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やりたいのはポップでファンタジーなラップ!対DOTAMA戦で話題沸騰中の女子高生ラッパー【KT・18歳】

やりたいのはポップでファンタジーなラップ!対DOTAMA戦で話題沸騰中の女子高生ラッパー【KT・18歳】

気になる10代名鑑」の270人目は、KTさん(18)。ラップユニット『ルイとKT』として活動をしながら、ラッパーとして『高校生RAP選手権』(通称、高ラ)や『戦極vs凱旋 MC BATTLE』『戦極 MC BATTLE 第27章』といったバトル大会にも出場し、戦歴を重ねています。ラップのイメージを打破くようなポップでファンタジーな世界観と、制服を纏ったスタイルで高い注目を集めるKTさんに、ラップとの出会いや今後の展望を伺いました。

KTを知るための10の質問

Q1. プロフィールを教えてください

高校3年生の18歳、KTです。ラッパーとして活動していて、フリースタイルバトルの大会に出場したり、『ルイとKT』というユニットで音楽活動をしています!

同世代の女の子とかには、ラップってまだまだ馴染じみがあんまりないと思うんです。そんな人でもラップを楽しんでもらえるように、TikTokで『#派閥ラップ』とか、Twitterで『#おかしラップ』とか、ポップな切り口のショート動画も投稿しています」

Q2. ラップに興味を持ったきっかけは?

「昔から人前に立つこととか、人を喜ばせることが好きだったので、小学生のころは子役として活動していたんです。でも活動していくうちに『歌が好きだから、自分も歌ってみたい!』って思うようになって。それで、中学生のころから、ボーカルレッスンやダンスを始めました。

そんな中で出会ったのが、iriさんやchelmicoさんの楽曲。歌とラップが自由に行き来するような楽曲や、ゴリゴリのHIPHOPとは違うポップなラップが『かっこいい〜!』と思ってよく聴いていたんです。

あと、テンションが上がるとペラペラッと早口で喋っちゃう癖があって(笑)。『ラップできそうじゃない?』ってまわりの人からも言われていたので、真似して口ずさむようになったのがきっかけでした」

Q3. 本格的にラップを始めたきっかけは?

「わたしたちの世代はみんなそうですけど、コロナの影響で文化祭とか学校行事もなくなっちゃって、高校生活で、何か思い出が作れたらいいなと思って。それで『第17回高校生RAP選手権』に応募してみたんです。

そうしたら、なんと出場できることになって。そのときはまだ、ラップへの知識とか、ほとんどなかったですね(笑)。でも『高ラ』に出場したことで、ラッパーとしていろんなところに呼んでいただけるようになって。

ラッパーっていうのは、壮絶な過去があったり、社会に対して何か強い想いを持っていたり……みたいなイメージがあるじゃないですか。でもわたしは、小さいころから毎日おいしいごはんを食べて、子役活動とか歌とか、自分のやりたいこともさせてもらえて。すごくありがたいことに、恵まれて育ってきたっていう自覚があって。

だから、『のし上がってやるぞ!』みたいな気持ちはなくて、本当に思い出づくりみたいな感じでバトルに出るようになりました

 

 

Q4. いきなりラップの世界に足を踏み入れるのに抵抗はなかったですか?

「うーん。ないわけじゃないけど、でも子役時代といまとで、舞台に立つモチベーションみたいなものはあんまり変わらなくて。根本には、人を楽しませたいって気持ちがずっとあるんです。お芝居とラップは、表現の仕方こそ全然違うけど、人を楽しませることには変わらないので、そこまで抵抗はなかったかな

Q5. ラップを始めたときのまわりのリアクションは?

お母さんは、最初少し心配してたみたいですね(笑)。やっぱりラップって、誰かをディスっているイメージがあるみたいで。でも私のスタイルはあまり人をディスったり、強い言葉を発したりするものではないから、だんだんと理解してくれて。何より、わたしが楽しくラップをやっているのが、家族や友達にも伝わっているみたいで、いまはみんな応援してくれてます!」

Q6. 活動するうえで大事にしていることは?

ディスらないこと! ファンタジーな言葉を使ってラップすること!

小さいころからイラストいっぱいの絵本をよく読んでいたこともあって、かわいいものとかファンタジーなものが好きなんです。そういう言葉を口にすると、胸がときめくんですよね。

だからラップの練習するときも、ビートに合わせて、まわりにあるものをとにかく褒めてみたり、ポップなワードやファンタジーなワードを口にしてみて、これで韻踏めるかなって考えながらやってます」

Q7. 活動していて印象的だったことは?

「『高ラ』の本番後にツイッターを見たら、検索のところに『高ラ KT』って出てきたんですよ! まだまだラップの知識も浅いし、バトルがどういうものなのかを知り始めたぐらいだったので、自分の名前が載ってるっていうのがすごいびっくりして。印象に残ってますね。

あとは、呂布カルマさんに『女の子版DOTAMA』って言っていただいたことですね(笑)。私が『ラップバトルって面白い!』って思うようになったのは、DOTAMAさんが出ていたバトルを見たのがきっかけだったんです。スーツを着てたり、ラッパーとしては珍しい、真面目っぽいキャラクターだったりも、すごく面白いじゃないですか。そういうスタイルを参考にさせていただいている部分があったので、純粋にすごく嬉しかったです」

 

 

Q8. 活動するうえで感じた壁や苦悩は?

「う〜ん、やっぱり認めてもらえないというか、あまり良くないリアクションをいただくこともあって。アンダーグラウンドなラップが好きな方ももちろんいますし。

でも、人それぞれ考え方は違うと思うので。みんなに着いてきてもらおうってよりは、自分が楽しくできることをやりきって、そのなかで私のことを見て、楽しいなと思ってくれる人がいたら、それだけで十分だなって思います。全員に好かれるのなんて無理(笑)。

わたしがやっていることって、新しい挑戦だと思うんです。そういう意味では、反響があるだけありがたいですね。新しいことをちゃんとできてるんだなっていう道しるべになっています!

Q9.ハマっていることは?

メイクの研究です! 『高ラ』に出てからいろんなところに呼んでいただくようになったし、TikTokもやってるから、自分の顔を見る機会が増えたんです。JKっていうのもあって、最近は『ピンク系のリップのほうが似合うかな』って気づいたり、かわいいコスメを集めたりと、試行錯誤を重ねてます(笑)」

Q10.今後の展望を教えてください。

「以前、『Belly Black MCBATTLE2』で、呂布カルマさんと対戦させて頂いたんです。そのバトル中にいただいた『制服を脱いでから本当の価値が見えるんだよ』っていう言葉を、ずっと心に留めていて。

 

 

とはいえ、今はJKなのでまだ制服スタイルで。高校生最後の年をいかに楽しめるか、盛り上げられるかっていうことばっかり考えてます! 高校を卒業した後、どんなスタイルでラップをやっていくか、まだ正直あんまり決まってなくて(笑)。

でも最終的には、同世代の方や女性の方に、わたしが表現する音楽を通して、『ラップはポップで親しみやすいもの』ってイメージを持ってもらいたいです! いろんな層の方々にラップを楽しんでいただくっていうのがいちばんの目標ですね。

そのためには、原宿で『おかしサイファー』とかもやってみたい! お菓子を全員持ち込まないと入れないみたいな。私、飴ちゃんとかお菓子が大好きなので、考えてるとワクワクしちゃいますね。

あとは、横浜出身ということもあって、ぴあアリーナMMで『ルイとKT』のワンマンライブをしたいっていう夢があります。公式のペンライトを作って、会場がライトアップされる景色を、ステージの上から見てみたいんです!」

出演イベント情報

KTちゃんの原宿おかしサイファー

場所:原宿RUIDO日程:2022年12月24日(土)open/start:11:30/12:00チケット:入場無料(D代別途要)チケット発売日:11/29(火)20:00〜https://tiget.net/events/215969問い合わせ先:原宿RUIDO 03-6447-5567

KTのプロフィール

年齢:18歳出身地:神奈川県横浜市好きなもの:飴、メイク愛称:ハマのプリティシープ最新リリース情報:ルイとKT 「シ・ド・レ・ミラクル」各音楽配信サイトにて配信中。https://lnk.to/Rui_KT_Miracle

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Photo:Ami KuroishiText:Yui Kato

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