
起業ってなんか、難しそう。
だけど、原稿用紙たった1枚分の文章からはじめられるんです。
去る6月25日、これまでに「気になる10代名鑑」に出演してくれたSteenzCommunityのメンバーを対象に、TOKYO STARTUP GATEWAYによる「アイデア創出ワークショップ」が開催されました! 今回は、起業をすでに考えている人はもちろん、アートや社会問題に漠然とした関心を持つSteenz Communityのメンバーが、400字のアイデア創出に挑戦した様子を、Steenz運営のみぎらがお届けします!
今回講師を務めてくださったのは、TOKYO STARTUP GATEWAY運営事務局の上羽友香さん。教育支援の財団職員、日本語教育支援におけるマレーシア派遣を経て、現在はTOKYO STARTUP GATEWAY運営事務局で、コンテストの裾野拡大啓発やコミュニティの運営に携わられています。
感情の動きをアイデアに?!
まずはじめに、感情の動きからアイデアの種を発掘してみるワークからスタート!
今までの人生のこと、直近3か月のことを振り返って面白い!と思ったこと、感情が動いたことを各自で書き出しました!参加したメンバーたちが「最近暑すぎてイライラする」「課題に追われてめちゃくちゃ焦った」と書いたように、まず手始めにはこのくらいざっくりしていて問題ないそう。
就活でもよく聞く「自己分析」という言葉。少し難しそうな印象がありましたが、「自分の感情」という身近な視点から振り返ってみると、意外とスラスラと言葉にすることができました。だから、こうやって手を動かしてやってみることが大事だなと思います。
妄想を「やりたい理由」を探すきっかけに
続いて、あなたならどんな未来を作りたい?という問いかけから参加したSteenz Communityメンバーそれぞれが未来の妄想を書き出していきました。
「太らず美味しいものがたくさん食べられる世界🥺」「傘を持つと手が塞がれて邪魔だから、持たなくていい傘が欲しい!」
一見、個人的な悩みに見えるこれらの「困りごと」や「妄想」ですが、それこそが自分が「なぜやりたいのか」を考えるきっかけに繋がるんだそう。私は「本を読む時間がもっとほしい!!」と書きました。大学や課外活動をしていると本を読みたくても読む時間がないんですよね…
やってみたいことを400字に!
いよいよここまでで出したことをもとに400字のアウトプットを作っていきます。
400字では、これまで考えてきた
①どんな世界や未来を望んでいるのか?
②なぜその実現を望んでいるのか?
に加え、どうすればそれが実現できるのか?を付け加えて400字していくのだそう。
とはいえ、いざ400字を書こうとすると、「何から書けばいいの?」と迷ってしまうもの。そんな方のために、過去の出場者のエントリー例やインタビューをまとめたサイトや資料をご提供いただきました!
400字ワークブック
TSG STORIES
これらを見てみると、過去の受賞者たちも、最初は自分の想いや情熱を400字にぶつけるところから始めていたことがわかり、「自分にもできるかも」と背中を押される気持ちになります。
さらに、3つのキーワードをもとに400字が生成されるMEMESというサイトもあるとのことで、アイデアの幅を広げるのにとても使えるサービスだと思いました!
MEMES
なんとか私も400字のアウトプットが完成! 自分の分析をしながら、世の中をどうしていきたいのかをたった1時間の中でじっくり考えることができました。起業には興味があったけれどなかなかイメージができていなかった自分にとっては、貴重な経験になりました。最後に上羽さんが伝えてくれたのは、「行動の一歩目を踏み出してほしい。」ということ。
Steenz Communityメンバーの挑戦ははじまったばかり。あなたも、挑戦してみませんか?
TOKYO STARTUP GATEWAYとは?
TOKYO STARTUP GATEWAYは、東京都主催の、日本最大級のスタートアップビジネスコンテスト&コミュニティ!
コンテストには400字のアイデアだけで気軽にエントリーでき、 エントリー後は様々な機会を通してあなたのアイデアをブラッシュアップしていくことができます! 15〜39歳までを対象としており、過去には高校生の受賞者も。あなたの熱意を形にしていくことができる、コンテスト&コミュニティです!
詳細はこちらから!
締切迫る!! 今年のエントリーは7月6日 23:59まで! あなたも「たった400字」で挑戦を始めませんか?
「応募したことで、自分の”世界”が広がった」そんな声が毎年、寄せられているそうです。
この夏、あなたも一歩踏み出してみては?
★エントリーはこちらから!
https://tsg-etic.my.site.com/TSG/s/guest-page
(メールアドレス認証後にエントリー用のフォームが届きます)
Text:Akira Miyagi