Steenz Breaking News

メルカリがリユース促進のための実証実験を開始。世界で広がるリユースの輪【Steenz Breaking News】

メルカリがリユース促進のための実証実験を開始。世界で広がるリユースの輪【Steenz Breaking News】

世の中にあふれる情報から、10代が知っておくべき話題をお届けする、「Steenz Breaking News」。今日は、日本や世界で行われている、リユースに関する取り組みについてご紹介します。

メルカリがエコボックスと梱包材を愛媛県と岡山市の自治体に配布

フリマアプリでおなじみの株式会社メルカリは、日本財団と連携し、家庭内の不要な物を分別する「メルカリエコボックス」1万個と梱包資材2万個を使用した、実証実験を開始しました。

この実験は、リユース意識の定着とサステナブルな行動変容を目的に、愛媛県と岡山県岡山市で実施されたもの。この「メルカリエコボックス」には、家庭にある「もう使わないけど捨てられないもの」を一時的に保管します。そして定期的にボックスを見返すことによって、「必要としている人に譲ったり売ったりする(リユース)」という新たな選択肢が生まれやすくなるそう。

今回の実験の前にも、2022年5月30日の「ごみゼロの日」に合わせて、愛知県蒲郡市や新潟県加茂市でメルカリエコボックスを300個配布したところ、74%の人が不用品を入れ、そのうち55%の人が不用品をリユースしました。

企業でも広がるリユースの動き

リユースとは、ものを捨てずに繰り返し使い、ごみを減らすこと。今回のメルカリのケースのように、まだ使えるけど使わなくなったものを、誰かに譲ったり、販売したりすることもそうですが、それ以外にも、空になったシャンプーや洗剤のボトルの中身を詰め替えて使うのも、リユースに含まれます。

以前、『Steenz』でもご紹介した、飲み終わった容器を専用のボックスへ返すポカリスエットのリタ―ナル瓶も、リユースの取り組みです。

メルカリがリユース促進のための実証実験を開始。世界で広がるリユースの輪【Steenz Breaking News】
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アメリカでもリユースに関する取り組みが行われている

リユースを意識した取り組みは、海外でも広がっています。小売り業者向けのEC発送業務を行っているアメリカのスタートアップ「Boox」は、持続可能な配送パッケージ「Boox Box」を、アメリカやイギリス、カナダで展開しています。

消費者は「Boox Box」に入った製品を受け取り、開封後、空になった「Boox Box」を返却場所へ。その後、回収され、損傷のある場合は修復し、再び使用されます。返却場所は、アメリカに6,000カ所以上、イギリスに4,000カ所以上あるそうです。

ボックスは75種類以上の色やサイズがあり、耐用年数を過ぎるとリサイクルされ、新しいボックスへと生まれ変わります。「Boox」によると、この「Boox Box」を10回使用すると、使い捨てで段ボールを使用するのに比べて、環境への影響を70%削減できると発表しています。

環境への配慮から、ますます注目されているリユースに向けたアクション。わたしたち消費者も、こうした取り組みをおこなう企業に注目し、積極的に利用したいですね。もちろん、購入した製品を大切に長く使ったり、壊れたら修理したりするなど、個人ができることもたくさんあるので、暮らしの中に取り入れてみてください。

Text:Yuki Tsuruta

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Yuki Tsuruda

ライター

鹿児島県在住のフリーライター。販売職や事務職を経験後、2020年5月からフリーランスのライターへ。執筆ジャンルは、ものづくりやSDGsなど。

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