
「気になる10代名鑑」の244人目は、ひなみさん(15) 。都内で美術科を専攻している高校1年生。現在は同級生のレベルに圧倒されながらも、創作活動に励んでいます。将来的にも広告やデザインなどクリエイターとして活動していきたいと語るひなみさんが影響を受けたものや印象的な出会いなど、詳しくうかがいました。
ひなみを知るための5つの質問

Q1. どんな活動をしていますか?
「美術科の高校に通っています。美術系の高校に進んだ理由は、将来ゲーム関係の仕事に就きたいと思ったから。早いうちから美術について学んだり、技術を身につけたりしたかったんです。だけど、勉強をしていくうちに、いまはゲーム関係に限らず、広告など、幅広くデザインやクリエイティブに関わる仕事に興味が湧いてきました。
学校では、木炭デッサンや油絵、フレームワークや絵本制作などさまざまな創作を学んでいて。私の通っている高校の美術科には専攻がないので、いろいろな美術や芸術に触れることができるんです。
入学早々、まわりの子に圧倒されて、自分のレベルの低さを実感したので、刺激を受けながら、日々たくさん絵を描いています」
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Q2. 活動を始めた理由は?
「絵を描くことは小さいころから好きで、小学校4年生のときからお絵描き教室に通っていました。ダンス、書道、茶道、ピアノ、囲碁将棋……と、習いごとはいろいろやってきましたが、そのなかでいちばん楽しくて、続けられたのが絵を描くことでした。
特に勉強ができるわけでも、運動ができるわけでもなかったけど、絵を描くことは本当に好きで。だからずっと絵を描き続けていきたいと思って、美術系の高校に進学することに決めたんです」
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Q3. どんなことを大切にして活動していますか?
「自分だけしかできないこと、自分だからこそ表現できるものを意識して描くようにしています。
デッサンなど、技術的にうまくなるのはとても大事なことだし、もちろんそのスキルも必要だと思っています。でも、どう描くかという視点は唯一無二のもので、その視点次第で、相手に印象を強く与えられるか否かが決まると思っています。
学校やSNSなど、さまざまな人との関わりがあると、どうしても人と比べてしまって、『私はあの人よりもヘタだなぁ』とか思ってしまうことも。でもうまいとか劣っているとか、そういうことをずっと考えても仕方がないと思うんです。だって、自分は自分だから。
たとえ技術的には未熟だとしても、自分にしかできない、自分しか思いつかないことがあるんだと思うようにして、絵と向き合っています」

Q4. 影響を受けた人や作品などがあれば、教えてください。
「いちばん影響を受けたのは、ゲームの『スプラトゥーン』です。キャラクターや世界観、グラフィックデザインなど、すべてが理想的で、かっこいい世界が表現されていて。街中のグラフィティまで、緻密に描かれているんですよ。
私はよく、ゲーム作品のアートワークブックを見て、作品のルーツやこだわりを調べるんです。そうすると、つくった人や描いた人の頭の中を覗くことができて、わくわくするんです。
また、渋谷パルコにある『GAKU』の東京芸術中学というクリエイティブスクールでの出会いも印象的です。中学2年生のときから約1年半の間、クリエイティブや音楽、編集など、各ジャンルの第一線で活躍している人たちの講義を受けました。ここで受けた授業のおかげで、より一層、クリエイターとして働く将来への憧れが強くなった気がします」
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Q5. 今後の展望・将来の夢は?
「ゲームのクリエイティブをやってみたいと思う気持ちはずっとありますが、広告やデザインの仕事にも広く興味があります。
GAKUの東京芸術中学での課題で、『ラフォーレ原宿の広告をつくる』という課題があって。広告というのはアートではないので、消費者にメッセージを発して、実際に来てもらう必要がある。そういう点では、広告をつくることってめちゃくちゃ難しいけど、すごく楽しい仕事だなと思いました。
これからさまざまな経験をしていくつもりなので、どんなクリエイティブ活動をしていきたいか、手を動かしながら少しずつ考えていこうと思います!」

ひなみのプロフィール
年齢:15歳
出身地:東京都
趣味:ゲーム、絵を描くこと、本を読むこと
大切にしている言葉:人は人、自分は自分
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Photo:Eri Miura
Text:Ayuka Moriya