Teen's Snapshots

高3からカメラを始めて、ポートレートの虜に。ルールから外れても自分の好きな写真を撮る【守口感人・19歳】

高3からカメラを始めて、ポートレートの虜に。ルールから外れても自分の好きな写真を撮る【守口感人・19歳】

「気になる10代名鑑」384人目は、守口感人カント(19)さん。日本大学芸術学部で写真を学びながら、自分らしい写真を追い求めて、ポートレートを中心に撮り続けています。面白い人に出会いたくてカメラを始めたという守口さんに、現在の写真に対する思いや、将来の展望について聞いてみました。

守口感人を知るための5つの質問

Q1. どんな活動をしていますか?

日芸の写真学科で写真を学びながら、自分の好きなテーストで、ポートレートを撮っています。最近は声をかけてもらって、カメラマンとして、サロンやファッション系の作品撮りに参加する機会も増えました。

ポートレートを撮り始めたのは、たまたまかっこいいな、映えるなと思う人がまわりに多かったから。『そういう人たちが、うまく写真に撮られていないのはもったいない。自分がその魅力を引き出してやる!』という気持ちで撮るようになったんです」

Q2. 活動を始めたきっかけは?

「写真を始めたのは、大学受験がきっかけでした。もともと何かが造りたいという創作意欲というより、漠然と芸術系の大学にいけば面白い人に出会えるんじゃないかと思って、日芸を目指したんです。

でも絵が描けるわけではないし、経験もないし……。そんな自分でも、写真なら撮れるんじゃないかと思って、写真科に決めました。いま思えばすごく舐めた理由ですよね(笑)。

高3の秋にAO受験すると決めて、高3の夏休みから写真を始めたので。夏休みの間はカメラの使い方に慣れるところからで。毎日外に出かけて、ひたすら写真を撮りまくってました」

 

 

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Q3. 創作をするうえで意識していることはある?

「自分の好きなものが、好きな雰囲気で、一枚の画としてかっこよくなればいいなと思って撮っています。

学校の授業では、白飛びしてはいけないとか、いい階調で撮らないとダメって教わるんです。もちろんそれは圧倒的に正しいんですけど。でも『言われたとおりに撮る写真って、自分の作品なのかな?』って思ってしまうんです。教科書的には不合格であっても、画として見たときに、魅力的でテンションが上がるものを撮りたいので。

だから、学校の課題のときは、技術を身に着けるため優等生な作品をつくるけど、個人で撮影するときはそんなことはそっちのけで、自分がいいと思ったものを追及しています」

Q4. 影響を受けた人物は?

「兄の影響を強く受けていると思います。兄は芸術系の高校を出ていて、まわりにはいつも面白そうな人が集まっていたんです。そんな環境を見ていたからこそ、自分も芸術に関わってみたかったんだと思います。

兄も相当風変りな人で。前に東京から石川県へ、寝袋を持って歩いて旅していました(笑)」

 

 

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Q5. 将来の展望は?

「まだ将来、これがやりたいってハッキリとあるわけではありませんが、いまのところ、写真を仕事にしていたいと思っています。いつかファッションブランドの撮影や、映画やMVのスチールを撮ってみたい。

写真を始めて約2年、正直まだわからないことだらけなんです。自分が撮っている写真に意味が見いだせるように、いまは自分の好きを追い求めて、ひたすら撮り続けるだけですね

守口感人のプロフィール

年齢:19 歳
出身地:東京都
所属:日本大学芸術学部写真学科
趣味:散歩
特技:片眉が上がること
大切にしている言葉:大丈夫

守口感人のSNS

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Photo:Eri Miura
Text:Minori

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Minori

ライター

2000年生まれ、神奈川県出身。明治学院大学社会学部在学中よりインターンとしてライター活動を始める。Steenzでは「気になる10代名鑑」のインタビューと記事執筆を担当。また、大学在学中にモデル活動を開始。広告や映像作品への出演、ライフスタイルの発信に力を入れている。

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