
タイムリーな話題から、カルチャー、さらには社会問題まで、さまざまなテーマについて、リアルな10代の声を聞くシリーズ「10代リアルVOICE」。
今回のテーマは「GWの過ごし方」。最大で9連休となる、今年のGW。新型コロナウィルスによる行動制限も緩和され、旅行の予定を立てている方も多いのではないでしょうか。今回は4人のティーンに、GWの予定について聞いてみました。
1. 吉永來未さん「GWには美術館めぐりをして、自分と対話する機会をつくりたい」

「美術館めぐりに挑戦してみようと思っています。最近、新しい趣味を見つけたいなって思っていて、せっかくの休みを利用していろんな美術館に行ってみたいです。先日、久しぶりに美術館に行ってみたのですが、教科書で見た絵画が目の前にあるという状況に、なぜだかとても感動して。
美術作品を見ることは、自分の考えを整理する時間にもなると思うんです。美術館のような普段とはまったく異なる空間で、自分と対話する機会を持つ……そういうことを大切にしていきたいです」
2. 村田夕奈さん「映画鑑賞や読書の時間に充てたいし、続けている自炊のレパートリーを増やせたら」

「いまのところ、まだ何も決まっていません。わたしはこの春上京して、ひとり暮らしを始めたので、ここ最近はずっとバタバタしていて……。大学の予定次第だけど、もし何にもなくて自由に過ごせるなら、観られていない映画やドラマをイッキ見したり、溜まっている本を読んだりと、インプットの時間に充てたいと思っています。
それと、上京してからは自炊を頑張っているので、普段はなかなか時間がかかってつくったことがないレシピに挑戦して、料理のレパートリーを広げたいです」
3. 重枝梨乃さん「友達とスキューバダイビングするか、ひとり旅でリフレッシュしたい」

「今年のゴールデンウィークは、スキューバダイビングをやる仲間と一緒に、静岡のほうに潜りに行くと思います。スキューバダイビングは趣味で、よく潜りに行くんです。伊豆は特に潜れるポイントがたくさんあるし、だんだんと気候も水温もあたたかくなってきて、冬とはまた違った景色や魚が見れるのが楽しみです。
あとは最近、ひとり旅にハマっているので、どこかに行くのもアリかなと思っています。免許を取って車の運転ができるようになったので、できたら遠出して、リフレッシュしたいです」
4. uyさん「今年は対面授業でどこにも行けなさそうです」

「わたしはGW期間中もいつも通り大学の授業があって、どこかに出かけたりするのは難しそうです。昨年度も授業はあったけど、オンライン講義だったので、祖母の別荘へ行っていました。
非日常の環境でリフレッシュする時間は定期的にほしいので、今年も行けたらよかったのですが、今年度は授業が一部対面となってしまって、それも難しそうです」
新年度の疲れをリフレッシュする時間に使いたい、という声が多く挙げられていたのが印象的でした。五月病という言葉もあるとおり、疲れが溜まりやすいのがこの時期。GWをうまく活用して、アクティブでも、リラックスでも、自分の体と心を労わる時間にしたいですね。
Photo:Eri Miura
Text:Ayuka Moriya