世の中にあふれる情報から、10代が知っておくべき話題をお届けする「Steenz Breaking News」。今日は立川・国営昭和記念公園で開催される「東京蚤の市’24 SPRING」についてご紹介します。
フリーマーケットの枠に留まらない一大フェスティバル
View this post on Instagram
都内最大級の蚤の市として、2012年より開催されてきた「東京蚤の市」。「蚤の市」とは、ヨーロッパにルーツをもつフリーマーケットのことで、古き良きものや文化を大切にするヨーロッパなどでは、大変盛んです。
昨年秋の開催時には3日間で6万人を超える来場者を記録するなど、根強い人気を誇る「東京蚤の市」。ワークショップやライブステージなども充実しており、単なるマーケットではなく、エンターテインメントの祭典なのです。
5月末から開催される「東京蚤の市’24 SPRING」は、新緑が鮮やかな国営昭和記念公園が舞台。珠玉のアンティークやヴィンテージアイテムを中心に、アジアの手仕事雑貨やアウトドア、リラクゼーションまで、一般的な「蚤の市」の枠を超えた、さまざまなエリアが登場します!
こんなエリアまで!多彩なジャンルが集結
総勢292組の出店者やパフォーマーが集結するこのイベントですが、古道具や古着以外にはどのようなジャンルの出店があるのでしょう。例えば、鉄道をテーマにした小物や切符づくりが体験できたり、紅茶や台湾茶など至高の一杯を楽しめるティーエリアがあったり、異国情緒あふれる北欧にまつわる家具や雑貨を見て回ったりなど、盛りだくさんです。
どのエリアから見るか迷ってしまうほど、多くのジャンルが集結しているので、事前に公式SNSなどで情報収集することをおすすめします。
イベントを盛り上げるさまざまなプログラムにも注目
View this post on Instagram
「東京蚤の市」の楽しみ方は、買い物だけではありません。野外フェス気分を味わえる、アーティストによるライブステージや、大人も子どもも一緒に参加できるキッズステージ、貼り絵やチャーム制作といったものづくり体験のワークショップなど、多くのプログラムが予定されています。
筆者のイチ推しは、「物々交換の本棚」。会場に用意された本棚に本を1冊持ち込むと、好きな本を1冊持ち帰ることができるシステムです。タイトルが見えないようラッピングするというルールがあるため、帰宅してから開封するドキドキ感も楽しみのひとつ。お気に入りの本が誰かの手にわたり、循環していくのもうれしいですよね。
新エリア「和もの街道」など今回の見どころ
View this post on Instagram
「東京蚤の市’24 SPRING」では、新たな取り組みや企画も登場。伝統工芸など日本にスポットを当てその魅力を再考する「和もの街道」、小学生の子どもたちが主体となり運営される「こども蚤の市」、音楽ライブ中心であったライブステージにお笑いステージが加わるなど、パワーアップしています。
古くて新しい「蚤の市」から、目が離せない!
春の風を感じながらお買い物やアトラクションをたっぷりと堪能できる「東京蚤の市」。筆者が以前訪問した際、「1日では回りきれなくて、2日間かけてじっくりと楽しんだ」というファンの声もよく耳にしました。このイベントでしか出会うことのできないアンティーク雑貨や家具との一期一会の出会い、ぜひ楽しんでみてください。
「東京蚤の市’24 SPRING」概要
会場:国営昭和記念公園
住所:東京都立川市緑町3173 みどりの文化ゾーン ゆめひろば
日程:2024年5月31(金)〜6月2(日)
入場料:前売り券¥1,500(オンライン販売)
当日会場販売チケット2,000 円
手紙社の部員限定・先行入場デジタルチケット:1,500 円
URL:https://tokyonominoichi.com/
Text:kagari