
Hi guys! I’m Minori from Indiana 🙂
今回は、私がアメリカのリベラルアーツカレッジ(通称リベカレ)で所属している「クロスカントリー部」について紹介します! アメリカの大学生にとって、スポーツは生活の大きな一部。大学スポーツのカルチャーを知るうえでも、ぜひ最後まで読んでみてください!
「クロスカントリー」って何?
クロスカントリーは、簡単に言うと、自然の中をひたすら走るスポーツ。大学部門では基本的に、女子は6km、男子は8km。芝生や砂利道の上、森の中などを走ります。
シーズンは主に9月~11月なので、今は真っ最中。日本ではあまり馴染みのないスポーツですが、私のいるアメリカ中西部では、どの学校にも部活があるほど人気です!多くの選手は陸上部にも所属していて、冬や春はトラックを走ります。
高校時代は陸上部に所属していましたが、クロスカントリーはやったことのない私。坂道や砂利道がきついですが、自然の中を走るのはとても爽やかで格別です!

こんな感じのコースを走ります!
上の写真は今シーズン一番最初に行った大会で、比較的平坦なコース。芝生の上は滑って走りにくいと思っていたけれど、クロスカントリーでは、スパイクを履くこともしばしば。芝生にスタッド刺さって、地面からの反発をしっかり受けてうまく走ることができました!
部活の練習の様子を紹介!勉強と両立はできる?
アメリカの大学というと、課題がとても多くて忙しいイメージがありますよね?。クロスカントリーの練習は毎日午後の4時から6時と2時間あり、週末も2週間に1回ほど大会があるので、私も最初はスポーツと勉強を両立できるか心配でした。……が、意外とそんなこともない!
私の授業は午前で終わる日が多いので、午後の練習までに課題をやったり、練習のあとにみんなで課題をやったりと意外と時間があります。むしろスポーツをしたほうが、頭がすっきりして勉強もはかどるような気がします。

チームのみんなと勉強中
高校時代に800mと1500mを走っていた私にとって、クロスカントリーのレースは、練習量がはるかに多くてちょっと大変。それに加え、私のいるチームは中西部の大会で去年優勝したかなり強いチームなので、みんなのペースについていくのはなかなか大変です。
だけど、みんなと同じくらい速くなりたいというモチベーションと、チームメイトと一緒に走るのが楽しくて、今のところ頑張れています:)特に高校時代は、私の学校に中長距離の女子選手が数人しかいなかったので、今の大学チームで他の18人の選手と走れるのがすごく楽しいです!

練習する公園の景色
練習メニューは長めのジョグや、レースペースに慣れるための速さや心肺機能を鍛えるポイント練習など。私は1週間に35〜40マイル(約56km〜64km)を走るようにしています。
アメリカの大学で公式スポーツ部に入るには?
アメリカの大学スポーツには、上からD1・D2・D3という3つのレベルがあります。私の学校はD3なので、アスリート専用の奨学金はなく、スポーツよりもあくまで勉強優先という感じ。そのため、一定のスキルを持っていればトライアウト(入部テストのようなもの)を受けて入ることができます(もちろん部によって例外もある)。
私の場合は入学前の5月ごろに陸上のコーチにメールを送り、日本での大会の記録を共有したところ、チームに入れてもらえました。サッカーなどのチーム競技は、コーチが学校周辺の選手のプレーを実際に見てリクルートすることが多いので、少し難易度は上がりますが、興味があればコーチと話してみるのがお勧めです!
他にも大会の様子や、チームメイトとの過ごし方などまだまだ紹介したいことがあるので、またパート2でお話します~! お楽しみに!
Minoriのプロフィール
東京都八王子生まれの大学1年生。現在はアメリカ・インディアナ州のリベラルアーツ大学に通っている。趣味はスポーツ(ランニング、テニス、スキーなど)とクラフト。






