自分の好きなデザインをプリントできる“プリンタブルウェア”を、20年以上にわたり提供するブランド・Printstar(プリントスター)。同ブランドの2022年秋冬カタログに、Steenzに登場してくれたティーンが出演しました。
今回、Steenzが協力したのは、Printstarの人気アイテム「5.6オンスヘビーウェイトTシャツ」に、それぞれの個性を注ぎ込んだオリジナルTシャツをつくるという企画。カタログの誌面では紹介しきれなかった、ひとりひとりのTシャツに込めた思いとその着こなしを、一挙にご紹介します。
校則問題に取り組む安達晴野さんのテーマは「LIBERTY, WE SHALL OVERCOME」
「僕は生徒会長だった高校時代から、校則問題について関心を持っています。このTシャツでは、学校でぶら下げていたプラカードのデザインをそのまま採用していて、頭髪指導に反対するメッセージが込められています。校則関連のイベントに参加する際や、母校を訪ねる際に、このTシャツを着て行きたいですね」
ジェンダーレスアーティスト・泡沫/UTAさんのテーマは「多様性」
「ドラムを叩く自分やクールにキメている自分など……さまざまな自分を描いたイラストをプリントしました。それを、LGBTQIA+のモチーフであるレインボーの色に載せることで、“多様性”や“十人十色”というメッセージを込めたんです。弾き語りライブの衣装や、アーティストグッズとして、応援してくれるファンのみんなとおそろいで着たいと考えています」
スタイリストを目指す専門学生・RINAさんのテーマは「Twilight」
「私が選んだテーマは『Twilight』です。星が宝石のように輝く美しさと、どこか儚さを感じられる『トワイライトタイム』が、一日の中でいちばん好き。そんな世界観を、Tシャツに詰め込みました。いつか自分のブランドを立ち上げたとき、最初に作ったオリジナルウェアとして、このTシャツを広めていきたいと思います」
“NEOデコラ”を牽引する高校生・NICOさんのテーマは「自分を強く♪」
「普段着から、おしゃれ着まで、幅広く対応できるデザインを目指しました! シンプルな服装にも、デコラファッションにも使えるTシャツです。誰でも着やすいようにしたので、たくさんつくって、みんなで着るイベントもやりたいと思っています」
グラフィックデザイナー・工藤俊祐さんのテーマは「お人好し」
「人からのお願いされたことを断れない自分の性格を、『Please』の6文字と、両手を合わせたような図像を用いて構成し、表現しました。イメージしたのは、僕がデザインを始めるきっかけとなった60年代のスイスのグラフィックデザインの様式を思わせるような構成や色使い。このTシャツが、会話の種になったらいいなと思います」
メイドカフェ立ち上げを目指すふっきーさんのテーマは「ときめき、かわいい」
「私が思う“ときめき”や“かわいい”を詰め込みました。イラストはこのTシャツを制作するために、自分で描いたもの。モノクロな世界の中で自分の感性に鈍くなって、息苦しさを感じたとき、このTシャツを着て、かわいいものにときめく感覚を思い出したいです」
モデル・AMANEさんのテーマは「y2k summer girl★」
「普段からファッションのテーマにしている『Y2K』をもとに制作しました。スプレーアート風の加工で『Raspberry Icy GAL』とプリントして、そのまわりにカラフルなラインストーンを散りばめてみました。モデル友達と一緒に、海や夏を感じられる場所で着たいな」
大学生起業家・かわもとまゆさんのテーマは「自社ロゴTシャツ」
「私は現在大学に通いながら、起業家として、合同会社Self everyの代表を務めています。今回は、その会社で展開している中高生のキャリア支援サービス『TeenWorker』のロゴをプリントしたシンプルなTシャツを制作しました。色は、ホワイトとグリーンの2色。会社のメンバー全員で一緒に着て、イベントを運営したり、集合写真を撮ったりしたいです」
美大生・ピエロ大好き人間さんのテーマは「ホラー好きの、ホラー好きによる、ホラー好きのためのファッション!」
「身近にあるモノをグロくするのが好きで、普段からホラーな作品を造形しています。今まではグッズを中心につくってきたのですが、今回はアパレルということで、『内臓Tシャツ』をつくりました。飛び出る内臓の質感を、シリコンでリアルに再現したのがこだわりです。今年のハロウィンはこれを着て、友達にドッキリを仕掛けたいです!」
どんな個性も受けとめるPrintstarのヘビーウエイトTシャツ
今回は、ユニークな個性をもつ9名が、創造性あふれるオリジナルTシャツを完成させました。本企画で使用したのは、Printstarの「5.6オンスヘビーウェイトTシャツ」。57色のカラーバリエーション、15種類のサイズがそろっています。
「自分だけのオリジナルTシャツをつくりたい」「仲間とのおそろいのウエアを作成したい」というときは、豊富な商品ラインナップを誇るPrintstarを思い出してみてください。
Photo:Yusuke Iida
Text:Ayuka Moriya
Edit:Takeshi Koh