
「気になる10代名鑑」1192人目は、小助川晴大さん(17)。学生同士の思いをキーワードに、行動・発信・人との繋がりを後押しするようなコミュニティ運営を目指しています。その根本にはロボット大会への出場と留学の経験があると話す小助川さんに、そこから得られたものや活動の目標について詳しく聞きました。
小助川晴大を知る5つの質問

Q1.プロフィールを教えてください。
「『思いが連鎖する社会を創る』をテーマに、中高生が交流し、社会と繋がれるコミュニティ『NEXY』を運営しています。
活動のきっかけや目標になるような企画を実施する学生サミット、下校中の他愛のない会話をコンセプトにしつつ、夢を追う学生や若者のニーズを知りたい大人へのアプローチを狙ったポッドキャスト、高校生と経営者の交流のきっかけを目指す朝食会、実績や目標に関わらず学生同士で本音を語り合う深夜の語り場の4種類の活動が軸となっています。
その他にも、イベント企画を設計する会社『CHEERS!』の新規事業部や、地方の中小企業向けのAI活用支援事業に携わったりもしています。ですが、いちばんは、教育分野とコミュニティの創出に重きを置いていますね」
Q2.活動をはじめたきっかけは?
「実は、『NEXY』の活動を開始したのは昨年の12月からなんです。ですが、これまで色々なことに挑戦してきたなかで、本を出版している子や、小学4年生で起業している子と知り合ったりなど、周囲に面白い人がたくさんいたことが背景にあって。
ぼくは幸いにもいい出会いが多かったけれど、社会を見渡したときに、面白い人と出会ったり、コミュニケーションを取ることのできる場所が少ないと感じていたんです。だからこそ、その機会を自分がつくり出せば、相乗効果ですごくいいものが生まれるんじゃないかなっていうことはずっと頭のなかにありました」

Q3.活動にあたってのファーストアクションは?
「僕の原点となっているのは、小学生のときに出場したWROという世界規模のロボット大会と、中学校3年間でのシンガポールへの留学です。
WROでは、地球温暖化を解決するということをコンセプトに、チームでロボットを制作して、英語でプレゼンをおこないました。長い期間、放課後や休日を返上して取り組んで。ひとつのことに打ち込むという経験や、目標を設定してプランを遂行する力、ポスターデザインのスキルなど、ロボット以外の分野でも活きる力を付けられましたね。
また、留学を通して海外と日本の教育の違いを肌で感じました。答えをただ問われる教育ではなくて、その過程や意味を考える力が大事だと思ったんです。そして、WROで得た人脈と仲間とともに、中学2年生ではじめての起業をしました」

Q4.活動するうえで、大切にしていることは?
「活動の理念上、学生と多く関わる必要があるので、接触のアプローチの数を増やすことはすごく大事だと考えていますね。そのうえで、この人に相談したいなとか、この人が企画するイベントなら参加してみたいなって思ってもらえるような、相手に好かれるコミュニケーションを取ることや、人との繋がりを意識しています。
あと、ひとりで活動しているので、気持ち次第でいつでも辞めてしまえるというデメリットがあって。だからこそ、いろんな人を巻き込むことはすごく大事にしています。思い立ったらその日のうちに企業にアポイントを取ったりしていますね。行動しちゃえば戻れないので、意識して立ち止まらないようにしています」

Q5.将来の展望は?
「これからAIがさらに社会に出てくると思いますが、そんななかで、人間だからこその魅力はどこかというと、『思い』がすごく大きいんじゃないかと思っていて。その人の人生のストーリーや、熱い気持ちがより多くの人に伝わっていって、それがさらに伝染していったら、すごく素敵な社会になると思うんですよね。それを、日本最大の学生コミュニティを設立することで実現したいというのが大きなビジョンです。
また、継続することも大切にしていきたいですね。イベントの当日集合、当日解散はすごくもったいないと考えていて。スタッフや参加者を含め、次回のイベントにきちんと繋げていけるような活動にしていきたいです」
小助川晴大のプロフィール
年齢:17歳
出身地:神奈川県横浜市
所属:N高等学校
趣味:ゲーム、漫画
特技:ゲームがめっちゃ上手
大切にしている言葉:行動
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Photo:Nanako Araie
Text:Yuzuki Nishikawa






