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生徒会長を経て、課外活動に没頭!若者がワクワクする社会の実現をめざす高校生【豊田英杜・16歳】

生徒会長を経て、課外活動に没頭!若者がワクワクする社会の実現をめざす高校生【豊田英杜・16歳】

気になる10代名鑑」の530人目は、豊田英杜えいとさん(16)。中学時代に生徒会の活動に精力的に取り組み、生徒会長も経験。卒業後は公立高校に進学しましたが、「課外活動にもっと取り組みたい」という思いから、秋からは通信制の学校に転入し、活動を深めています。そんな豊田さんに、活動を始めたきっかけや今後の目標について詳しく聞いてみました。

豊田英杜を知る5つの質問

Q1. いま、どんなことに力を入れていますか?

「新たな居場所を求めている人に向けたプログラムを提供する株式会社Unpackedで、みらい事業部の運営をしていたり、勉強用検索アプリ『okke』を広める活動をしたり、高校生がプログラミングに取り組むハードルを下げるための、高校生による高校生のためのプログラミングコミュニティを始動させたりする活動にかかわるなど、とにかく課外活動に力を入れています。

どの活動も、今年の4月に高校生になってから始めたものです。想像していた以上に課外活動での学びが大きく、とても楽しい時間だったため、もっと課外活動にコミットする時間を増やしたいと思って、夏にそれまで通っていた公立高校を退学し、N高等学校に転入しました」

 

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Q2. 活動を始めたきっかけは?

「中学3年生のときに、生徒会長をやったんです。もともとは先生から『生徒会長をやってみないか』と言われて始めたので、やる気にあふれていたわけではないんですが、いざ始めてみたらけっこう楽しくて。真面目で堅苦しいイメージを持たれがちの生徒会運営をいい意味で変えたいと思って、ブラックボックス化しないために生徒会新聞を創刊したり、マスコットキャラクターをつくったりしたんです。そうしたら、ユニークな生徒会活動をしている学校に贈られる『日本生徒会大賞』の奨励賞を受賞することができました。

中学生までは、生徒会という学校内での活動に力を入れてきましたが、高校生になったタイミングで新しいチャレンジをしてみたいと思って、SNSで見つけた学生団体の活動やインターンの活動にをするようになりました」

 

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Q3. 活動を始めるときに、いちばん最初におこなったファーストアクションは?

SNSで見つけた気になるイベントやプログラムに参加したり、『働いてみたい!』と感じた会社に連絡をしたりしました。もともと行動力があるタイプではないし、自分に自信があるわけでもなかったんですが、小学4年生のときに、父が持っていたデール・カーネギーの『道は開ける』という本を読んだことで、どんなことにもまずは自分からアクションを起こすことができるようになりました。

また、課外活動をしている同世代の界隈は決して広いわけではないので、意外とつながっているところも多くて。だから活動先で知り合った子から別の団体や企業を紹介してもらって、そこから新しい活動が始まることもあります」

Q4. 活動を続けている中で、印象的だった出会いを教えてください。

「課外活動をする中で出会った、同世代とのつながりが印象的です。自分が関わっている活動のことをSNSで発信し始めたら、自分と同じように課外活動にチャレンジしている同世代の人たちからDMが届くようになったんです。

まだ始めて半年ですが、すでにいろんな出会いがありました。15歳で起業していたり、シリコンバレーで働いていたり……。それぞれの分野に、飛び抜けた高校生が必ずいることを感じました

Q5. これからの社会で実現させたいビジョンがあれば、教えてください。

環境に縛られることなく、自分の人生の選択を自分自身ができる社会の実現に貢献したいと思っています。最近だと、“受験鬱”に悩む人のために、メンタルケアを行なう学生団体を立ち上げました。

将来的には、起業をしてみたいという思いがあります。どんな手段を取るにしても、世界中の人がワクワクするようなきっかけを生み出したり、若者が生き生きといられる社会をつくったりする活動を、これからも続けていきたいです」

豊田英杜のプロフィール

年齢:16歳
所属:N高等学校、株式会社Unpacked、株式会社okke、株式会社PAM、日本若者協議会、日本中高生協議会、校外プログラム大全 50cm.
出身地:東京都三鷹市
特技:フットサル
大切にしている言葉:あなたが生まれたとき、周りの人は笑って、あなたは泣いていたでしょう。だからあなたが死ぬときは、あなたが笑って、周りの人が泣くような人生をおくりなさい(ネイティブアメリカンの教え)

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Photo:Eri Miura
Text:Ayuka Moriya

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Ayuka Moriya

エディター

1999年生まれ、秋田県出身。東京外国語大学 国際社会学部在学時よりライター・エディターとして主にインタビュー記事の執筆、ディレクションに携わる。Steenzでは、2021年ローンチ当初より「気になる10代名鑑」のコンテンツ制作を担当。

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