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グリーンで集中力アップを実感!観葉植物にハマるZ世代が増えている【Steenz Breaking News】

グリーンで集中力アップを実感!観葉植物にハマるZ世代が増えている【Steenz Breaking News】

世の中にあふれる情報から、10代が知っておくべき話題をお届けする「Steenz Breaking News」。今日は、観葉植物に関する話題をご紹介します。

観葉植物、育てていますか?

突然ですが、みなさんのお部屋に、グリーンはありますか? 毎日コツコツとお世話が必要で、何も喋ってくれないけれど、成長を感じさせてくれたり、花が咲いたりしたときの喜びは、何にも替えがたいものです。

では実際に、植物を育てているという人は、どんなことを考えながら植物と暮らしているのでしょうか。植物の販売や室内外の装飾事業をおこなう第一園芸株式会社が、国内に住む10~50代を対象におこなった、観葉植物に関するアンケート調査を見てみましょう。

普段から植物を育てている人が、どのくらいの数を植物を育てているのかを聞いてみたところ、「1~5鉢」が55%で、最多となりました。続いて、「6~10鉢」が26%、「11~30鉢」が13%、「31鉢以上」が6%となっています。6鉢以上と回答した人を合計すると45%。これは、2023年の同じ調査と比べると17ポイントも増加しています。

いくつか育てていると、もっと育てたくなるということでしょうか。確かに、水やりの手間を考えると、5鉢でも6鉢でも、それほど変わらないような気もしますね。

さらに、育てるうえで感じていることを聞いたところ、「植物が好きになった」という質問に対して、「よく当てはまる」が25%、「当てはまる」が51%となり、合計76%が「植物が好きになった」と回答しています。これは去年比で11%の増加です。

また、「他の植物にも興味をもった」や「手入れが楽しい」、「他の植物も育てはじめた」「もっとたくさん欲しい」などの項目も、2023年より増えていて、植物に対してポジティブなイメージを抱くようになった人が増えていることがわかります。

なぜ植物を育てているの?その理由にも変化が

そもそも、観葉植物を育てているという人は、どのように手に入れているのでしょうか。「観葉植物を入手した方法」について聞いたところ、「自分で購入した」と回答した人が75%もいました。やはり自らの意思で気に入ったものを見つけて、愛着をもって育てていることが見て取れます。

そこで「観葉植物を購入した理由」を聞いてみると、「好き/趣味だから」が79%。これは、2022年と比較すると22ポイントも増加した一方で、「インテリアとして」は2022年から20ポイントも減少しています。植物を育てること自体が好きで、「おしゃれだから」とか「かっこいい」といった、インテリア感覚で育てるのは流行でないのかもしれませんね。

さらに、植物を育てていて、何か特別な効果を感じているのでしょうか。「観葉植物の効果」について聞いたところ、最も実感があると回答されたのが「リラックス効果」で、26%の人が「とても実感がある」、48%が「実感がある」としています。

また、2023年と比較して最も多く伸びたのが「集中力UP効果」を実感している人で、9ポイントも増加しています。「集中力UP効果」を感じている人を年代別に見てみると、20代から10代の半数が「とても実感がある」「実感がある」と回答しています。

癒やしを得られて、なおかつ集中力UPするなら、育ててみたいかもと思いますよね。

何から準備したらいいか…という人には栽培キットがおすすめ

植物を育ててみたいけれど、園芸店に行ってもよくわからないし、鉢や土が大きいと部屋に置けなさそう……というのは、初心者あるあるです。そこでチェックしてみたいのが、栽培キット。さまざまなものがありますが、2024年7月にサントリーフラワーズ株式会社がリリースした「&Green life Plan」は、毎月3種類のおまかせ植物が届く、植物のサブスクリプションサービスです。

送料込みの毎月3,190円(税込)で届く定期便になっていて、お手軽な値段で始められるのも、初心者にうれしいところ。また、「パフカル」というスポンジ状の素材に植えるので、土を使わず水だけで育てられます。植えるための器も注文できたり、詳しい育て方がサイトに載っていたりと、初心者が困るポイントを押さえてくれてもいるので、まずはここから始めるのも良さそうです。

手元にグリーンをおいてみよう

観葉植物を育てる効果。ちょっとした空間に緑を増やしていけたらうれしいですよね。もちろん慣れてきたら、園芸店で直接、植物を見て選ぶのも良いでしょう。まずは便利なサブスクで、植物を育てる体験してからだと、自分が好きなものや楽しさを知ることができそうですね。

Text:Itsuki Tanaka

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Itsuki Tanaka

ライター

フリーランスのライター。食、農、環境領域 /博物館好き/コーヒー、アイス、チョコも好き。

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