Fashion&Culture

お気に入りの服は、何度だって生き返る。頼れるまちのクリーニング屋さん【キヨトカナのLOST IN PASSAGES】

お気に入りの服は、何度だって生き返る。頼れるまちのクリーニング屋さん【キヨトカナのLOST IN PASSAGES】

古着愛好家の悩み

私がよく着ているのは、安くて可愛い古着たち。高くても3,000円くらいのを選んで、いろんな組み合わせで自分らしく着るのが楽しい。👕この連載でも、いろいろなコーディネートをしてきたけど、全部お手頃価格なもので揃えてる◎

でも、ブランドにこだわりがあるわけじゃないからこそ、ほつれたり汚れちゃうと、あまり着なくなっちゃったり、捨てちゃったりする。

だから今回は、街のクリーニング店 「クリーニング光洋」でお古のバックを持っていってみることに👜°・*:.。.☆

クリーニング、デビュー戦

クリーニング店に行くのは初めてだったんだけど、お古のバッグが1000円位でピッカピカになって帰ってきた。安い!びっくり👀

もっと値段が高いイメージだったから、「こんなにお手頃なの!?」って。しかも、受け取ったとき、袋にきれいに入っていて、プレゼントみたいで嬉しくなった。🎁

私のクリーニングの記憶は、ひとつだけある。お母さんが大事にしまっていたコートに白い袋がかかっていて、「もう寒いから、これ着ていいよ」って譲ってくれたこと。あのとき、クリーニングされたコートがちょっと大人っぽくて羨ましかったのを覚えてる。

私にとって、クリーニングは“良い服”にだけ許される特別なケアってイメージだったから、まだ私には勿体ないのかも。なんて思ってたんだよね Oo。.(´-`)

でも、今回自分のバックをクリーニング屋に持っていってみて、もっと気軽にいいなって感じました☺︎:.。.☆

チャーミングな伝染

バッグを引き取りに行った日、店内には他のお客さんも何人かいて、みんなニコニコしてたのが印象的だったな。店員さんと楽しそうに世間話をしていて、まるで昔ながらの“ご近所の会話”みたいな空気。⸜🌷︎⸝‍

クリーニングのために来ているけど、何気ない会話ができるのも魅力のひとつなのかも。

中でもチャーミングだったのが店員さん。最後に「写真撮ろう!」って言ってくれて、わざわざ可愛い帽子を選んで被ってくれたのも嬉しかったな。👒

クリーニング屋さんって、ファッションに関係してるお店なのに、全然気取ってない。セレクトショップみたいに入りづらい雰囲気もなくて、むしろ地域の人の空気がそのまま詰まってる感じ。お客さんも店員さんも、みんなお茶目で、心に余裕がある感じがして、この空間にいると自分もそんな気持ちになれる。

このクリーニング店の雰囲気はきっとお客さんにも伝染するんだろうなぁ،، ✶

クリーニングで大人の階段?

服や小物を丁寧に扱うことって、こんなに気持ちがいいんだなって改めて実感ჱ̒˶ー̀֊ー́ )

新品みたいに蘇ってきたバッグを見て、「もっと大切にしよう」って思えたし、ちょっと大人になった気がした。ちゃんとクリーニングに出している人って、丁寧に暮らしてる感じがして、なんだかかっこいい。🌱‬‪

シミ抜きの方法も、ボタンの付け方も、スーツのアイロンがけも、大抵のことはYouTubeやブログで調べれば済むこともある。だからクリーニング屋さんに行く機会って全体的には減っているのかも?

ただ、ネットの情報だけじゃ難しいこともある。私は大型犬のハスキーを買っているから、服には、犬の毛がつきがち(笑)。🐶 コロコロで頑張っても、どうしても取りきれなくて、「もう無理かな…」って思っちゃうこともある。

でも、「それでも着たい」って思えるお気に入りはたくさんあるから、クリーニング屋さんに行こうと思った。だから、そういう時に頼れる場所があるって、やっぱり心強いしありがたい存在。

生活水準upしちゃうかも

番号がついたタグや、袋の中で整えられた服たちを見ると、“物を大切にする”ってこういうことなのかもって改めて感じる。

クリーニング屋さんに通うこと自体が、ちょっと背筋が伸びるような感覚で、「ちゃんと丁寧に暮らしてる自分」になれる気がする。私の将来のなりたい自分リストの項目に「クリーニング店に通う」のチェックリストが追加されたこの日でした🧼🪄

今回訪れたのは…

今回訪れたのは…

「クリーニング光洋」

下丸子駅から歩いてすぐ、住宅街の中に佇む街のクリーニング屋さん。洋服のクリーニングはもちろん、ボタン直しなどのちょっとしたお直しも丁寧に対応してくれる、頼れる存在。夜には光るネオンの看板が目印。

住所:東京都葛飾区小菅4丁目17−16
営業時間:8:00~18:00
定休日:日曜日

キヨトカナのプロフィール

東京のはずれにある大学に、実家の車で通う大学3年生。
キャンプと銭湯、愛犬のLINEスタンプづくりが趣味。音楽を聴きながら散歩するのが最高の癒しで、髪色は月に2回はチェンジする

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https://steenz.jp/20002/

Text:Kana Kiyoto
Direction:Yukiho Wakao

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