タイムリーな話題から、カルチャー、さらには社会問題まで、さまざまなテーマについて、リアルな10代の声を聞くシリーズ「10代リアルVOICE」。
今回のテーマは「外食」について。どんなお店に行っているのか、誰と行っているのか、頻度はどれくらいなのか……。さらに、どんなメディアでお店選びをしているのかまで、6人のティーンに詳しくうかがいました。
1. 山本大貴さん「インスタを参考に、都心のヴィーガンレストランによく行きます」
「ヴィーガンの情報を発信をしているInstagramの投稿を参考にしながら、都心にあるヴィーガンレストランによく行きます。ひとりでも行くし、家族や友達ともよく行きます。
よく行くのはヴィーガンビストロじゃんがら、2foods、Mr. farmer、ファラフェルブラザーズ、真さかなどです」
2. くるみさん「大学生になってから、外食の頻度が増えました。お店を調べるときはタグる!」
「高校生のときは、外食するのは月3〜4回程度で、休みの日に友達と、という感じでしたが、大学生になってからは、月8〜9回くらに増えました。授業の前や学校の後に友達と行くことが多いです。ひとりで外食することはあまりないけど、出かけたときに、休憩がてら、喫茶店にひとりでふらっと入ることはあります。
行くお店はInstagramで調べます。お店のごはんや雰囲気が写真で見られるから、とても便利。特定のアカウントを頼りにしているというよりは、地名を入れて『#●●グルメ』や『#●●ランチ』と調べています」
3. RINAさん「Googleマップでローカルなお店を見つけるのが好きです」
「最近はもっぱら外食です! ひとりで行くことは滅多になく、友達と行きます。ミーハーなお店よりも、ローカルでおいしいお店を見つけるのが好き。お蕎麦屋さんやタイ料理屋さんによく行きます。
私はInstagramで調べるよりも、Googleマップで調べる派。実際のお店の外観写真などを見て、ローカルな雰囲気のあるところを選んでいます」
4. 北村優斗さん「調べるときは、食べログなど。基本的には決まったお店に行くことが多いです」
「平日はほぼ毎日渋谷にいるので、知り合いの方や同僚と、渋谷ストリームの中にあるお店や近くのお店に行きます。ジャンルはラーメンや串カツ、中華などさまざまですね。
プライベートでは、毎週金曜日の夜に、家の近くにある和食屋さんに行くのがルーティーン。店長さんと仲が良いんです。お店を調べるときは、『食べログ』やGoogleマップ上に表示されている近隣のお店に行くことが多いです」
5. 車世栄さん「基本ほぼ外食。誰と行くかで、お店選びのツールも使い分けています」
「ほとんど外食です。週4回ほど友人や知人と一緒に、地元のファミレスや中華屋、居酒屋などに行きます。比較的敷居が低く、ある程度うるさくしても許容してくれそうなお店を、Googleマップで検索して行くことが多いです。
週2回ほどひとりで大好きな鮨や焼肉を食べに行きます。紹介してもらうこともあるし、SNS上でバズっていて気になった店舗に行くことも。味はもちろん、店舗の雰囲気やデザインを味わうんです。TikTok、食べログ、Instagramなども使いながら、お店選びをしています」
6. ななあげみさん「食べるのが大好きなルームメイトとチェーン系のお店に行くことが多いです」
「ルームメイトと、よく食べに行きます! ふたりとも『人生の中でごはんを食べてるときがいちばん幸せだよね〜』と言って、ついつい食費に月5万円くらいかけてしまうことも……。月末にいつも反省しています。
お肉と魚が大好きで、特に行きたいお店がなければ、スシロー、すき家、餃子の王将、牛角など、チェーン系のお店に行くことが多いです。東京のおしゃれなお店を全然知らないので、東京の喫茶店がたくさん載っている本を最近買いました。ちょっとずつ開拓していきたい!」
ティーンは外食を通じて、友達とのコミュニケーションを楽しんでいる様子。調べ方はInstagramが強いのかと思いきや、意外にも地図アプリや口コミ、評価サイトなど幅広く使われていました。
Photo:Eri Miura
Text:Ayuka Moriya