「気になる10代名鑑」の380人目は、津野邉碧さん(19)。文化服装学院ファッション流通科で、プロモーションについて学んでいます。最近は映像制作や音楽活動など、ファッション以外の活動も始めたという津野邉さんに、活動を始めたきっかけや将来の目標について聞いてみました。
津野邉碧を知る5つの質問
Q1. プロフィールを教えてください。
「文化服装学院のファッション流通科で、プロモーションについて学んでいます。いま、いちばん力を入れて取り組んでいることは映像制作で、プロモーションビデオやイメージビデオの制作をしていて、できる限り妥協せず、僕が考える『かっこよさ』を突きつめることを大切にしています。
また、友達の作品撮りに、モデルとしてお手伝いすることもあります。学校には、ファッションだけじゃなくて、いろんなことに興味を持っているクラスメイトや友達が多くて、まわりとの差に圧倒されることもあるけど、毎日とても刺激的な生活を送っています」
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Q2. 活動を始めたきっかけは?
「映像をつくり始めたのは、映像制作に詳しい先輩たちと出会えたことがきっかけ。僕が在籍しているファッション流通科は、毎年夏に『ファッションフェスティバル』っていうイベントをやっているんです。オープンキャンパスのときに、在学生がファッションショーを開催したり、作品を展示したり、ワークショップやフリマをやったりするんです。
去年、ファッションショーの映像係を担当することになったんですが、それまで動画編集なんてやったことなくて。そうしたら、映像制作に詳しい先輩たちが、動画編集のやり方とか映像をつくるために必要なことを教えてくれました。もちろん難しい部分もあったんですけど、それ以上に映像で表現する面白さと魅力を知りました。もともと小学生のときに、HIKAKINさんの動画を好きで見ていて、YouTuberに憧れていた時期もあったので、動画編集にはずっと、なんとなく興味があったんだと思います」
Q3. 創作活動をするとき、どんなものに影響を受けますか?
「音楽ですね。音楽が大好きで、四六時中、好きな音楽を脳内再生しています。ロック、ヒップホップ、R&B、ジャズ……わりといろんなジャンルの音楽を聴いています。アーティストだとサカナクションとか、Jojiさん、Tohjiさん、宇多田ヒカルさんとか。
最近は、高校時代から音楽をやっている親友といっしょに、音楽活動を始めました。僕は歌詞を書いたりしています。いろんなことをやるうえで、音楽から刺激を受けることが多い気がします」
Q4. 社会について「こうあってほしい」と思うことがあれば、教えてください。
「いろんな人がもっと、素直に自分のことをかっこいいって表現できる社会になってほしいですね。僕も決して自分に自信がある人間ではないんですけど、自信を持って、何かにひたすら取り組んでいる人ってめちゃくちゃかっこいいなって思うんです。
いまって、いろんな面で寛容な社会になっていると思っていて、かっこいいの基準も自分の中でつくれるじゃないですか。外見とかに関係なく。だから自分がいいと思ったものを信じて、それを表現できる人が増えたらいいなと思います」
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Q5. 将来の夢は?
「将来は、世の中で生まれたプロダクトの良さをいろんな人に伝えられる仕事がしたいです。短編映画の制作やMVの制作にも興味があります。それほど映像をたくさんつくってきたわけではないし、技術もまだまだですが、技術がないなりにも、いろんなことに挑戦していきたいと思っています。
ゆくゆくはファッションやお店など、自分の好きなものについても発信していきたいです。音楽もどこかのタイミングで見てもらえる形にしたいですし。そのためにも、いま学校で学んでいるプロモーションの勉強はもちろん、表現活動も妥協することなく、やり切りたいと思っています」
津野邉碧のプロフィール
年齢:19歳
出身地:埼玉県川口市
所属:文化服装学院 ファッション流通科 プロモーションコース
趣味:音楽鑑賞
大切にしている言葉:自信は最高のアクセサリー
津野邉碧のSNS
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Photo:Eri Miura
Text:Ayuka Moriya