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既に3つのアプリをリリース。身近な悩みをテクノロジーで解決するアプリ開発者【山田航輝・17歳】

既に3つのアプリをリリース。身近な悩みをテクノロジーで解決するアプリ開発者【山田航輝・17歳】

「気になる10代名鑑」417人目は、山田航輝さん(17)。15歳のときからアプリ開発を始めて、これまでに3個のアプリをリリースしてきました。「テクノロジーを駆使して、身近な悩みを解決したい」と語る山田さんに、新しく始めた挑戦や将来の展望についてうかがってみました。

山田航輝を知る5つの質問

Q1.いま力を入れている活動は?

『身近な悩みを解決すること』をモットーに、iPhoneやiPadのアプリ開発をしています。アプリの考案から、デザイン設計、機能実装、リリースまで個人で行っています。これまでに、ランニング記録・分析アプリ『Maneasy』や、作成したおかずを管理するアプリ『つくろく』を開発してきました。

まずは購入した入門書を読み込んで基礎を習得しました。その後は、学校の展覧会へアプリを出展することを目標に、プログラミング教室に半年間通って技術を磨きました。

『つくろく』にはグループ機能があり、リストを共有できるようになっているのですが、これは『おかずがありすぎて、どれが今日のものなのかわからない』という家庭の悩みを解決するための機能です。作成日やメモ、写真も登録できるようになっています。

現在は、より多くの人に使ってもらえるアプリを目指して、ヘルスケアのアプリを作成中です」

Q2. 活動を始めたきっかけは?

俳優のムロツヨシさんが、『人生を数学の証明問題に置き換え、人生をゴールから逆算して考えている』とテレビで話しているのを聞いて、それに共感したのが、行動を起こすようになったきっかけです。

小さなころからITには興味はあったのですが、本屋に行ったときに偶然アプリ開発の入門書を見つけました。そのとき初めて『アプリが自分で作れる』ということを知って、衝撃を受けたんです。

コロナ禍で先が見えず、何のために勉強や努力をしているのかわからなくなってしまって……。そんなタイミングだったからこそ、ムロさんの考え方に感動し、「自分の目標にはどんな努力が必要なのか」を可視化して、日々活動するようになりました。

いまは大学進学に向けて、数学の勉強を頑張っています。志望している学部があるのですが、そこに合格するというハードルをギリギリ超えるための勉強にならないようにしたいです」

Q3. 最近新しく始めた挑戦はありますか?

アプリ開発を経て出会った、同級生で起業家の友人と、『農業アプリをつくる』という新プロジェクトに取り組んでいます。

僕がアプリ甲子園に出ていたのをたまたま見て、『同じ学校の子じゃん!』みたいな感じで声をかけてくれたんです。アプリをつくっていることに対して、『すごいね』って言われたことはあったんですが、その中身にまで興味を持ってくれたことが嬉しかったですね。

現状の農業の課題として、流通されるためのコストがものすごく大きくて、なかなか生産者さんの利益が残りづらいという問題があります。そんな現状を解決するために、生産者さんにとっても、消費者にとっても嬉しいインフラづくりをしたいと思っています」

Q4.社会について、こうなったらいいなと思うビジョンはありますか?

もっと若者が活躍しやすい社会になればいいなと思います。アプリ甲子園に出場したとき、いろいろな企業の方とお話をする場面がありました。そのとき『高校生なのにすごい』って言っていただけたんですけど、『学生』『若者』ってカテゴライズされているのが、ひしひしと伝わってきて……。

『学生なのに』っていう目線で見てもらうことで高い評価をしてくださるのはありがたいですが、いまの学生は、大人が思っている以上に課題意識が強く、『こんなことをしたい』という志も高いと思います。そんな若者の気持ちを潰すことなく、対等に話してもらえるような世の中になってほしいです

 

 

Q5.今後・将来の展望は?

「アプリケーションやAIを用いて、世の中の人々の生活を便利にできるようなプロダクトを開発する会社を起業したいです。

たとえば、ランニングアプリ『Maneasy』は、その日の練習しか記入できない仕様にしています。そのときのフレッシュな記録を、日記のように残してほしい。1週間前のことをさかのぼって書いたって仕方がないと思い、あえて機能を落としました。

世の中はどんどん機械化が進み、人のあたたかみを感じられるような瞬間が減ってきています。今後、テクノロジーを利活用していく一方で、『どういう思いでその機能を考えたか』という、人間にしかできない部分に時間を割いていきたいです

山田航輝のプロフィール

年齢:17歳
出身地:東京都世田谷区
所属:慶應義塾高等学校、(株)ツチノコ
趣味・特技:ランニング、舞台をみること、映画鑑賞、プレゼンすること
大切にしている言葉:人生を数学の証明を用いて逆算する

Photo:Eri Miura
Text:Chikiri Kudo

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Steenz編集部

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