「気になる10代名鑑」の585人目は、kokonaさん(18)。ファッションをこよなく愛し、来年の4月からは文化服装学院で、本格的に服飾の勉強を始めます。将来は世界に羽ばたくデザイナーになりたいと話すkokonaさんに、活動のきっかけや将来の展望について、深く聞いてみました。
kokonaを知る5つの質問
Q1. いま、力を入れている活動について教えてください
「ファッションが好きなので、いろいろなアレンジや発想をしています。コーディネートを考えて、自分の世界観をつくりあげたり、衝動的に服のアレンジをしてみたり。最近ではジーンズを切って形を変えてみたり、ベッドカバーの端っこのくしゃくしゃになった部分がかわいいなと思って、スカーフに改造してみたりしました。
来年の4月から、文化服装学院に通うことが決まっているので、世界的に有名なデザイナーになるために、服づくりやデザインの勉強を頑張りたいです。いまのところ、楽しく活動できていて、つらいこともないのですが、文化服装学院は課題の多さも有名だし、レベルが高い人がたくさんいると思うので、これから壁にぶち当たっていくのかな……と感じています。
あとは、Instagramやtiktokで、コーディネートや日常を発信しています。同じ趣味を持った子たちと出会うためにやっているので、とにかく好きなものを発信しています。SNSで仲良くなったファッション好きな子と一緒に、洋服を見に行くこともあるんです」
Q2. 活動のきっかけを教えてください
「服を好きなのは小さいころからで、おしゃれだねって言われるのが嬉しかったです。
高校2年生くらいのときから、近所のリサイクルショップや古着屋さんに行くようになって、コーディネートを組む楽しさを知って。出かける前日の夜に、翌日のコーディネートを考える時間が楽しくて、それでファッションの世界にのめり込みました。
そのうちに、買った服で自分が思うような世界観を100%表現するのは難しいと感じるようになって、自分がゼロから考えた服をつくって、みんなにわたしの世界観を着てもらいたいと考えるようになったんです」
Q3. 活動に影響を与えたものを教えてください
「Viviennne Westwoodとの出会いです。高校2年生の冬、なんとなく気になってブランドを調べてみたら、ものすごくかっこよくて、衝撃を受けました。それまでは意識してないブランドだったけど、ファッションの最先端をいってるようなデザインの服ばかりで、虜になってしまったんです。
今日のベルトもViviennne Westwoodのものなんですが、ロゴがコーディネートに入っているだけで、全体がまとまって見えるんです」
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Q4. ほかに好きなものはありますか?
「絵を描くことです。小さいころから大好きで。キャンバスの種類や、絵の具の種類、筆の種類など、使う道具でガラッと雰囲気が変わるし、ラフの段階と完成型がガラッと変わるところが、服づくりと似ていると思います。
最近はドクロにハマっているので、自分の部屋の収納ボックスにドクロをペイントしてみて、その様子をTiktokにアップしました」
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Q5. 将来の展望について教えてください
「誰かを魅了するようなデザインやシルエットをもった服をつくるファッションデザイナーになりたい。方向性やどういった形の服を出すのかは、まだ決めていないので、まずは文化服装学院で自分の価値観を育ててから、ブランドを立ち上げたいと思っています。
国や世代を超えて愛されるブランドを生み出したヴィヴィアン・ウエストウッドさんのように、世界中の人から愛されるようなブランドを、いつか自分でもつくってみたいです」
kokonaのプロフィール
年齢:18歳
出身地:埼玉県
趣味:ファッション、デザイン、絵を描くこと、バドミントン
特技:安くてかわいい服を見つけること、ファッションコーディネート、絵
大切にしている言葉:明日やろうは馬鹿野郎
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★Tiktok
@_ca1msea_ まだ現役jkっす、、自慢のファッショニスタ達と制服で遊んでみた#05 #fyp#Instagram ♬ 오리지널 사운드 – X_X
Photo:Eri Miura
Text:Kanon Yoshizumi