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日常の中にどこか特別さを感じられるアイテムを。ニット制作に取り組む服飾学生【SAORI・19歳】

日常の中にどこか特別さを感じられるアイテムを。ニット制作に取り組む服飾学生【SAORI・19歳】

気になる10代名鑑」の540人目は、文化服装学院に通い、たくさんの課題をこなしながらニット制作に取り組んでいます。いつでも着られて、でもどこか特別な何かをつくり続けていきたいと語るSAORIさんの活動や原動力について迫りました。

SAORIの活動を知る5つの質問

Q1. いま、力を入れて取り組んでいることは何ですか?

今年から文化服装学院のニットデザイン科に進級して、ニットについて勉強をしています。そのなかで、いまは自分や身近な人のために作品をつくっていて、特に財布や手袋などの小物の制作に興味があります。つくりたいのは、ただかわいいだけじゃなくて、ちゃんと機能性もある小物です。

学校が忙しいので、なかなか思うように制作が進まないのですが、丁寧に大切につくられたものって気持ちが伝わるし、自分自身も誇りを持てると思うので、そこを大事にして取り組んでいます」

 

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Q2. 活動を始めたきっかけは?

「もともと絵を描くことが好きだったのでした。小学校4年生のときにファッションデザイナーになりたいと思って、そこからデザイン画が描けるように練習をしていくうちに、だんだんとつくることにも興味を持ち始めました。あとは、家族の影響も大きいです。父の仕事着を直すおばあちゃんの手にはいつも縫い針があったし、母はミシンでショルダーバッグをつくってくれていました。

それと、破れてしまった枕カバーを手縫いで直したことがあるのですが、そのときの喜びや楽しさが忘れられなくて。そこからデザインしたものを自分の手でつくってみたいと思うようになりました」

Q3. 創作するうえで大切にしていることはありますか?

日常でも着ることができて、そのなかでもどこか特別さを感じてもらえるようなデザインを心がけています。例えばラグランニットだと、着太りしやすいので、厚みの出ない糸を使用したり、メリヤス編みという技法を用いたり、首元をVネックにしたりすることで、すっきりと見えるように意識しました。2種類のラメ糸を使って、リブの配色や袖のケーブルの形にもこだわって制作しました。

ひとつのテーマに縛られず、雰囲気の違うものと合わせたりするのが好きなので、デザインをするときはどこかにギャップを取り入れています。いつでも着られて、でもどこか特別な何かをつくり続けていきたいです」

Q4. 影響を受けた人はいますか?

ニットクリエイターの蓮沼千紘さんです。1年生のときに、進級先をニットデザイン科にするか、アパレルデザイン科にするかで、とても迷ったんです。ですが、学校で蓮沼さんの講義を聞き、彼女の作品を見てニットデザイン科への進級を決めました。つくっているものも素晴らしいですし、将来は蓮沼さんのような形で仕事をしたいと思っているので、憧れでもあり目標にしている人です

 

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Q5. 将来の夢は何ですか?

将来は、わたしの『好き』をニットの作品に詰め込んで、誰かに愛されて大切にしてもらえるようなものを販売していきたいです。いまは練習の期間だと思って、思いっきり自分が欲しいと思うものを、納得のいくまで編み続けて、着実に技術を身につけていきたいです。

また、ニットは編んだ後でも解いたら、また編み直すことができるので、使い切れなかった中途半端な毛糸を捨てずに取っておいています。いつかは着なくなったニットを再利用して、新しいニット作品をつくりたいと思っています」

SAORIのプロフィール

年齢:19歳
出身地:長野県
所属:文化服装学院 ニットデザイン科
趣味:創作、YouTubeを観る、ゲーム
特技:絵を描くこと、習字
大切にしている言葉:自分の好きを探し続ける

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Photo:Eri Miura
Text:Mao Kawasaki

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Mao Kawasaki

ライター

2003年生まれ、新潟県出身。文化服装学院 インダストリアルマーチャンダイジング科 在学中。Steenzには2023年11月より参加。学生ライターとして「気になる10代名鑑」のインタビュー記事執筆を担当している。

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