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キャッシュレス?それとも現金?現代ティーンの支払い方法の実態を調査【10代リアルVOICE】

キャッシュレス?それとも現金?現代ティーンの支払い方法の実態を調査【10代リアルVOICE】

タイムリーな話題から、カルチャー、さらには社会問題まで、さまざまなテーマについて、リアルな10代の声を聞くシリーズ10代リアルVOICE

今回のテーマは「決済方法」について。さまざまな店舗でPayPayやLINE Payなどのキャッシュレス決済が導入され、キャッシュレス化が進んでいます。近年では、お小遣いやお年玉も電子マネーで、という家庭もあるのだそう。いまを生きる10代は、キャッシュレス派か、現金派なのか、普段の支払い方法から、それぞれの決済方法の魅力や本音まで探ってみました。

1. 舟橋遼亮さん「幅広く使えて管理もしやすいPayPay派。でも、いまだに現金の必要性も感じています」

長野県飯山市の古民家をリノベーションし、疲れた人が立ち止まることができるような宿泊施設をつくるための活動している、19歳。

「PayPayが投資や自動車保険にまで広がってきているので、普段の支払い以外でもPayPayを使っています。

キャッシュレスは、使った金額が自動で記録されるので、お金の管理がすごく楽なんです。逆に、現金だと何に使ったかをレシートで確認しないといけなくて、ちょっと面倒だなって思います。

ただ、現金だけのお店があったり、お年玉やお小遣いは現金の方がもらった実感があってうれしいので、まだまだ現金は必要だと感じています。キャッシュレス決済が便利なのは確かだけど、現金がある安心感も大事なので、これからもバランスよく使っていきたいです」

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2. 榊原さん「現金は必要だけど、本音はすべての支払いがキャッシュレスになってほしいです」

医学部で日々学業に励みながら、中高生向けのヘルスケア課題解決プログラムに参加し、活動の運営にも携わっている19歳。

「普段はキャッシュレス派です。

キャッシュレス決済は、お店での支払いがスムーズにできて、店員さんや他のお客さん時間を待たせることもないので便利だと思います。ポイント還元やキャンペーンなども魅力的で、かしこく買い物ができるとなんだか嬉しく感じます。

ただ、旅行先での小さなお店や、公共料金の支払いで、現金が必要になるときもあるので、ある程度の現金は常に持っておく必要があると思っています。全ての支払いがキャッシュレス決済になれば、ラクで管理もしやすいな、というのが本音です」

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3. 有楠さん「安全性を考えて、キャッシュレス決済には踏み出せていないです」

サブカルチャーを通して、思春期の高校生たちが言葉にできない感情を言葉にするプロジェクトを立ち上げた17歳。

「基本的にキャッシュレス決済は使わずに、現金で過ごしています。

未成年なので、安全性などを考えて、キャッシュレス決済には踏み出せていません。現金は、どこでも使えるし、安全で便利だと思っています。 使いすぎを防ぐためにも、現金のほうが管理しやすいと感じています」

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4. 志賀遥香さん「キャッシュレス決済と現金を使い分けています」

小学生のころから日本舞踊を始め、名取試験にも合格し本格的に活動している、17歳。

「現金とPayPayの両方を使っています。

支払いはPayPayで済ませることが多いのですが、対応しているお店が近くに普及していないことや、現金振込が必要な場面もあって。完全にキャッシュレス決済だけにはできていません」

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キャッシュレス決済だけのお店が増えてきていることもあり、キャッシュレス派が多そうだと感じていましたが、安全性や浪費防止、キャッシュレス決済が進んでいない地域もあることから、現金派のティーンも多くいるようでした。ただ、キャッシュレスオンリーになったらいいのに、という声も。トラブルや浪費には気をつけながら、自分に合った決済方法を見つけていきたいですね。

Photo:Nanako Araie
Text:Serina Hirano

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Serina Hirano

エディター/ライター

東京と静岡の二拠点生活。リアルを懸命に生きている若者を応援するため、パラレルワーカーとして活躍中。インタビュー記事を基点とし、学生やスターアップ企業、まちづくりの領域まで幅広く活動しています。ライター兼ディレクターとして、2024年からsteenzに携わる。

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