世の中にあふれる情報から、10代が知っておくべき話題をお届けする「Steenz Breaking News」。今日は、この春生まれたばかりの動物の赤ちゃんと会える動物園や牧場をご紹介します。
春はベビーラッシュ!お祝い気分で動物園&牧場に行ってみよう
さまざまな動物が見られる動物園や牧場。「保育園や小学校の遠足では行ったけれど、最近は行ってない」という人も多いのではないでしょうか。
春の動物園や牧場は、気候的にも気持ちよく見られるうえ、赤ちゃんが生まれるシーズンでもあります。生まれてすぐのタイミングだと、赤ちゃんとお母さんの健康に配慮し、お披露目されないことも多いのですが、5月くらいからいよいよお披露目が始まる! というわけで、いまこの時期にしか見られない、ベイビーの姿を見に、お出かけしてみるのはいかがでしょう。
24頭もの赤ちゃんヒツジが誕生!元気なミルクタイムも見られるマザー牧場
千葉県富津市の「マザー牧場」は、250ヘクタールの広大な敷地に、ウシやヒツジ、ウマ、アルパカなどの動物が飼育されていて、人気のレジャースポットです。2月22日からヒツジの出産ラッシュが始まり、なんと合計24頭もの赤ちゃんが誕生したそう。
マザー牧場では、元気に生まれてきた赤ちゃんヒツジたちは、基本的にお母さんヒツジが与える母乳で大きくなります。しかし、お母さんヒツジのミルクの量が少なかったり、健康状態に問題があったりするときは、人工哺乳などをおこない、人間が成長をサポート。
その様子は「赤ちゃん羊のミルクタイム」として、毎日数回開催している人気イベント「シープショー」の中で披露されます。6月2日(日)までの期間限定ですが、しっぽをフリフリしながら、一生懸命にミルクを飲む様子を見ることができます。
親子で模様が全然違う!マレーバクの赤ちゃんが見られる群馬サファリパーク
広大な園内を車でめぐる、群馬県富岡市の「群馬サファリパーク」。自家用車での利用が知られていますが、園内バスも運行しているため、車をもっていない人や、運転できない人でも楽しめる施設です。
そんな群馬サファリパークでは、4月3日(水)、マレーバクのオスの赤ちゃんが誕生しています。
グレーと黒のはっきりした模様のお母さんに対し、赤ちゃんバクはまだら模様! でも、鼻が少し長いところや耳の形などで、親子であることを確認できます。
5月11日(土)から7月12日(金)までの土日祝は、マレーバクの放飼場近くまで行ける特別バスツアーも実施されます(バス代ひとり1,500円、入園料別途)。赤ちゃんバクを間近で見て、親子の模様の違いを観察する貴重なチャンスです。
たくさんの動物の赤ちゃんが誕生!伊豆シャボテン動物公園
静岡県伊東市にある「伊豆シャボテン動物公園」は、多くの動物と触れ合うことができる、アクティビティ動物園です。こちらでは、さまざまな動物の赤ちゃんが、2024年の春に誕生! プレーリードッグ、カピバラ、パンダヤギ、クロキツネザル、ミーアキャット、ワオキツネザルと、たくさんの赤ちゃんが見られます。
👀💕#伊豆シャボテン動物公園🌵
(∩´。•ω•)⊃ドゾーhttps://t.co/gbh8kFPyzf#動物 #ブログ #ワオキツネザル
— 伊豆シャボテン動物公園公式ツイッター (@izushabotenpark) April 13, 2024
赤ちゃんを見るだけでも1日がかりになりそうなベビーラッシュ! 赤ちゃんたちは、さまざまなことに興味津々で、いろいろな表情を見せてくれます。動物ごとに異なる親子の関係性や、赤ちゃんの暮らし方を見るのにぴったりです。
ローザンベリー多和田では世界一かわいい羊の赤ちゃんが誕生!
滋賀県米原市にある観光庭園「ローザンベリー多和田」では、スイス原産の羊であるヴァレーブラックノーズシープに、赤ちゃんが誕生しました。このヴァレーブラックノーズシープは、「世界一かわいい羊」ともいわれる、とても希少な羊なのだそう。確かに、白い毛皮に黒い肌がキュートですよね。
おはようございます☀️
午前中は元気に走りまわり、午後からは遊び疲れて寝ていることも、笑
可愛い💕
ヴァレーブラックノーズシープの赤ちゃん。21日まで、名前を募集中です♪
わくわくファームで待ってます🤗
ガサガサ、ガサガサ
お母さんが、となりで干草を食べてます。 pic.twitter.com/pWGk6n6YOR— ローザンベリー多和田 (@rb_tawada) April 19, 2024
ローザンベリー多和田では、4月27日(土)から5月6日(月祝)までの期間、ミルクあげ体験が開催される予定(各日13:20~、1日1組様限定)。世界一かわいい赤ちゃん羊との時間を過ごせるチャンスです。
動物の赤ちゃんに癒されよう
春の動物園はとってもにぎやか。動物の赤ちゃんがキュートなのはもちろんですが、親子の様子をじっくり見ると、それぞれの動物の生態や暮らし方が見て取れるようにもなります。
どうやって子を守っているのか、いつから大人と同じものを食べるようになるのかなど、じっくり観察すると、きっと気がつくことがあるはず。それはきっと、人間の暮らし方との違いを考えるきっかけにもなるでしょう。
Text:Itsuki Tanaka