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台湾に恋して留学スタート!Keito in Taipei #01【Steenz Abroad】

台湾に恋して留学スタート!Keito in Taipei #01【Steenz Abroad】

你好! こんにちは! これから第10弾ライターとしてSteenz Abroadにて、台湾・台北での生活を発信していくKEITOです。

わたしは今、台湾の首都・台北にある国立台湾大学、通称「台大(たいだー)」に留学中です。台大では、社会科学院の社会学系に所属し、ジェンダーや台湾社会について学んでいます。日本では、上智大学の社会学科に所属していて、ここ台湾では交換留学生として1年間生活する予定です✨

なぜ台湾?

まずは、わたしの台湾での生活について話す前に、「なぜ台湾を留学先に選んだのか!?」という点について。
台湾を選んだ理由は、主に3つあって、

  1. ジェンダーについて学びたいから。
  2. 英語と中国語を学べるから。
  3. 台湾が好きだから❤️

この3つの理由がどう繋がって、台湾留学を決めたのか、時系列を追ってお話しします。

台湾との出会い

まずは、わたしと台湾の出会いから! わたしは両親の仕事の関係で、小さい頃からよく台湾に旅行に行っていました。当時、わたしにとって台湾は「よく行く、なんとなく馴染みのある国」という存在でした。

しかし、台湾にも家族であまり行くことがなくなった中学生の時、友人が「台北で暮らす16歳の今」という、台北で生活する16人の16歳にインタビューした映像を教えてくれたことがきっかけで、台湾という国の魅力に改めて気づきました。その映像に映る台湾の学生たちは自由でおしゃれで、自分の芯をしっかり持っていて、わたしは単純に「かっこいい!」と感動。両親に台湾に「また台湾に行きたい!」と懇願したのですが、そこからコロナ禍になり、その願いはしばらく叶わなくなってしまいました……。

ちょうどその頃、わたしはジェンダーに関して興味を持ち始め、台湾がジェンダーの面で日本より大きく進んでいることを知りました。同性婚ができたり、女性の総統がいたりする台湾という国で学んでみたいという気持ちがどんどん膨らんでいきました。

まさかの、台湾じゃなくてドイツ留学?

そんな中、私の元にあるチャンスが舞い込んできます! それは、「3ヶ月のドイツ留学」というものでした。「台湾じゃないんかい!」って思いました……?(笑)舞い降りてきたチャンスとは、高校2年生の3学期に姉妹校へいけるというもの!

親族にも経験者が多かったこともあり留学への憧れが漠然とあったわたし。「留学したいけど、大学受験を考えたらなかなか時間がとれないか」と高校留学を諦めていたわたしにとって、3ヶ月という期間はちょうどよく、絶好のチャンスでした! このチャンスをなんとかものにして、高校2年生の冬はドイツで生活していました。

このドイツ留学を終えたわたしの頭に浮かんだのは、「ドイツに1年留学だったらきつかったかも……」と「留学前に思い描いていた国のイメージと現実って違うんだな……」という2つです。女性の首相が16年間も勤めていたドイツは、ジェンダーの面で日本に比べて大きく進んでいるはず! と意気込んで向かったのですが、実際には「そこまで進んでないかも?」という現実に突き当たりました。クオータ制など、制度面では日本よりも進んでいるけれど、人々の意識はまだ追いついていないと気づきました。また、特にわたしが生活していたベルリンは、自分にはあまり合っていないようにも思いました。

ドイツの経験を経て、二度目の留学!

この経験から、次に留学するときは、「自分に合っている」と確信できる国にいこう! そして「制度が進んでいる国で、ドイツで感じた疑問を解決したい」と思うようになりました。

そんな注文の多いわたしの願いを叶えてくれるのは、台湾しかない! と思い留学を決めました。国立台湾大学には英語で開講されている授業も多く、英語で授業を受けながら、留学生向けの中国語の授業で中国語も学べる環境があります。英語力も中国語力も高めたい自分にとっては、もってこいの環境でした。

そんな、ずっと夢見てきた台湾での生活はどうなのか、今後たくさん発信していくのでぜひお楽しみに! 拜拜👋

Keitoのプロフィール

台北にある国立台湾大学に交換留学中の大学2年生。東京では友人とZINEを作りながら活動中。

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Keito

2005年生まれ。東京育ち。中学生の時にジェンダーの問題に興味を持ち、上智大学で社会学を専攻。現在は、より深くジェンダーについて学ぶため、台北にある国立台湾大学に留学中。東京では、友人と「子どもの時のワクワクした気持ちを取り戻す」をテーマにZINEを作りながら活動中。

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