Teen's Snapshots

日本のミュージカル業界の問題解決にコミットしたい!演劇プロデューサーをめざしてアメリカ留学へ【島﨑みちほ・18歳】

日本のミュージカル業界の問題解決にコミットしたい!演劇プロデューサーをめざしてアメリカ留学へ【島﨑みちほ・18歳】

「気になる10代名鑑」の676人目は、島﨑みちほさん(18)。幼少期のミュージカル鑑賞をきっかけに演劇に興味をもち、子役や裏方などの経験を経て、現在はステージマネジャーやプロデューサーになるための勉強しています。島﨑さんの思いや、その思いの源について語っていただきました。

みちほを知る5つの質問

Q1. いま、いちばん力をいれていることは?

「小さいときからミュージカルが好きで、以前は演じる側をめざしていましたが、いまはステージマネージャーやプロデューサーになって、日本のミュージカルの発展に寄与したいという思いで、さまざまな活動をしています。

具体的には、ミュージカル俳優・クリエイターの西川大貴さんが設立した『合同会社黒猫』のインターンとして、ミュージカル公演などの制作アシスタントのお手伝いをしながら、業界の方にインタビューを行なっています。

他にも、業界の改善や未来のための情報発信をしていて、ミュージカルの裏方に関するワークショップを小学校で開催したり、大学受験の体験談や演劇専攻としてアメリカの大学受験についての情報をnoteに書いたりしています」

 

この投稿をInstagramで見る

 

Michiho/ ミチホ(@michi._.des)がシェアした投稿

Q2. 活動を始めたきっかけは?

小さいとき、ミュージカルの『アニー』を観たのがきっかけです。親としては、単にいろんなものに触れさせようと思っていたようなのですが、同じ世代の子がステージに上がっているというのが印象深かったみたいで、『やってみたい!』と言って、小学生から中学生2年生ごろまで、子役として活動していました。

なので、もともとはミュージカル俳優をめざしていましたが、学校の文化祭実行委員で、舞台公演の裏方に携わったことで、制作側にも興味がわいてきて。誰かと競って役を取り合うより、自分がもっているコミュニケーションスキルを活かして、現場をまとめる役割が合っていると感じたんです。

それで、早いうちにいろいろな経験を積もうと考えて、演劇やミュージカルに関するさまざまな活動に携わるようになりました」

Q3. 活動する中で、印象的だった出来事を教えてください。

今年の3月、P.A. Tokyoという団体が主催する『ミュージカルクリエイター交流会』に参加しました。そこには第一線で活躍されている俳優・作曲家・脚本家・プロデューサーの方々が参加されていて、作品を発表したり、今後のミュージカル業界についての展望などを共有するという内容でした。

イベントに参加する前も、業界の方にインタビューをしたり、本を読んだりして、業界の実体把握をしてきたし、いろいろ自分なりに考察してきたのですが、やっぱりまだ高校生ということで、その考察が合っているか、検証するのが難しいとずっと感じていて……。

でも、この交流会で、現役のプロデューサーや俳優の方がお話ししているのを聞いて、自分の考察が間違っていないことを確かめられました。これまでの努力が実ったような気がして、とても嬉しかったですし、逆に新しい情報も得ることができたので貴重な経験でした」

Q4. 活動する中での悩みはありますか?

「高校生であることが、わたしにとっていつも悩みの種でした。

高校生ブランドを活かして、お話を聞かせてもらえることはあっても、実際に現場に触れたい、働いて経験を積みたいとなると『いまの君に何ができる?』って感じて。優しくはしてくれるけど、中には入れないっていうのがあって。でも、いまのインターン先でも仕事を任せてもらったりしているので、本当はできるのに、高校生だからさせてもらえないっていうのは、悔しかったですね。

あとは、単純に同じような夢や問題意識を持った同世代に出会うことができないことも悩みのひとつです。ミュージカル好きな子はいるんですけど、課題を解決していこうという目線が合う人はまだいないので、今後、そういう出会いには期待したいです」

Q5. 今後の展望は?

9月からアメリカのフォーダム大学へ進学し、演劇とビジネスを勉強します。このふたつをつないで、日本のミュージカル業界に新しいビジネスモデルをつくりたいんです。

日本のミュージカルは、ビジネスモデルに構造的な問題があると考えていて。日本では会社が劇場をもっていて、会社が資産としての劇場をどう動かすかに焦点が当てられがちですが、アメリカではそこが分離していて。思いついた人がキャストを集めて、劇場を活用して……という、よりクリエイティブな創作のサイクルがあるんです。

日本とアメリカの文化の違いなどもあるので、どちらが正しいということではないと思いますが、大学でそういったことも学び、舞台芸術という、アートとビジネスが両立できる新しいビジネスモデルを生み出したいと思っています」

みちほのプロフィール

年齢:18歳
出身地:東京都
所属:Fordham University ・合同会社黒猫
趣味・特技:演劇鑑賞・音楽全般・アニメ・漫画・小説・ダンス
大切にしている言葉:良い芸術は心健やかな者には問題提起となり、心病む者には救いとなる、良い芸術は最も普遍的なことを最も個人的に伝える

みちほのSNS

★Twitter

★Instagram

 

この投稿をInstagramで見る

 

Michiho/ ミチホ(@michi._.des)がシェアした投稿

★note

ほちみ|note
Theatre/ Stage Managementでアメリカとイギリスの4年制大学を受験した経験を書きます。トビタテ留学…
https://note.com/hochimi_theatre

Photo:Eri Miura
Text:Honori Kukimoto

SNS Share

Twitter

Facebook

LINE

Honori Kukimoto

ライター

View More