Teen's Snapshots

参院選の模擬選挙を企画。「財政教育」をテーマに20人の国会議員に働きかけた高校生【服部将昌・18歳】

参院選の模擬選挙を企画。「財政教育」をテーマに20人の国会議員に働きかけた高校生【服部将昌・18歳】

「気になる10代名鑑」の1058人目は、服部将昌まさあきさん(18)。財政教育をテーマに活動する学生団体の代表として、政策提言やイベント企画に携わっています。高校2年生で転校をして現在の活動を始めたと話す服部さんに、当時のエピソードや印象に残っている出来事について詳しく聞きました。

服部将昌を知る5つの質問

Q1.プロフィールを教えてください。

N高等学校政治部に所属しながら、学生団体『財政教育フロンティア』の代表として、日本の財政社会保障についての政策提言やイベント運営を行っています。

少子高齢化が進行するなか、日本の財政は厳しい状況にあると思っていて。だからこそ、僕たち将来世代が大きな影響を受ける財政保障の問題について、中長期的な視点で政策議論ができる環境をつくるために活動しています。

先日は、中高生を対象に学び、参議院選挙を疑似的に体験してもらうイベントをおこないました。選挙権を持たない生徒にも各党の掲げる政策を学んでもらう機会になったと思っていて、個人的に手ごたえあるイベントができたと思っています

Q2.活動をはじめたきっかけは?

いころいて、てきたことや、真山仁さんの『オペレーションZ』という本を読んで財政に関心を持ったことが、自分の行動の根幹にあると思います

高校1年生のときに野球部を辞めて、なにか他にやってみたいことがあるんじゃないかと考えていたときに知ったのが、N高等学校の政治部だったんです。YouTubeを見て、これだと思って。自分も政治部に入部したいと思って、そのまま高校2年生のときに転校しました」

Q3.活動をしているなかで、印象的だった出来事は?

今年の4月から6月にかけて、約20人の国会議員に政策提言を行ったことです。

まず、財政の現状と課題について、政府や関係機関のウェブサイトや研究論文を調査して、財政教育の拡充が必要なのではないかという仮説を立てました。その後、専門家に意見を仰いで完成した政策を、現場の政治家に提案したんです。

政策提言をして驚いたのは、想像していたよりもよい反応が返ってきて、るひとたことですね育とのなのかいひともいたので、にどこを目指すものなのかを知ってもらったり、議員目線で現実的にどんなあるのかクをもらえたりしたで、自分自身もとても勉強になりました

Q4.活動の中で、悩みがあれば教えてください

学生団体の運営に関して、少し悩んでいる部分もあります。メンバーは現状ふたりだけで、財政に特化したものなので、同じ志や価値観を持ったメンバーを集めることが難しくて。

でも、イベントを通じて『政治や財政はもっと難しい問題だと思ってた』と、身近に感じてくれるようになったひとも増えたので、今後は少しずつ大きな組織にしていければいいなと思っています

Q5.将来の展望は?

活動のキャッチフレーズは、『今だけでなく将来に責任を、財政から』です。若い世代であるたちや、その送りされることのない社会を実現したい。いまていくことを訴えていきたいです。

将来はまだ明確には決まっていませんが、政治家や官僚、議員秘書、報道記者、社会起業家などに興味がありますどんなかたちでも、財政や社会保障の課題解決に関わる仕事に就きたいですね

服部将昌のプロフィール

年齢:18歳
出身地:埼玉県白岡市
所属:N高等学校、N高グループ政治部、学生団体財政教育フロンティア、日本若者協議会
趣味:野球、旅、音楽を聴くこと
特技:寝ること
大切にしている言葉:「為せば成る」

服部将昌のSNS

★Instagram

 

この投稿をInstagramで見る

 

服部 将昌(@masaaki_0753)がシェアした投稿


Photo: Nanako Araie
Text: Yuzuki Nishikawa

SNS Share

Twitterのアイコン

Twitter

Facebookのアイコン

Facebook

LINEのアイコン

LINE

Yuzuki Nishikawa

View More