Steenz Breaking News

海にも自分にも地球にも。クリーンな日焼け止め4選【Steenz Breaking News】

海にも自分にも地球にも。クリーンな日焼け止め4選【Steenz Breaking News】

世の中にあふれる情報から、10代が知っておくべき話題をお届けする、「Steenz Breaking News」。今日は、環境に配慮した日焼け止めについてご紹介します。

毎日使う日焼け止め、どう環境に影響する?

夏になると欠かせないアイテムといえば、日焼け止めですよね。毎日使うアイテムだからこそ、環境にも、そしてもちろん自分の体にも、優しいものを選びたいもの。

最近では、海洋保護に配慮したリーフセーフ(Reef Safe)や有害な可能性のある成分を排除するクリーンビューティ(Clean Beauty)などの表示のある、環境への配慮をうたった日焼け止めが数多く登場しています。

そもそも日焼け止めには大きく2種類があり、紫外線吸収剤を使用したものと、紫外線散乱剤を使用したものに分類できます。その中でも、紫外線吸収剤の「オキシベンゾン」と「オクチノキサート」は、海洋生物やサンゴ礁に悪影響を及ぼしているという研究報告が上がっています。

そうしたことから環境に悪影響を及ぼすとされる紫外線吸収剤などの成分を取り除いた商品が登場するようになりました。使用できる日焼け止の規制をおこなっている地域もあります。例えばパラオでは、2020年1月からサンゴ礁に有害な10種の成分を含む日焼け止めの使用を禁止しています。

持ち運びやメイク直しにも便利なアイテム

そこで今回は、海洋や環境、そしてわたしたちの体にも配慮した、クリーンでサステナブルな日焼け止めをご紹介します。


「ETVOS(エトヴォス)」の人気商品「ミネラルUVパウダー」は、さまざまなミネラルを独自にブレンド。紫外線吸収剤不使用でありながら、SPF50、PA++++をという高い効果を叶えたパウダーです。紫外線のほか、近赤外線、ブルーライト、ロングUVAの4つの光ダメージをカットするとともに、メイクアップ効果で毛穴や色ムラをぼかしてくれるという優れモノ。カラーはピンクベージュ、ペールラベンダーの2色あり、おしろい代わりに使うことができます。

また環境に配慮し、外箱レスのタイプも販売。購入後、すぐに廃棄されてしまうことの多い外箱を減らすことで、紙材の原料である森林資源を守るとともに、「ミネラルUVパウダー」と「ミネラルUVベール」の外箱レスタイプの売り上げの一部を、珊瑚の苗の寄付に充てる活動も実施しています。

タイで人気のコスメブランド「キャシードール(Cathy Doll)」から登場したのは、リーフセーフかつクルエルティフリー(Cruelty Free)のUV下地「サンマット」。高温多湿の国で生まれたこともあり、着け心地は軽く、それでいてテカリをしっかりと抑えてくれる、暑い日にぴったりの日焼け止めです。

あらゆる肌色に対応したマットなベージュの色つきタイプで、ニキビ跡や赤みなどの肌悩みをカバー。ナチュラルな仕上がりなので、男女問わず使いやすいのも特徴です。5月には新しくミニサイズ(15g、990円)もリリース。プチプライスで試しやすく、持ち運びにも便利です。

美容成分も入った韓国の日焼け止めに注目

韓国発のクリーンビューティーブランド「goodal(グーダル)」が今年発売した「清いドクダミ 鎮静ノンケミカル日焼け止め」は、紫外線吸収剤不使用かつ、敏感肌の人にも配慮した成分を使用する日焼け止めクリームです。韓国・済州島のドクダミエキスを配合し、日差しなどから刺激を受けた肌をやわらげます。

また10種のヒアルロン酸を配合することで、しっとりさわやかなつけ心地とクーリング感をプラス。伸びが良く白浮きしないテクスチャーも使いやすいポイントです。

同シリーズからは、持ち運びやすく塗りやすいスティックタイプの「清いドクダミ 鎮静クーリングサンスティック」もラインナップされていて、使用シーンや使用箇所によって使い分けるのもよさそう。

韓国コスメブランド「SKIN1004」は、「肌に触れるものは何より清くあるべき」「原料は清らかな自然の大地からつくられる」をブランド哲学としていて、日焼け止めも、海洋生態系やサンゴ礁を汚染する有害成分を排除しています。

「ウォーターフィットUVセラム」は、美容液のように軽くてみずみずしいテクスチャーが特徴。肌あれをやわらげるシカ成分(ツボクサエキス)と、ルッコラエキスやチャ葉エキスといった7つの新芽栄養成分など、美容成分を豊富に配合。肌の乾燥をケアしながら、SPF50+、PA++++の効果で日差しから肌を守ります。

 

デイリーに使う日焼け止めだからこそ、ついつい手近なものを手に取ってしまう、という人も多いはず。次の買い替えのタイミングには、「クリーンさ」にこだわって、アップデートされた日焼け止めをトライしてみてはいかがでしょうか。

Text:Anna Usui

SNS Share

Twitter

Facebook

LINE

Anna Usui

ライター

フリーランスの美容ライター。海外市場やエシカルコスメなどを中心に、美容情報を取材、執筆。 

View More