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生理はタブーじゃない!デザイン重視の生理用品が増えています【Steenz Breaking News】

生理はタブーじゃない!デザイン重視の生理用品が増えています【Steenz Breaking News】

世の中にあふれる情報から、10代が知っておくべき話題をお届けする、「Steenz Breaking News」。今日は、デザインで選びたくなるおしゃれな生理用品についてご紹介します。

ポーチや紙袋で隠さなくてもOKな生理用品

生理用品というのは、持ち歩くときはポーチに入れて、また購入するときは紙袋に入れて……というように、「隠すもの」という印象がありますよね。しかし最近では、「生理のことをオープンにしていこう」という動きもあり、生理用品も、そのまま持ち歩きたくなるようなデザイン性のあるアイテムが続々と登場しています。

そこで今回は、バッグの中にそのまま入れられて、家でもインテリアに溶け込むような、かわいくて気分があがる生理用品を紹介します。

海外の雑貨みたいなポップなデザイン

オーガニック生理用ナプキン「The Week Sanitary Pad」は、かわいい輸入菓子やキャラクターグッズ、ステーショナリーが並ぶショップ、『PLAZA』のオリジナル商品です。ひと目見ただけでは生理用品とは気が付かないような、ポップなパッケージが特徴的。“コスメやお菓子を購入するように、生理用品をストレスなく、お買い物を楽しみながら購入してほしい”という思いから、海外の雑貨のようなデザインを採用されたそうです。

また、肌温度になじみやすく、ヒヤッとしにくい低刺激なオーガニックコットンを全面に使用しており、大切な生理の期間を心地よく自然体で過ごしてほしいという願いが込められています。

この商品、PLAZAのZ世代プロジェクト「Nice to meet me!」の第1弾アイテムとして発売されたもの。このプロジェクトは、新たな商品や情報との出会いを通じて、生理のタブーを少しずつ取り払い、PLAZAらしく、Z世代の生理の本音にそっと寄り添っていきたいという思いから始動したといいます。

また、大王製紙株式会社からは、写真家・映画監督の蜷川実花さんが手がける「M / mika ninagawa」とのコラボデザイン生理用ナプキン「エリス コンパクトガード」と「エリス 素肌のきもち」が数量限定で販売されました。第3弾は、『生理を取り巻く環境を明るくしたい』という思いのもと、蜷川さんセレクトのフラワーモチーフのデザインが登場。

持っているだけで気持ちが上向きになるようなビビッドな色合いのフラワーデザイン5種と、肌への優しさを表現したニュアンスカラーに、癒しのフラワー柄7種をラインナップしています。

そのまま置ける!生活に溶け込むシンプルデザイン

サステナブルな紙包装を活用した『エリス 素肌のきもち ナチュラルシリーズ』。パッケージと、個包装に使われている無漂白の紙包装によって、1枚あたりの使用プラスチック量(化繊含む)を、従来品に比べて約31%削減しされています。

また、二酸化炭素(CO2)排出量の削減効果が高いといわれている植物由来の材料を10%以上使用したボタニカルインキを、さらに表面シートには肌の負担を軽減するオーガニックコットンを使用。地球にも肌にも優しいうえ、シンプルで使いやすく持ち運びやすい、一石三鳥のアイテムです。

シンプルなものを使いたい人におすすめなのが、『無印良品』の生理用ナプキン。デザイン性を極力省いたボックスは、そのまま置いていても違和感がなく、さらに無駄を省いた真っ白な紙で個包装されているので、持ち運びにも便利。

羽なしタイプと羽ありタイプの2種類のボックスのほか、携帯用の2個入りボックスも販売。こちらはコンパクトなボックスに入っているので、持ち運びだけでなく、緊急時のために、学校などでの保管用にもおすすめです。

「生理をタブー視しない」という風潮はあるものの、オープンにするにはさまざまな障壁が残っているのも事実。こうしたおしゃれな生理用品が増えていくことで、選ぶ楽しみも生まれて、意識が変わっていくかもしれませんね。

Text:Anna Usui

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Anna Usui

ライター

フリーランスの美容ライター。海外市場やエシカルコスメなどを中心に、美容情報を取材、執筆。 

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