「気になる10代名鑑」の766人目は、三島大毅さん(19)。学生団体同士が繋がれるコミュニティ『学生団体連合UNION』で共同代表を務め、学生の声を届けるための情報発信をしています。ワクワク感や高揚感を届け続けたいと語る三島大毅さんに、活動を始めたきっかけやファーストアクションを根掘り葉掘り聞いてみました。
三島大毅を知る5つの質問
Q1. いま、いちばん力を注いでいる活動は?
「学生団体や学生個人の輪をつなげていきたいという思いで、『学生団体連合UNION』の共同代表として活動しています。
『学生団体連合UNION』は、学生団体同士をつなげることを目的としていて、運営メンバーと一緒に『ユニラジ』というポッドキャスト番組の配信をスタートしたばかりです。学生団体の代表の方々に対してお話を伺いながら情報を発信していくラジオです。他にも、SNSで情報を発信したり、学生団体同士がマッチングできるようなイベントを企画したり、今後の活動を検討してます」
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Q2. 活動を始めたきっかけは?
「中学2年生のころにアニメ『名探偵コナン』の映画を見たのがきっかけです。心の底からワクワク感や高揚感が沸き上がる感じがして、いつの間にかアニメの世界に没頭していました。
高校2年生のころ、アメリカへ留学中にアメリカのアニメ熱が盛り上がってきていたので、それを目の当たりにして、アニメに対する探求心が湧いてきて。アニメについてひたすら調べたり、アメリカから日本のアニメ業界の方に、リモートで話を聞いたりしていました。
それがきっかけになって、探究することの面白さに気づいて。アニメ以外にも、金融やAR、経営とかの探求を続けているうちに、探究活動界隈の人たちとつながりたいと思うようになったんです」
Q3. 活動におけるファーストアクションは?
「『Discord』というコミュニケーションツールを使って、中学生や高校生がビジネス案を出し合う空間をプラットフォーム上でつくりました。
もともと探求活動はひとりでやっていたので、このプラットフォームを通じて、探究界隈の人たちとつながれればいいなと思って。そうしたら、以前所属していた『学生団体イノベーティ部』の元代表の方が入ってきてくれたんです。
探求活動に対する思いとか、学びやスキルを共有したいっていう気持ちが通じて、探究活動界隈の方々とつながることができました」
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Q4. 活動をするうえで、壁に感じたことはありますか?
「新しいことを始めるときに、必ずといっていいほど、反対の声があります。留学やアニメの探究活動もそうなんですけど、将来につながるのかって、反発を受けたこともありました。
実際にアメリカで探究活動が続けられるか不安な気持ちもありましたし、反対されることで諦めそうになったこともありました。
これからも、新しいことを始めるときは、いろいろな声があるし、きっと反対されることもあると思います。でも、それは目的を成し遂げるための壁だと常に思いながら進んでいこうと思っています」
Q5. 将来の展望は?
「『心の高揚感をかたちにする』という自分軸を大切にしながら、ワクワク感や高揚感を世界に届けていける人になりたいです。
探究活動や研究がしたいという学生がちゃんとサポートされるような社会にしていきたいと思っています。そのために、探究活動やビジネスに対しては真面目に取り組んでいくし、ただ真面目なだけじゃなくて、アニメやエンタメとかのワクワクした高揚感も大切にしていきたいです。
日本のエンタメを通して、世界に新しい世界観を届けられる人になりたいと思っています」
三島大毅のプロフィール
年齢:19歳
出身地:東京都町田市
所属:立教大学、学生団体連合UNION
趣味:麻雀、アニメ鑑賞、旅、アウトドア
大切にしている言葉:上には上がいる
三島大毅のSNS
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Photo:Nanako Araie
Text:Serina Hirano