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宮本和奏インタビュー!第3期メンバーに聞いた「私の卒業」

宮本和奏インタビュー!第3期メンバーに聞いた「私の卒業」

これからの活躍が期待される、若手俳優/女優を発掘・育成する「私の卒業」プロジェクト。YOUTUBEで230万回以上も視聴された第1期、第2期に続き、第3期は劇場公開も決定しました。741名もの応募者の中から選ばれたキャストを、「Steenz」ではひとりひとりにフォーカスを当てて、単独インタビューを実施。第12回は、雑誌『nicola』の専属モデルとしても活躍する、宮本和奏わかなさんをフィーチャーします。

年上のメンバーから刺激をもらって、成長できた作品

今作「あしたのわたしへ」で、橋本結衣役を演じた宮本和奏さん。プロジェクトを通して学んだことや、宮本さん自身の演技にかける情熱などについて、深堀りしてみました。

―さっそくですが、宮本さんが演じた橋本結衣というキャラクターについて、どう感じました?

「結衣ちゃんは、すごく明るくて、ちょっと抜けてる部分がある子で。そこは、自分と近いなって思って、すごくやりやすかったです(笑)。でも、仲のいい友達の恋愛に気づかないところは違うかな。私だったら、すぐに勘づいちゃうと思うので」

―撮影の中で印象に残っている出来事は?

「早朝からの撮影が多かったんですけど、みんなで教室に行ったら、ものすごく朝日がきれいで。窓際に行って、『綺麗だね』とかって話したのが、忘れられないですね。ロケをしたのが静岡県の伊東市だったんですけど、太陽の光とか、東京で感じるのとは全然違って」

―宮本さんは教室でのシーンが多かったですよね。

「それもあって、ラストの卒業式の日の教室のカットは、メンバーみんながそろったんですけど、ワークショップを一緒に頑張ってきたので、本当のクラスメイトのような感じがして、ジーンときちゃいました。このメンバーと一緒に作品に出られて、本当によかったなって」

―メンバーとは仲良くなれましたか?

「年上の方が多かったので緊張したし、失礼がないようにしようと思って、最初は人見知りしてしまって。でもみんなから優しく接してもらったので、最後にはけっこう素を出しちゃっていました(笑)」

―この作品は、オーディションやワークショップを経て撮影に臨まれたそうですが、オーディションはどうでしたか?

「普通のオーディションだと、テスト演技をすることが多いんですけど、『私の卒業』の場合、どうして役者を目指したいのかとか、いろいろと深い話を聞かれたのが、印象に残っています。ちょうどそのとき、モデルのお仕事に迷いを感じていたので、その気持ちを素直に伝えられました」

―ワークショップはどうでした?

「本当に厳しくて、次のワークショップまであと何日か……とかカウントダウンして(笑)。事前に台本をしっかり読み込んでいったのに、全然うまくできなくて。途中、どうすればいいのかわからなくなってしまったこともありました」

―それはどうやって乗り越えたんですか?

「それこそ、メンバーの方に相談して、アドバイスをいただいたり、意見を交換したりして。演技経験のある方も多かったので、頼れるというか、支えてもらいました。

お芝居を頑張りたいという同じ目標を持ってるからこそ、お互いに刺激し合いながら支え合って。仕事ではあるけど、仲間だから、友達みたいに接していただいて。その空間にいるだけで成長できて、本当に感謝の気持ちしかないです」

―学びの多いワークショップだったんですね。

「学ぶことが多すぎでした。それと同時に、未熟さも感じて。私自身、女優として初めての作品だったので、自分のセリフを読むことに必死で、視野を広げてられてなくて。それを監督さんから指摘されたり。本当に勉強させていただきました」

人を笑顔にしたい!その思いを持ち続けて…

―ここからは、宮本さん自身のことについてお伺いします。この世界に入ったきっかけは?

「ニコラという雑誌で専属モデルをやらせていただいているんですけど、その専属モデルの第23回のオーディションに応募したのがきっかけです」

―モデルになりたいと思ったのはいつごろですか?

「小さいときから、人を笑顔にしたいっていう気持ちが強くて。それで、モデルさんとか、人前に立つことで実現できたらいいなって思ったんです。あとは家族からも応援してもらえたので、応募してみました」

―お芝居に興味をもったきっかけは?

「すごくはっきりした出来事はないんですけど、それこそ本当に小さいときから、シルバニアファミリーとか、お人形とかで、勝手にストーリーをつくって、演技しながら遊ぶのが好きだったんです。自分ではない人間になれるのって、なかなかない経験ですし、挑戦してみたいなって思ったんです」

―目標はありますか?

「いろんな役を演じられる役者さんってすごいと思うし、そうなりたいなって思うんですけど、同時に、こういう役だったらこの人じゃないと、って思っていただけるような……そんな役者さんになりたいですね。あとは、高校生の役をやりたいです! 王道の恋愛ストーリーをやってみたい!」

―最後に、この作品をどんな人に観てもらいたいですか?

「将来をどうしようかとか、自分がなりたいものはあるけどなかなか口にできないとかって、みんな共感できるのかなと思っていて。親にも相談できないとか……。そういう思いを持っている人や、経験した人には、ぜひ作品を見ていただきたいです!」

―ありがとうございました!

ワンピース ¥7,260/ビームスドット

『あしたのわたしへ 私の卒業 ―第3期―』

高校の卒業は、多くの生徒たちにとって、人生における初めての大きな岐路。進学、就職と言った進路の問題や、恋人や友人との関係の変化など、その岐路において数々のドラマが生まれる。そんな高校生の思いや悩みを題材に、若者たちが前向きになれるストーリーを提案していく「私の卒業プロジェクト」。第3期となる今回も、静岡県伊東市を舞台に、高校生たちが自身の行末に思い悩みながらも、それぞれが決断をしていく、そんなドラマが繰り広げられる。

■予告編

■作品情報

【タイトル】あしたのわたしへ 私の卒業 ―第3期―
【出演】永井彩加 織部典成 / 三原羽衣 南北斗 / 立石ケン 片田陽依 足川結珠
小高サラ 加藤菜津 宮本和奏 道北陽菜 中正夕愛 木村魁希 簡秀吉 奥野太陽 桜木雅哉 さかたりさ 伊藤雛乃 菅田愛貴 八木拓海 村田寛奈 島太星 他
【脚本】松本美弥子 高石明彦
【音楽】片田陽依 高石明彦
【監督】高石明彦 北川瞳
【撮影協力】伊東市
【プロデュース】高石明彦 花田聖
【企画・制作】The icon

『あしたのわたしへ 私の卒業 ―第3期―』は、Apple TV、Amazon プライム・ビデオ、FOD、GYAO、Google Play、DMM、ひかりTV、ビデオマーケット、VIDEX、U-NEXT、Rakuten TV (50音順)にて配信中!

公式YouTubeでは冒頭9分を無料配信中です。

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宮本和奏プロフィール

みやもとわかな
年齢:15歳(2022年5月現在)
誕生日:2006年5月30日
出身地:東京都
身長:158cm
趣味:スクイーズ作り、ダンス、メーク
Instagram:@lespros_wakana5

Photo:Chihiro Ishino
Styling:Saori Minegishi
Hair&Make-up:Yuko Umezawa

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Steenz編集部

Steenz編集部

Steenzのコンテンツは学生を中心に10代〜Z世代の個性豊かなメンバーでコンテンツを制作しています。多様性の時代を駆け抜ける10代が、個性を手放さずに生きられる世界を目指して頑張っています!

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