世の中にあふれる情報から、10代が知っておくべき話題をお届けする、「Steenz Breaking News」。今日は、この時期に見頃を迎える花が咲いている植物園や公園をご紹介します。
公園や植物園で、春の花の写真を撮ってみよう!
まだまだ寒い日が続きますが、3月といえば、暦の上ではもう春! 花を咲かせる植物たちを目にすれば、温かい気持ちになったり。癒されたりするもの。見るだけでなく、写真に納めれば、まるで季節をメモするような感覚になって、環境の変化をより細やかに感じられますよね。
そこで今回は、公園や植物園で、いまの時期に見られる花をチェックしていきます!
心躍る黄色い花がたくさん!国営昭和記念公園
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年間を通してさまざまな花が楽しめる、東京都立川市の国営昭和記念公園。公園中心部に広がる「みんなの原っぱ」の西花畑では、ナノハナの早咲きの品種である「寒咲きハナナ」が開花し、見ごろを迎えます。
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その他、園内各地にあるサンシュユ、フクジュソウ、シナマンサク、ヨウズイセンなど、黄色い花が次々に咲き出しています。春の花といえば、梅や桜などのピンク色を思い浮かぶかもしれませんが、実は黄色い花もたくさん咲いています。
広大な敷地を散歩したり、みんなの原っぱでのんびり寝そべったりしながら、黄色い花を探してみてください。
ひと足早いお花見を!いばらきフラワーパークで「桜フェスタ」開催
茨城県石岡市の「いばらきフラワーパーク」では一足早く開花した河津桜を楽しむ「桜フェスタ」が3月2日(土)~3月10日(日)の9日間、開催されます。
エントランスから30分ほど登った「花やさと山」の山頂に広がるエリアは、河津さくらを始めとして、さまざまな種類の桜で囲まれています。その周辺には、特設のお花見席やフォトスポットが設置されるほか、オリジナルの桜スイーツやドリンクなどが販売されるそう。
体験してみたいのが、河津桜をバックにプロが撮影してくれる「さくら撮影会」。出張フォトグラファーが500円で撮影してくれ、プリント写真をその場で受け取り、さらにデータも後日LINEで渡してくれるというプランです。撮影時間は10分~15分前後と、とてもお手軽です。ちょっといつもと違う写真を撮ってみたいという人はぜひ、トライしてみてください。
また、地元産のいちごを使ったさまざまなメニューが登場する「いちごフェア」も同時開催。「レストラン ローズファーム ハウス」の「菊池さんの苺のミルフィーユ」や、「ローズファーム カフェ」の「いちごパフェ」など、旬のいちごを味わえるメニューがたくさん登場します。桜をめぐった後の休憩にぴったりですね。
また、河津桜が終わっても、3月中旬からはソメイヨシノ、大島桜、山桜、八重桜と、多彩な桜が5月ごろまで咲いています。長い期間、お花見を楽しむことができるので、二度、三度と訪れてみるのもいいですね。
華やかな蘭を堪能できる「特別展 蘭展 あわじオーキッドフェスティバル2024」
兵庫県淡路市にある兵庫県立淡路夢舞台公苑温室「あわじグリーン館」では、3月31日(日)まで、「特別展 蘭展 あわじオーキッドフェスティバル2024」を開催しています。
日本最大級の温室で繰り広げられる、西日本最大の「蘭展」という大きなイベントである本展では、さまざま種類の蘭の花を余すことなく見ることができます。
世界中の蘭栽培家が栽培・交配して生み出した、新しい品種を見られるのがポイント。いままで見たこともないようなカラーや形のものを見られるかもしれません。今回は、2022年にフラワーオブザイヤーに輝いた「Blue Gene®(ブルージーン)」も登場。これは、青色の遺伝子を持たない植物であるコチョウランにツユクサの青色遺伝子を掛け合わせた品種。世界初の天然の色素ということで、注目を集める品種なのだそう。
天候に左右されることなく、ゆっくりと見られるのが温室の良いところ。華やかな色と香りを大切な人や友達と楽しんでみてはいかがでしょうか。
カメラ片手に花を探しに公園・植物園に行ってみよう
気温の変化が激しく、冬なのか春なのかわからないような天候が続いていますが、植物たちは春本番に向けて、しっかりと花を咲かせています。宝探しをするような気持ちで歩いて、華やかな花だけでなく、ひっそりと咲く花を見つけても、楽しいかもしれませんね。
Text:Itsuki Tanaka