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『建築×〇〇』で世界へ!大学に通いながら建築学校でも学ぶ、多忙なチャレンジャー【Yugo・19歳】

『建築×〇〇』で世界へ!大学に通いながら建築学校でも学ぶ、多忙なチャレンジャー【Yugo・19歳】

「気になる10代名鑑」95人目は、Yugoさん(19)。大学で経営を学びながら、この春からは夜間の建築学校にも通い始め、建築で世界に影響を与えるという目標に向けて、アクティブかつ着実に歩みを進めています。そんなストイックなYugoさんを深掘りしました。

■Yugoを知る10の質問

Q1. プロフィールを教えてください。

「19歳のYugoです。『建築×〇〇』で新しい概念を生み出し、世界に影響を与えるという目標に向かって活動しています。

ご縁があって、いまは学生ラウンジ『TOMOSUBA』で長期インターンをしています。今年から夜間の建築学校に通い始めて、大学との二刀流をしつつ、8月からは内装設計事務所でのインターンをすることも決まっています」

 

Q2. 活動について詳しく教えてください。

「『建築×〇〇』の〇〇の部分には、地域創生や福祉、スポーツなど、何でも入れることができます。建築を極めて、別の分野で活躍している人とタッグを組んで、建築が多分野に活きる……そんなおもしろいことができれば、と思っています。

そのゴールから逆算して、細かい目標を設定していて。まずは今年の目標として、SNSのフォロワーを1万人獲得して、知名度を上げること。そして大学生の間に、設計事務所でクライアントを持って結果を残すこと。

さらに大学卒業から25歳までの間は、海外の設計事務所に所属して、売れること。そうして影響力と実力を手にした状態で、20代後半までには、自由に建築の仕事をできるようになって、仕事の領域を広げられるようになる、といった感じです」

Q3. 建築に興味を持ったきっかけを教えてください。

「大学に入ってからの1年は、自分が何をやりたいか自分に問う期間にしたんです。そこで、プレイヤーも少なくて、いろんなことと掛け合わせて応用が効く建築っていいなと思って。

幼少期からものづくりは好きで、おもちゃはノコギリとトンカチと釘でした。よく妹と、庭の木を切って遊んでましたね。いま妹は、花を軸とした活動をしているんですけど、幼少期の経験が兄妹ともに影響してる感じがします」

Q4. 影響を受けた人がいたら教えてください。

「建築に興味を持ったこととは直接関係ないと思ってるのですが、たまたま建築系の仕事をしていた父が、いまの僕のメンターです。

よく父に、自分のやりたいことをプレゼンするんですよ。そうすると、だいたいコテンパンにやられて、改めて考え直してプレゼン……を繰り返しています。建築のことだけじゃなく、総合的に斜め上のフィードバックをくれるので、将来に向けて動くにあたって不可欠な存在です」

Q5. 普段はどんな友達と過ごすことが多いですか?

一緒にいるときには、思いっきりバカになれるような、高校時代の友達と過ごしています。一昨日も泊まりで遊んでました。しょうもない話をしたり、河川敷でサッカーしたり。

僕の活動は応援してくれてるけど、中身に興味を持つようなやつらでもないんで、完全に活動とは別の自分を見せられて、それはそれで楽しいです」

Q6. 趣味はありますか?

「正直、いまの活動自体が趣味みたいなもの。将来のために本を読んだり英語を勉強したりする時間も、とても楽しんでやっています。

ただ、家でぐうたら寝て過ごすことも好きで、僕に懐きすぎている猫と一緒に、よくゴロゴロしています。外に出ると自動的にオンモードになるですけど、家だと机に座ることすら面倒に感じて、布団の中にいることも多いです」

Q7. 「宝物」を教えてください。

父から譲り受けたネックレスと、妹との写真です。ネックレスは父が3本持ってて、それを僕と妹で1本ずつ譲り受けて、とても大切にしてます。幼少期から『いつか譲ってもらえたらな』って思っていたんです」

Q8. 生きるうえでのポリシーがあれば教えてください。

1%でも成長できると思ったら、挑戦すること。学校のグループワークで、デザイン経験がないのに『やってみる!』っていって挑戦して、企画をパーにしちゃったり、中学生のとき、生徒会に立候補して優等生の女の子に当然のようにボロ負けしたりとかしてるんですけど、どれも飛び込んでみたという意味では、いい経験だったと思います。

ただし軸がぶれると、中身が伴わず終わってしまうこともある。失敗を重ねつつ、自分の立場を客観的に見つめて、地に足をつけた挑戦をすることも、今後は大事にしていきたいと思ってます」

Q9. 社会が「こう変わればいいな」と思うことは?

誰もが挑戦しやすい環境になるといいな、と思っています。いまは『挑戦したい』という気持ちを押さえつける風潮が少なからずあると思うので、僕らの世代が大人になるまでには、変えていきたいですね。

結局、誰に何を言われても、100%自分を知っているのは自分だけ。だからこそ自信を持って、自分のことを非難する人には『何%自分のことを知っていて、そんなことを言ってるんだろう』と思うようにしています

Q10. 同じ時代を生きる10代に、メッセージをお願いします。

「お互いに切磋琢磨して高みを目指しましょう! 何か行動を起こしたい人は、挑戦する人が集まっているコミュニティに飛び込むことが大事だと思うので、そんなコミュニティが欲しい人には、僕のインターン先のTOMOSUBAがピッタリ! なんか宣伝みたいになっちゃいましたね(笑)」

■Yugoの今日のファッション

パーカー/LOS ANGELES APPAREL パンツ/EVISU スニーカー/Rick Owens ネックレス/CHROME HEARTS サングラス/Ray-Ban

「無機質でシンプルなデザインが好きなのは、空間のデザインをするときも、服を選ぶときも一緒です。探しに探して、秋葉原のお店で買ったイヤホンは、特にそれを象徴していると思っています」

■YugoのSNS

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Photo:Eri Miura
Text:Ayaka Shinada
Edit:Takeshi Koh

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Ayuka Moriya

エディター

1999年生まれ、秋田県出身。東京外国語大学 国際社会学部在学時よりライター・エディターとして主にインタビュー記事の執筆、ディレクションに携わる。Steenzでは、2021年ローンチ当初より「気になる10代名鑑」のコンテンツ制作を担当。

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