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高校生向けインターンシップを企画。教育系スタートアップで働く大学2年生【金杉龍吾・19歳】

高校生向けインターンシップを企画。教育系スタートアップで働く大学2年生【金杉龍吾・19歳】

「気になる10代名鑑」の120人目は、金杉龍吾さん(19)。大学で教育や社会学を学びながら、教育系スタートアップ『アッテミー』で働き、さらに国立市にあるコミュニティスペースの運営にも関わっています。そんな金杉さんに、いま関心のあることや、大切にしていることについて話を聞きました。

■金杉龍吾を知る10の質問

Q1. プロフィールを教えてください。

「千葉県出身の19歳です。現在、青山学院大学に通いながら、『アッテミー』という教育系のスタートアップ企業で働いています。COOの方と知り合いだったことがきっかけで、高校3年生のときから続けています。

 

あとは、国立市にある『ひらくスペース』という、書店とコワーキングスペースを兼ねたコミュニティスペースの運営にも関わってます」

Q2. 具体的にはどんな活動をしていますか?

「アッテミーでは『高校生の進路選択を意志ある、豊かなものに』を理念に、高校生向けのインターンシッププログラムを企画したり、企業向けに営業したりしています。また、課外活動を行う高校生の、新しい活躍の場をつくったり、高卒就職者のキャリア支援を行なったりしています。

若い人の中には、情報不足や視野の狭さが原因で、満足のいく進路選択が出来ていない人が多いと考えています。なので、豊かな選択肢をもとに、自己決定のできる環境を作ることを目標にしています」

Q3. 大学では何を学んでいますか?

コミュニティ人間科学部という、比較的新しい学部で、社会学や教育学を専攻してます。ご近所付き合いやサークル活動など、小さなスケールの集団で、どのように人と人が関わり合うのか、どうすれば地域を盛り上げるエネルギーが生まれるのかに興味があります」

Q4. 教育学や社会学に関心を持ったきっかけは?

高校1年生から始めたバンド活動の一貫で、地元の千葉県銚子市で、学生バンドのコミュニティをつくったんです。いろんな人と関わりながらコミュニティを大きくするなかで、地域活性化に興味がわいてきて、大学で学びたいと思いました。

あと当時は、若者の教育や政治参加を考える学生団体でも活動していて、それを本格的に学びたいと思ったのも理由のひとつです」

Q5. 活動するなかで大切にしていることは?

支援を必要とする人を『弱者』と決めつけないこと。支援する人と、支援を受ける人、という枠組みをできるだけ作らないようにしています。

僕自身も、キャリア選択の支援をしながら、自分のキャリアに悩んでいます。常に柔軟さを忘れないことで謙虚になれるし、他人の可能性を信じることもできるのではないかと思っています」

Q6. 身近に影響を与えてくれた人はいますか?

高校2、3年生のときの担任の先生です。地域活性化や政治関連の活動をしていた僕に、専門的に学べる学問があることや、おすすめの本を教えてくれました。活動の中で感じていた課題や疑問を、アカデミックな視点から考えるヒントをくれた人です」

Q7. 趣味はありますか?

バンド活動が趣味で、特に、小学生からやっているドラムが好きです。音楽は何でも好きで、ボカロも聴くし、ロックやメタルも聴きます。あとは美術館にもよく行きますね。コンテンポラリーアートを見るのが好きです」

Q8. 最近新しく始めた挑戦はある?

「大学周辺のコミュニティ作りです。大学近くに住む学生を集めて、大きい鍋でつくった料理をシェアするとか、近隣住民同士でつながろうという活動をしてます

遊んでるのとほぼ変わらないんですけど、その中で、僕らの政治を実践してみたいんです。政治とは、小さな集団の中にも生まれるもので、料理という公共の財産を作り、そこからつながりが生まれて、やがて地域の枠を超えて、大きな政治にも目を向けることができたらアツいなと思っています」

Q9. 社会が「こうなってほしい」と思うことはありますか?

『みんなでつくりあげる』ことが意識される社会になってほしいです。特に政治の面は、自分の一票で政治や社会は変えられない、という無力感を持つ人が日本には多くて、自分の影響力を信じきれていないように感じます。もっと、みんなが自分の力を信じられる機会が増えていくといいと思うんです」

Q10. 同じ時代を生きる10代にメッセージをお願いします。

若いからこそできることはあるし、それをうまく利用して大人と関わることもできる。その枠にとらわれないように気をつけながら、『10代』や『Z世代』というラベルとも、うまく向き合えたらいいと思います。歴史から学んで、自分たちが目指す未来をつくっていきましょう」

 

■金杉龍吾の今日のファッション

ジャケット/nico and… シャツ・パンツ/古着 シューズ/VANS

「古着は、多少値が張るものでも、買って売ってを繰り返せるのでコスパがいいし、サステナブルという観点からも、取り入れることが多いです。年齢より歳をとってみられるので、いっそフォーマルな雰囲気でいようと思ってて、今日のような格好をよくします」

■金杉龍吾のSNS

★Twitter

 

 

Photo : Eri Miura
Text : Daiki Ido
Edit : Takeshi Koh

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Ayuka Moriya

エディター

1999年生まれ、秋田県出身。東京外国語大学 国際社会学部在学時よりライター・エディターとして主にインタビュー記事の執筆、ディレクションに携わる。Steenzでは、2021年ローンチ当初より「気になる10代名鑑」のコンテンツ制作を担当。

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