「気になる10代名鑑」の302人目は、「Proof 4 One」のSatoshiさん(17)。「Proof 4 One」は、TikTokにアップしたカバー動画をきっかけに、注目が集まっている高校生4人組バンド。そこで、ボーカル・ベース・キーボード・作曲を担当しています。そんなSatoshiさんに、バンド結成に至った経緯や、いま抱えている苦悩などについても語ってもらいました。
Satoshiを知る5つの質問
Q1. プロフィールを教えてください。
「Proof 4 Oneで、ボーカルとベースとキーボードを担当しています。あとは作曲もやっています。中学の同級生である僕たち4人の夢は、日本だけでなく、海外で活躍するバンドになること。それに向けて、日々練習を重ねています。尊敬するアーティストはたくさんいますが、Charlie Puthや5 seconds of summerが特に好きです。
あと、バンド活動とは関係ないですが、小学生2年生のときから中学を卒業するまで、フェンシングもしていました」
Q2. バンドをはじめたきっかけは?
「中学時代、よくカラオケに行っていたリーダーのKantoとはずっと、バンドをやれたらいいなと話していて。ある日、NHKでやっていたONE OK ROCKのワールドツアーのドキュメンタリーをふたりで観て、『これだ!』と思ったんです。あのときから、自分たちの『世界で有名になる』と言う夢は一切ブレることなく続いています。
でもそのときは、受験だったり、楽器の基礎固めで忙しくなって、本格的に始動し始めたのは高校生になってから。僕の場合は、小さいころにバイオリンを習っていたり、よく母の弾いているピアノで遊んだりしていたので、メンバーの中では、音楽に慣れ親しんでいたほうかな。
なので、バンドを始める前から、普段聴いてる曲に対して、『こうやったらかっこよくなるんじゃないか?』みたいな具合に、ちょっとした曲のアレンジもしていました。でもベースだけは、バンドを始めてから練習し始めました」
Q3. バンド活動で大切にしていることはありますか?
「目標に向かって、計画をしっかり立てること。バンドとして実力をつけるために、ライブで場数をたくさん踏むことに力を入れていますが、ただ闇雲にやってもきっと上達しないだろうし、タイムマネジメントの意味でも、うまくいかないだろうなって。
そして、計画が実行できたかどうか、振り返ることも大切にしています。この前も、ライブの反省会をして『限られたリハの時間を十分に活用して本番に備える』という課題ができました。反省会では、原点に立ち返るために『自分たちがどこに向かっているのか』といった、ちょっとアツい話をすることも。目の前の目標は、その先にある『世界で活躍する』という夢につながっている、という意識は常に持っていますね」
Q4. メンバーについて、それぞれどう思っていますか?
「リーダーのKantoは、目標をいちばん共有できている相手だと思います。バンドにかける熱意を、言葉だけじゃなくちゃんと行動から感じられる、頼れる存在ですね。
Reoは、高校からドラムを始めたけど、成長がハンパない。すごくモチベになります。最近は安定したリズムで、みんなをまとめてくれています。
Soshiは、ギターがもともと上手だったこともあって、グループになくてはならない才能の持ち主。しかも、バンドに対するSoshiの意見は、いつも的を得ているんです」
Q5.将来の目標はありますか?
「日本だけに留まらず、世界で活躍するバンドになることです。具体的な目標として、『Billboard Hot 100で1位を取ること』と『ワールドツアーをすること』のふたつを掲げています。
でも、まわりには『プロになれるのはひと握りだ』とか、『世界で活躍するなんて夢物語だ』とか言って、本気にしてもらえないひとが一定数います。高い目標を掲げているからこそ、不安になったり、落ち込んだりする瞬間もあります。
でも、せっかく休みの日も部活も捨ててやっているからには、ここでやめるなんてもったいないなって。
バンドがもっともっと成長していくために、まずは、僕自身がやるべきことを着々と完璧にしていけたらなって思っています」
Satoshiのプロフィール
年齢:17歳
出身地:東京都杉並区
趣味:運動、音楽又は映画鑑賞
特技:フェンシング、体を動かすこと
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Photo:Eri Miura
Text:Atsuko Arahata