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アフリカの人は普段どんなものを食べてるの?食生活についてインタビューしてみた【Steenz Breaking News】

アフリカの人は普段どんなものを食べてるの?食生活についてインタビューしてみた【Steenz Breaking News】

世の中にあふれる情報から、10代が知っておくべき話題をお届けする、「Steenz Breaking News」。今回はアフリカ4カ国に暮らす、さまざまな職業の人にインタビューをして、1日の食事の様子をお届けします。

ブルンジの避難民キャンプに暮らす10人家族

東アフリカの内陸部にある国、ブルンジの首都には、虐殺で国外へ逃亡した人が帰ってきて暮らすための難民キャンプがあります。また、気候変動の影響で毎年洪水が起きており、家を失って再建するお金のない7000人ほどの難民もそこで暮らしています。

そこで、6畳ほどの部屋に10人で暮らす家族の1日のごはんを見せてもらいました。この家族の両親は、近所の人に農民として雇ってもらい、1日あたり200円ほどの給料を得ています。

食事は1日に1回。午後4時ごろの食事は、豆と小魚をおかずに、トウモロコシの粉を練ってつくった東アフリカの主食、「ウガリ」を食べていました。飲み水はキャンプ内にある共同の水道の水を、直接飲むそうです。

ガンビアの村に暮らす12人家族のお母さん

西アフリカの小国ガンビアでは、12人家族の家にお邪魔しました。この家族は、人口200人ほどの村で暮らしています。村はアクセスが悪く、農業も盛んでないため、確保できる食料が限られています。西アフリカでは米が主食として食べられていますが、主食の量に比べておかずの量がかなり少ない印象でした。食料を買うのは親ではなく子どもの役割で、こちらの家では、成人した息子が毎週12人分の食料を購入しているそうです。

朝食(写真左)はピクルスにした辛いマンゴーをおかずに、お米を食べていました。午前11時には、西アフリカお馴染みのお茶の時間があります(写真中央)。大さじ5杯ほどの大量の砂糖を入れた、甘い紅茶が人気です。昼食(写真右)は、野菜の煮物をおかずに、お米が入った大きなお皿に、家族で手を伸ばして食事をしていました。

また午後6時には、家で採れた新鮮な蜂蜜(写真左)をスプーンですくって食べていました。夕食(写真右)は、昼食と同じ野菜の煮物とお米、家で採れたマンゴーを家族全員で庭に座って、会話を楽しみながら食事をしていました。

ケニアに住みながらアメリカ企業で働く26歳

続いてインタビューしたのは、ケニアの首都・ナイロビの好立地なエリアにあるアパートでひとり暮らしをしている男性です。彼は、アメリカの企業にリモートで勤めており、仕事が忙しいため、普段は週2回来てくれるお手伝いさんが、まとまった分の食事をつくってくれます。外食は週に1回ほどで、中華料理やファストフードが好きということでした。アプリでテイクアウトのハンバーガーやチキンをオーダーすることも多いようです。1か月の食費はおよそ3万円。食生活は日本人に似ているかもしれません。

アメリカの時差に合わせて、午後3時から出勤となるため、昼食(写真左)はショッピングモールでタコスランチ。夕食(写真右)は、お手伝いさんがつくってくれたウガリとチキン、野菜の煮物です。

ウガンダでハウスキーパーとして働く28歳

東アフリカの内陸国・ウガンダの首都、カンパラに住む28歳女性の1日の食事を見せてもらいました。彼女は中国人の家で、ハウスキーパーとして、朝8時から午後5時まで働いてます。

朝食はバナナなどのフルーツを食べ、昼食は職場の近くのストリートフードで済ませることが多いそう。お菓子づくりが好きで、「少しお給料が多く入った月には、材料をたっぷり買って、同じシェアハウスで暮らすハウスメイトにお菓子をつくります」と楽しそうに話していました。

昼食(写真左)は、ウガンダで有名なローカルフードの「チコマンド」。豆のスープとチャパティを混ぜた料理です。100円ほどで食べられるので、安くて人気のメニューです。夕食(写真右)は、ハウスメイトとつくったマサラライスとウガリ、ヤギ肉のスープと野菜の煮物でした。友人と7人暮らしをしているため、食費を安く済ませるために、夕食は全員で料理することが多いそう。シェアハウスでは、女性が料理するのが当たり前だと話していました。

地域や職種によって食べられているものは多様

アフリカに暮らす人々のリアルな食生活、楽しんでいただけましたか。ひと言でアフリカといっても、大きな経済格差があり、経済の発展に伴って富裕層の数も増えています。会社経営をしていたり、アーティストとして成功したりしている人の中には、日本料理店でお寿司を楽しむアフリカの人もいました。これから、ますますアフリカが発展していくのに伴い、食のレパートリーも増えていくことでしょう。

Text:Hao Kanayama

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Hao Kanayama

ライター

16歳、初アフリカ大陸上陸。19歳、アフリカ10か国放浪。20歳、ウガンダ移住。ウガンダの現地の会社とNGOの職員として、ストリートチルドレン、シングルマザー、薬物中毒者、孤児の支援を行う。不条理で不都合な世界だけど、その先にある希望を求めて歩き続ける、アフリカの人々の暮らしをわたしの目線から伝え続けたい。少数民族と木登りとテクノがスキ。

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