タイムリーな話題から、カルチャー、さらには社会問題まで、さまざまなテーマについて、リアルな10代の声を聞くシリーズ「10代リアルVOICE」。
今回のテーマは「イヤホン」について。スマホで音楽や動画を楽しんだり、リモートでの授業や会議などが当たり前になっている10代にとって、イヤホンは生活に欠かせないもの。ところで10代は、どんなイヤホンを使っているのでしょうか。やっぱり便利なワイヤレスイヤホンが多いのか、コスパのいい有線タイプか、それともヘッドホン派が多いのでしょうか。4人のティーンに、そのこだわりについて聞いてみました。
1. 美羽さん「音楽を聴く用と作業や会議用でイヤホンとヘッドホンを使い分けています」
「音楽活動をしていることもあって、イヤホンへのこだわりは強いタイプで、イヤホンとヘッドホン、どちらも使っています。ヘッドホンはDENONの『AH-GC30』を、音楽のリスニング用に使っています。買う前にいろいろ聴き比べて買いました。SONYやBOSE、オーディオテクニカの同価格のヘッドホンと比べて、さまざまな年代の音に合う、豊かな音であると感じます。値段はそこまで高くはないですが、丁寧で伸びやかな高音が良くて、気に入っています。わたしは低音が出すぎるヘッドホンが苦手なので、バランスのとれたDENONのヘッドホンが合うんです。ノイズキャンセリング機能が苦手なので、付いてはいますが使っていません。
イヤホンはSONYの『MDR-EX155AP』を使っています。英語学習やオンライン会議をする際はイヤホンですね。信頼できるものにしたかったので、SONYの有線タイプで、値段もそれなりなものにしました。ラグが起きたり、音が変化したりするのが嫌なので、イヤホンは有線が好きです。思ったより音が良くて、いつも巾着に入れて、ポケットに入れています」
2. 今井智紀さん「用途に応じてイヤホンを使い分けています。ミーティング時は有線のイヤホンにしています」
「イヤホンはふたつ持っていて、用途に応じて使い分けています。パソコンで使うのときは有線のイヤホンです。メーカーやモデルのこだわりは特にありませんが、パソコンでイヤホンを使うときは仕事のミーティングがほとんどなので、充電切れや接続トラブルを避けたくて。相手に迷惑がかかりかねないワイヤレスイヤホンは、使わないようにしています。
音楽やポッドキャストを聴くときは『ゼンハイザー』というドイツのメーカーのワイヤレスイヤホンを使っています。尊敬する先輩にすすめてもらったのが選んだきっかけです。耳へのフィット感がよくて、充電も長持ちするので、とても重宝しています」
3. あべしょーさん「オーディオテクニカのヘッドホンを使っています。やっぱり音質がいい気がします」
「普段はオーディオテクニカのヘッドホンを使っています。特に強いこだわりがあるわけではないのですが、音の良さが気に入っています。また、有線のイヤホンも使っていて、こちらはノーブランドのものを使っています。PCで作業するときなどは、有線を使うことが多いです」
4. さなさん「”スリコ”で買ったBluetoothイヤホンを愛用しています。2年経っても全然壊れないんです」
「愛用のイヤホンは、3COINS(スリーコインズ)で購入した、Bluetoothタイプのものを持ち歩いています。3COINS(スリーコインズ)のアイテムだけあって、価格はとても安いですが、最近は家電の種類も充実してきていますし、意外と物持ちがいいんですよね。このイヤホンは、もう2年ほど使っています。それに、値段の割には音質もとても良いので、いつも持ち歩いています」
イヤホン派とヘッドホン派はちょうど半々で、音楽用と作業用で使い分けているという声が目立つ結果となりました。イヤホンはとっても便利で、手放せないものになっている中で、世界的に”若者のイヤホン難聴”が懸念されているという情報もあります。特に、イヤホンをつけたまま寝てしまうと、耳への負担が大きいそうなので、要注意です!
Photo:Eri Miura
Text:Ayuka Moriya