2022.08.18 Fasion&Culture

初めてのオーディエンスでも煽って巻き込む！ノリにこだわる高校生バンド【あいみるちゃわんむし】

6月19日に開催された、高校生による高校生だけのロックフェス「TEENS ROCK in TOKYO 2022」。そこでは「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2022」の出場権獲得を目指して、10組の高校生バンドがしのぎを削っていました。

目指すはロッキン！高校生が主催する高校生バンドだけのロックフェスに潜入【TEENS ROCK in TOKYO 2022】

6月19日（日）に開催された「TEENS ROCK in TOKYO 2022」。予選34組から選ばれた10組の高校生バンドが、「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2022」の出場権を目指して、アツいパフォー […]

https://steenz.jp/9390/

今回「Steenz」では、未来の音楽シーンを盛り上げる新たな10代の才能との出会いを記念し、ハイレベルな演奏を披露していた出演バンドに、単独インタビューを敢行。音楽にかけた、10代ならではアツい想いに迫ります！

第5回は、『JYOJI-ROCK ONLY U-16 2022年新春大会 NEO』で最優秀賞を受賞した、藤沢総合高校2年の5人組バンド「あいみるちゃわんむし」です。

あいみるちゃわんむしを知る5つの質問

あいみるちゃわんむしは、藤沢総合高校の2年生によって結成。らむ（Gt.／Vo.）、ここの（Key.）、あずま（Ba.）、りの（Gt.／Cho.）、ひかる（Dr.）の男女5人からなるバンドです。今回は代表して、ベースと作曲を担当しているあずまに、インタビューに答えていただきました。

Q1. バンドのコンセプトを教えてください。

あずま「ジャンルにとらわれず、幅広くお客さんを楽しませる音楽を届けることです。

同じような曲調ばかりだと、お客さんには楽しんでもらえないし、演奏している僕たちだって、いずれ飽きてしまう。だから、曲ごとに雰囲気やテンポをガラッと変えることを意識しています。

あとは、ライブの煽りも大事にしてます。これは、メンバー全員で共通認識を持っていて、積極的にやっています。初めて曲を聴いた人でも、ノリのタイミングがわかるだけで、僕たちのステージを楽しんでもらえるんじゃないかなって思うんです。

『あいみるちゃわんむし』というバンドネームは、色の名前からバンド名を決めたいという話になったときに、藍あい海松みる茶ちゃという色の名前を見つけたことから。色としてはパッとしない茶色なのに、名前の響きがやけにおもしろいと思って、気に入っちゃったんです。それが転じるかたちで、このバンド名に決まりました」

5/12、下北沢ReGありがとうございました‼️‼️👀

次のライブは5/14でまた下北沢ReGです！！！ pic.twitter.com/GYur7uSJFn

— あいみるちゃわんむし (@mirutyawa) May 13, 2022

Q2. 楽曲のこだわりはありますか？

あずま「曲づくりはメンバーのうち、3人でおこなっています。ボーカルのらむが曲のイメージや構成を考えてくれて、それをもとに僕が作曲して、最後にキーボードのここのが作詞をします。

作曲のことでいうと、飽きさせない曲を意識していて。アップテンポな曲が多いんですけど、その中でも緩急をしっかりつけたり、いろんなところに遊びを入れて、キメと変拍子をいっぱい入れてますね」

Q3. バンドを知ってもらうためにしていることはありますか？

あずま「コンテストに出ることです。僕たちのバンドは、高1の6月に結成したんですが、すぐに『JYOJI-ROCK ONLY U-16 2022年新春大会 NEO』に出場したんです。そこで、ありがたいことに最優秀賞をいただけて、DMでライブのお誘いが来るようになりました。

だから、いまでもコンテストで実績を積むことには重きを置いていて。出場できそうな大会を見つけたら、すぐエントリーすることは心がけてます」

JYOJI-ROCK U16新春大会最優秀賞の賞状を頂きました‼️

改めて応援してくれた方、JYOJI ROCK、吉祥寺に感謝！！(^-^)/ pic.twitter.com/I32u5nN5Xh

— あいみるちゃわんむし (@mirutyawa) February 7, 2022

Q4. バンドのイチオシの曲はありますか？

あずま「ハイテンションな状態を歌った『ハイエストシンドロウム』という曲です。

サビの『誰も“はいはいはい”なんて逃げ場ない世界　Q&Aなんてどこで探すの　“廃廃廃”棄って捨てられるのなら　楽しむから』というところが、特に気に入っていて。アップテンポなメロディにのせて、『High』とかけた、返事の『はい』と、『棄てる』の意味の『廃』が畳み掛けるところが、演奏していて気持ちいいんです」