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目指すはロッキン!高校生が主催する高校生バンドだけのロックフェスに潜入【TEENS ROCK in TOKYO 2022】

目指すはロッキン!高校生が主催する高校生バンドだけのロックフェスに潜入【TEENS ROCK in TOKYO 2022】

6月19日(日)に開催された「TEENS ROCK in TOKYO 2022」。予選34組から選ばれた10組の高校生バンドが、「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2022」の出場権を目指して、アツいパフォーマンスを披露していました。目標に向かって努力し、クリエイティビティを発揮する10代を応援するSteenzは、10代が躍動するこのロックフェスに潜入! その模様をレポートします。

「TEENS ROCK in TOKYO 2022」とは?

「N高等学校」の生徒を中心とした運営スタッフ

「高校生ミュージシャンが集まり、自分たちの思いを込めた曲をパフォーマンスして、そこからさらにステップアップできる場をつくりたい」……そんな想いを胸に集ったN高等学校の生徒たちが主催した、初開催となるロックフェス、それが「TEENS ROCK in TOKYO 2022」です。開催のための資金も、高校生自らクラウドファンディングで募り、開始1時間で目標金額の50万円を達成しました。

​【高校生 クラファン開始1時間で目標金額 50万円達成】「TEENS ROCK in TOKYO」青春は自粛してはいけない!アマチュア高校生ミュージシャン日本一を決めるコンテストを…イフネスエンターテインメントのプレスリリース(2022年5月16日 14時00分) 高校生 クラファン開始1時間で目標金prtimes.jp

このコンテストの優勝バンドは自動的に、「ROCK IN JAPAN FESTIVAL」の出場権が与えられる「全国高校生アマチュアバンド選手権 TEENS ROCK 2022~GP FINAL IN HITACHINAKA~」に進出。その出場権をかけて、関東で活動する34組の応募から選ばれた10組のバンドが競い合います。

開場前の出演者・スタッフ全員での顔合わせ

①観客を意識したパフォーマンス力、②演奏の技術力、③バンドのイメージを表現するプロモーション力、④楽曲のクリエイティブ力、計4点から審査していきます。審査員を担当するのは音楽業界で活躍するプロとあって、出場者たちも気合十分! グランプリ・準グランプリ・優秀賞のほかに、会場内にきたお客さんの中から最も人気の高かったバンドを決める、オーディエンス賞も用意されています。

オープニングアクトは高校生バンド界からプロになった「クジラ夜の街」

オープニングを飾ったのは、ファンタジーな世界観が魅力の4人組バンド「クジラ夜の街」。2017年、高校時代にバンドを結成して以来、さまざまな音楽コンテストへの出場を果たし、「SUMMER SONIC 2019」にも出演。

出場するティーンたちの先輩にあたる彼らの、圧倒的な歌声とテクニックには、出場するバンドもすっかり魅了されました。会場もすっかり温まってきたところで、コンテストがスタート!

これが関東の最強ティーンロックバンド10組!

1組目:あいみるちゃわんむし

藤沢総合高校の5人組バンド「あいみるちゃわんむし」。女性4名+男性1名という編成で、耳にスッと馴染むポップなメロディと、躍動的なパフォーマンスが魅力。パワフルさと切なさをあわせもったボーカルにも注目です!

2組目:珈琲シュガー

千葉英和高校の4人組バンド「珈琲シュガー」は、さわやかさ全開の演奏を届けました。「ありのまま」は、まっすぐでいて力強さを感じさせる1曲で、歌詞に聞き入るお客さんもいっぱい。

3組目:花緑青

千葉英和高校の4人組バンド「花緑青」。小柄な見た目からは想像できない、女性ボーカルの力強い歌声と唯一無二のオーラに、引き込まれる人が続出! 曲もしっとりとしたものから、アップテンポなものまで幅広く、また演奏の完成度もかなりのもの。

4組目:ココラシカ

鷺宮高校の3人組「ココラシカ」は、オープニングから引き込まれる凝った演出が目を引きました。ギターレスバンドならではのおしゃれなサウンドが、会場の空気を一変。鍵盤を転がるように紡がれるメロディラインに、自然と体が動き出します。

5組目:The Bee’s Knees

法政高校の4人組バンド「The Bee’s Knees」は、甘さもありながらちょっぴりスパイシーな世界観が特徴的。キャッチーなワードセンスが光る歌詞が、安定したボーカルの歌声としっかりマッチして、会場内に響きわたりました。

6組目:MIRAIJI

都内の高校生4人で結成されたプロジェクト型バンド「MIRAIJI」は、英語のリリックも、各々のソロパートも、さらりとこなす実力派。それでいて、表層的なテクニックばかりでなく、深い精神性の表現力も……。審査員の口からは「高校生バンドおそるべし!」のひと言が!

7組目:デカルト

東京学館高校の4人組バンド「デカルト」は、全員が白い服を身にまとい、独特の存在感を放って登場。演奏を始めた瞬間、会場内を一気に、幻想的な世界に変えました。たゆたうように流れるボーカルの歌声と心地よいメロディラインに、オーディエンスも釘付けに。

8組目:Scarabaeus

立教新座高校の6人組バンド「Scarabaeusスカラベ」は、ツインギターにキーボードと、大人数ならではの厚みのあるパフォーマンスで圧倒。電子音を織り交ぜた独自のサウンドが織りなす、疾走感のある演奏に、こぶしが上がるほどの大盛り上がり。

9組目:ドウガネブイブイ

朋優学院高校の5人組バンド「ドウガネブイブイ」。女性ボーカルならではの透き通る声が耳に残る、さわやかなサウンドで、会場全体が聞き入りました。遊び心がちりばめられたギターのラインも、審査員から高く評価されていました。

10組目:レネット

武蔵丘高校の4人組ガールズバンド「レネット」は、恋愛ソングをフレッシュ全開に披露。さわやかな声色が甘酸っぱいリリックにもマッチして、初めて聴いてたのに思わずノってしまうような、キャッチーなメロディに思わず体が動きます!

ドキドキの結果発表!ロッキンにつながる切符をつかんだのは?

サウンドのテーストも、メンバーの個性も異なる、10組の高校生バンド。数多くのエントリーから選ばれただけあって、そのパフォーマンスは10代とは思えないものばかり。すべての演奏が終了した後、いよいよ、結果発表の時間です。果たして、ROCK IN JAPAN FESTIVALにつながる切符をつかんだのは、どのバンドでしょうか?

優秀賞は・・・「花緑青」

準グランプリは・・・「MIRAIJI」!オーディエンス賞も受賞

そしてグランプリは・・・「デカルト」でした!

ということで、全国選手権の決勝大会への進出が決定したのは、東京学館高校の4人組バンド「デカルト」でした。

甲乙つけがたい、卓越したパフォーマンスに、審査員からも「最後まで悩みに悩んだランキングだった」という苦悩の声が聞かれました。どのバンドが1位になってもおかしくない、ハイレベルな戦いだったようです。

Steenzでは後日、「TEENS ROCK in TOKYO 2022」出演バンドに個別インタビューを実施! ステージ上だけではわからない、彼らの音楽にかける思いについて、根掘り葉掘り聞いてみます。そちらもお楽しみに!

Text:Atsuko Arahata
Photo:Kaichi Komatsuzaki

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