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地球規模の問題に対するハードルを下げたい!全国でSDGsのワークショップを実践する大学生【渡邊ひまり・19歳】

地球規模の問題に対するハードルを下げたい!全国でSDGsのワークショップを実践する大学生【渡邊ひまり・19歳】

「気になる10代名鑑」の516人目は、渡邉ひまりさん(19)。SDGsを軸に、食品ロスや環境問題などの側面から、さまざまなアクションを起こしています。全国の学校でワークショップを行いたいという野望をもつ渡邊さんに、活動を始めた理由や今後の展望について、詳しく聞いてみました。

渡邊ひまりを知る5つの質問

Q1. いま、いちばん力を注いでいる活動は?

「SDGsに興味があって、食品ロスや環境問題などの側面からアプローチしています。

食品ロスについては、中学校や高校に直接アポをとって、実際に訪れて、食品ロスに関する授業やワークショップを行っています。食品ロスそのものについて知ってもらったり、アプローチ法などが少しでも広まればいいなという思いで活動しています。

環境問題は、アースデイ東京ユースという団体に所属し活動しています。環境問題って、興味があっても難しくて、どう行動を起こしていいかわからないっていう人が多いと思うんです。だから、環境問題に無関心な人、関心はあるけどどうしていいかわからない人たちのハードルを下げることを目標に活動しています」

 

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Q2. そのテーマで活動を始めたきっかけは?

小学4年生のとき、塾の先生から、南アフリカに暮らす子どもたちについて、教えてもらったことがきっかけになりました。

家から学校が遠く、施設のようなところで寝泊まりしている子がいたり、そもそも家の手伝いのために学校に行けない子もいたり……。学校に行くのが嫌だから、学校を燃やしちゃうこともあると聞きました。わたしは学校が大好きだったから、そんなこと想像もできないし、すごく衝撃的で……。

あとは、小学校の体験学習でユニセフを訪れたんです。壁一面に、世界の飢餓マップが掲示されていて、円グラフで表されているんですけど。日本は小さいのに、南アフリカはすごく大きくて……。世界は、わたしの住んでいる日本と全然違うんだなと感じて、SDGsに興味をもつようになりました」

 

Q3. 悩みはありますか?

地球規模の問題に対してアクションを起こしている人、特に学生なら誰もがぶちあたる壁かなと思うんですけど、自分の活動って意味あるのかな?と思ってしまうことがあって……。

例えば40人規模のワークショップを開いても、たった40人に対してアプローチしたからって、地球環境が変わるわけじゃない。こんなに時間を割いているけれど、地球や社会に貢献できているのかな……と不安になってしまうことも。

でもこの前、久々に参加者としてワークショップに参加したとき、『隣の人を幸せにしたり、意識を変えたりすれば、いずれ全体に広がる。隣の人の意識がちょっと変わって、日常生活が変わればそれでいい』と言っている人がいて。すごく納得したというか、これまでの活動は無駄じゃなかったと、受け入れられたような気がしました」

 

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Q4. ハマっていることはありますか?

「絵を描くことが好きで、最近は模写をしたり、塗り絵をしたりしています。

あと、ものづくりも好き。アクセサリーやミサンガをつくることにはずっと興味があったんです。去年の11月に、コーヒーや使わなくなった野菜の出汁で布を染める『絞り染め』を行っている人と出会って。廃棄される糸をいただいて、ミサンガなどをつくるものづくりワークショップを開催したりもしています

Q5. 今後の展望は?

人助けイコール医療というイメージがあったのもあって、薬剤師になるために勉強しています。でも、自分が誰かの役に立てることはほかにもあるんじゃないかと思いはじめていて。将来については考えている途中です。

大学生のうちにやってみたいのは、全国のたくさんの学校で、ワークショップをすることです。

特にわたしは、町おこしを頑張っている地域とか、人があまり住んでいない地域が好きなんです。みんなが知らない魅力を知って、それをSNSで発信しながら全国を旅して、中高生の意識変容ができたら最高だなと思っています」

渡邊ひまりのプロフィール

年齢:19歳
出身地:神奈川県横浜市
所属:東京薬科大学薬学部、アースデイ東京ユース
趣味:絵を描くこと、アクセサリーなどものを作ること

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Photo:Eri Miura
Text:Chikiri Kudo

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Chikiri Kudo

ライター

2002年生まれ、宮城県出身。上智大学 文学部新聞学科在学。メディアが社会に与える影響について学ぶ傍ら、コラム記事の執筆やフリーペーパーの制作に携わる。Steenzでは、2023年より「気になる10代名鑑」のコンテンツ制作を担当。

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