あの人に聞く、“私の10代”ーー10人の言葉を、写真家・葵さんのベストフォトと共に振り返る
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あの人に聞く、“私の10代”ーー10人の言葉を、写真家・葵さんのベストフォトと共に振り返る

Steenz(スティーンズ)

あの人に聞く、“私の10代”」は、自分らしい生き方を実践している先輩たちに、インタビューを行うシリーズです。これまでに10名の先輩たちに登場してもらいました。ここで、インタビューの中で印象に残った、10代にぜひ届けたいメッセージを一挙に振り返ります。

本企画の撮影を担当している、2001年生まれの写真家・葵さんによる、青春の気配を帯びた写真とともに、いまを生きる10代を想う気持ちを感じ取ってください。

1.水溜りボンド・カンタさん「好きなら全力の熱量でやったほうがいい」

カンタ。相方トミーとの2人組動画クリエイター「水溜りボンド」のメンバー。1994年生まれ。

「僕はもう27歳ですが、20代前半で活躍しているYouTuber、たとえばコムドットとかと会って思うのは、本当にアツくて、熱量が異常だということ。これはYouTuberに限ったことじゃないし、どんなジャンル、いつの時代でも同じなんじゃないかなと思います。

普通なら『やめとこう』と諦めてしまうようなところでやり抜いた人が、他にないポジションを築いている。だから、今の10代の方々には、周りからヘンだと思われたり、ちょっと浮いてしまったりしても、好きなら全力の熱量でやったほうがいいよ、と伝えたいです」

2.モデル・山本奈衣瑠さん「明後日をがんばる」

山本奈衣瑠。1993年東京生まれ。「選択できる個人を増やすこと」を目指すフリーマガジン『EA magazine』編集長

「わたし自身、いまだにそうなのですが、『明後日をがんばる』くらいの気持ちで生きていくのがいいのかなって。先のことなんてどうせわからないんだから。でも、『今日をがんばる』だと目の前のことばかりで疲れちゃうし、明日が不安すぎる(笑)。明後日のことを考えれば、今日と明日はこうしてみよう、って前を向いて進んでいけます。わたし、1年後の目標なんて立てたことないですもん」

3.Essay代表・江連千佳さん「自分が満たされていないと、他の誰かや社会を幸せになんか、絶対にできない」

江連千佳。株式会社Essay代表取締役社長。2000年生まれ。

「私たちZ世代は、社会に貢献したいっていう意識が総じて高いと思います。人に優しくしたいし、社会をより良く変えたい。でも、自分が満たされていないと、他の誰かや社会を幸せになんか、絶対にできない。だって、自分も社会の一部なんだから。

だから、この記事を読んでくださった10代の方々には、まずは自分の体や心を良い状態にしてあげたうえで、人生の選択や挑戦をしてほしいと感じます」

4.HUG代表・haru.さん「自己プロデュースより、心がスパークすることを」

haru.(ハル)。1995年生まれ。東京藝術大学の在学中に『HIGH(er)magazine』を創刊。2019年6月、クリエイティブカンパニー「HUG」を設立。

「SNS時代の今の子は、わたしのころより自己プロデュース力が高くなっていますよね。けど、若いときは『こうしたら売れる』とか考えすぎず、心がスパークすることをたくさんやったほうがいいと思います。いまは無駄に思えるような、誰にも認められない、発表すらしない、そんな自分の中だけの大切な創作が、のちのちオリジナリティになるんです」

5.写真家・葵さん「複数のコミュニティに参加して、世界を広げる」

葵(あおい)。2001年生まれ。高校1年生のときから、フィルムカメラで学校生活を撮り始め、SNSで発信。プールで撮影した写真がTwitterで話題となり、「高校生写真家」として注目され始めた。

「いま、わたしが自分で納得のいく生き方をできているのは、10代のときに、どこかに偏らず、いろいろなコミュニティに出入りしていたことが良かったのかなと感じます。

学校のコミュニティをちゃんと楽しんでいたからいい写真が撮れたし、仕事で出会えたコミュニティにも参加していたから、人生の選択肢が増えていった。どちらも大事だったと思います」

※撮影は、葵さんがカメラを始めたきっかけをつくった写真家・吉葉陽花さんが担当。

6.COTOCOTO代表・山賀琴子さん「いちばん大事なのは、自己肯定感」

山賀琴子。1995年1月23日生まれ。北海道出身。青山学院大学卒業。2015年ミス青山グランプリに選ばれ、大手芸能プロダクションに入社。2019年1月23日に株式会社COTOCOTOを設立。

人生を楽しむうえでいちばん大事なのは、自己肯定感だと思います。それを獲得するためには、向上心を持って努力を継続し、自分との戦いに勝つことが必要。10代の方には、ぜひ自分らしい舞台で、その魅力を磨いてほしいと思います」

7.arca代表・辻愛沙子さん「人生は長距離走」

辻愛沙子(つじあさこ)。1995年生まれ。慶應義塾大学在学中、インターン先に2週間で入社。その後株式会社arcaを設立し、「社会派クリエイティブ」を掲げ「思想と社会性のある事業作り」と「世界観に拘る作品作り」を軸に、広告から商品プロデュースまで手掛けている。

「村上春樹さんが小説を書き始めたのは20代後半で、デビューしたのは30歳。人生は長距離走であることを忘れず、自分の本当の声に耳を傾けながら、一歩一歩を積み重ねていってほしいと思います

8.yutori代表・片石貴展さん「COOLよりFOOL」

1993年生まれ。2018年、インスタグラムアカウント『古着女子』を立ち上げ、初期投資0円の“インスタ起業”としてyutoriを創業。「9090」や「genzai」「PAMM」など複数のファッションブランドを運営。2020年7月、ZOZOグループへハーフジョインし、IPOを目指す。Forbes 30 UNDER 30 JAPAN 2020受賞。

好きなことがあって、のめり込んでいて、まわりから『イタい』とか思われてたら、もうそれだけで素晴らしい。すごくポジティブなシグナルだよ、って。

そういうはぐれ者が持つ、世の中とのズレや熱量から、yutoriはできてるんですよ。“COOLよりFOOL”。事業規模が大きくなっても、そういうスタンスを忘れずにいられたらと思っています。恥ずかしい、クサい、汚い……そんな気持ちを大事にしながら、一緒に『はぐれ者の勇気』を見せていきましょう、って言いたいですね」

9.イラストレーター・たなかみさきさん「失敗は、なるべくしないほうがいい」

たなかみさき。イラストレーター。1992 年 11 月 14 日生まれ。埼玉県出身。日本大学芸術学部を卒業後、熊本に移り住み、フリーランスのイラストレーターとして活動。現在は東京と熊本の二拠点で生活。主にグッズ制作、出版物、ラジオに関わりながら活動中。

失敗は、なるべくしないほうがいいんじゃないかな。もちろん、失敗で気づくことも多いし、失敗が悪いことばかりではないですけど、失敗するとトラウマでどんどん弱っていっちゃう気がするから。一方で、細かい失敗がないと、大きな挫折があったときにすごく大変そうだし、どちらもリスクはありますよね。

検索は……したほうがいいと思いますよ。すぐ検索するなって言う人もいるけど、その人たちも検索してるはずだし。検索をしてから自分で考えることだってできる。『ネットも他人が作ったモノ』と思えば、便利に活用できるんじゃないでしょうか」

10.SILENT SIREN山内あいなさん「休む=終わりじゃない」

山内あいな。1988年7月3日生まれ。SILENT SIRENベース担当。株式会社SAYN取締役。2019年キャラクター絵本出版大賞コンテストに入賞し、絵本作家デビュー。愛称は「あいにゃん」。

「10代のときって、何かを諦めると、『それで終わり』みたいに感じちゃうこともあるかもしれないけど、本当に好きなことだったら、一度離れたとしても頭の中にずっとあるし、『やっぱり好きだ、やりたい』って思えるときが来るはず。そこからまた、いくらでもやり直せると思うんだよね。

気持ち、お金、家族とか、いろんな事情で、好きなことを追い続けるのが難しくなったときは、『辞める』じゃなくて『休む』って考えるのも、正解なんじゃないかと思います」

写真家・葵さんより

最後に、本企画の撮影を担当している二十歳の写真家・葵さんに、レンズ越しに先輩たちの姿を眺めた立場から、コメントをいただきました。

「SNSなどで活躍されいる姿を見ていた方々の、いまに至るまでのお話を聞けたこの機会は、私にとってすごく貴重でした。撮影には、その方々の、無邪気だったり、素に近かったり……そんな姿を捉えられたらいいなと思い臨んでいました。これからもたくさんの方がSteenzの記事に出会っていくことを願っています!」

これからも、このシリーズでは、10代のみなさんが自分の個性を発揮して生きるヒントを教えてもらうために、先輩たちにインタビューを続けていきます。今後もお楽しみに!

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