望月春希
年齢:15歳
出身地:東京都
所属:1カラット
趣味:遊ぶこと
特技:誰とでも楽しく話せる
大切にしている言葉:生きろ。

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Photo:Eri Miura
Text:Atsuko Arahata

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