タイムリーな話題から、カルチャー、さらには社会問題まで、さまざまなテーマについて、リアルな10代の声を聞くシリーズ「10代リアルVOICE」。
今回のテーマは「寒さ対策」について。1月も中旬を迎え、ピークを迎えつつある冬の寒さ。通学や部活、アルバイトなど、外で過ごす時間が多い10代は、寒さを乗り切るためにどのような工夫をしているのでしょうか。寒さから身を守るアイディアやヒントを、4人のティーンに探ってみました!
1. はやとさん「トレンドの『バラクラバ』をマフラーで再現しています」
「マフラーを『バラクラバ』のように頭からかぶって使っています。
『バラクラバ』は、頭から顔、首までを覆う防寒具のこと。マフラーの巻き方を工夫してフードみたいにすることで、冬の冷たい風から顔や首をしっかり守ってくれます。耳まで温かくしてくれるんです」
2. うのさん「繰り返し使える充電式の電気カイロは、とても便利です」
「充電式の電気カイロを使っています!
充電するとすぐに温かくなるし、繰り返し使えるのでとても便利です。
ほかにも、使い捨てカイロを長持ちさせる方法を先輩から聞きました。やり方は、袋から出した使い捨てカイロを密閉できるジッパー付き袋などにいれて保管しておくだけです。袋から出したときに再び温かくなるらしいので、今度やってみたいと思っています」
3. 井上滉太朗さん「寒さには『ヒートテック』がいちばんです」
「寒い冬は、『ヒートテック』で乗り切るに限ります。
ヒートテックを着ておけば、あとはなんでも、どうにでもなると思っています。本当に寒いときは、貼るカイロを腰のあたりに貼ることも。ちょっとした工夫ですが、ネクタイを締めるとあったかいですね(笑)」
4. 竹内伶さん「魔法瓶で手作りスープを作って、体を温めていました」
「制服がスカートなので、寒さ対策にタイツを履いています。タイツがないと逆に寒すぎて足が冷え切ってしまい、耐えられません。
部活で試合がある日は、一日中極寒の中で過ごすこともあって。そのときは、粉末スープの粉と魔法瓶に入れたお湯を持っていき、スープを作って飲んでいました。カップラーメンとかにも活用できるので、一日中外にいる人にはおすすめです」
現代ティーンは、アイディアを駆使して冬の寒さを乗り越えているようでした。例えば、マフラーの巻き方ひとつで再現できる『バラクラバ』。今年の冬も大流行しているアイテムですが、寒さ対策にトレンドも取り入れていて素敵ですね。ほかにも充電式カイロなど、サステナブルなアイテムが挙がっていました。新しい寒さ対策は見つかりそうですか?
常に進化し、新しいものを取り入れ続けるティーンたちの声を、これからもお届けしていきます。
Photo:Nanako Araie
Text:Serina Hirano