
世の中にあふれる情報から、10代が知っておくべき話題をお届けする「Steenz Breaking News」。今日は、秋の花や植物を楽しめる公園をご紹介します。
秋という実感はあまりないけれど……
まだまだ暑い日が続きますが、もう9月も半ば。街には秋のスイーツやファッションが並び始めていて驚いてしまいますが、朝晩の風の心地よさや街路樹の紅葉など、ふとした瞬間に秋を感じることも増えてきたのではないでしょうか。
実は植物たちは着々と、秋の装いへと変化を見せています。秋の花々が楽しめる公園や植物園をご紹介します。
丘一面のモコモコがかわいらしい「国営ひたち海浜公園」のコキア
茨城県ひたちなか市にあり、春には丘一面を青く染めるネモフィラが人気の「国営ひたち海浜公園」。秋には、緑から赤へと紅葉していくコキアが「みはらしの丘」一面に植えられています。
コキアは「ホウキグサ」とも呼ばれている一年草で、丸々とした形がかわいらしく人気の植物です。10月上旬から徐々に紅葉し始め、10月中旬には鮮やかな赤色の紅葉を楽しむことができます。
この投稿をInstagramで見る
また、みはらしの丘には黄色や橙色のマリーゴールドや、カラフルなケイトウなどの花が25品種も植栽されています。いつ訪れても、ナチュラルなブーケのような花畑を楽しむことができます。
さらに、コキアの紅葉に先駆け、9月12日(金)から23日(火・祝)の12日間限定で「コキアライトアップ」が開催され、丘全体がさまざまなカラーに染まります。「国営ひたち海浜公園」ならではの光景を楽しみましょう。
■国営ひたち海浜公園
https://www.hitachikaihin.jp
エレガントなダリアが5,000株も「湯遊ランドはなわダリア園」
福島県塙町にある「湯遊ランドはなわ」。敷地内に、東北屈指の広さである約7,000平方メートルもの「ダリア園」を2025年10月末まで開園しています。
朝晩の気温差が激しいあぶくま高原は、ダリアが美しく咲くことができる適地。こちらでは300品種、5,000株も植えられています。キク科植物であるダリアは昔から園芸品種として親しまれており、赤、白、黄色と鮮やかな花色を楽しむことができます。
敷地内の「ホテルあぶくま高原テラス」フロントでは、園内で育てられたダリアのブーケが販売されます。また、同レストラン「森のレストラン」では、ダリアの花と地元の湯岐野菜が使われた特別メニュー「ダリアランチ」が数量限定で提供されています。湯岐野菜カレーのほか、ダリアスープ、ダリアのきんぴら、ダリアのお浸しが楽しめるのだそう。目でも舌でも、ダリアを楽しめそうですね。
■湯遊ランドはなわ
https://yuyu-land.com/faci/
420万本のコスモス!フォトスポットもある「国営昭和記念公園」
東京・立川にある「国営昭和記念公園」は、総面積180haにも及ぶ広さの中に、庭園や広場、バーベキューガーデンなどさまざまな施設を持つ都市型公園です。
四季折々の花々を楽しむことができますが、2025年9月6日(土)から10月26日(日)の期間は「コスモスまつり2025」が開催されています。
この投稿をInstagramで見る
コスモスだけで420万本以上が植栽されており、一面のコスモスの光景を楽しむことができます。さらに「秋のブーケガーデン」では20品種20万本の植物が、秋晴れに映える花を咲かせます。
園内には、各所に撮影したくなるフォトスポットが設置されています。設置アイテムや場所を事前にチェックしておくと、スムーズに回れそうです。
さらに、10月30日(木)~11月30日(日)の期間は、日本庭園やイチョウ並木がライトアップされるイベントも開催されます。季節の変化を楽しみに、何度も訪れてみてください。
■国営昭和記念公園 コスモスまつり特設サイト
https://www.showakinen-koen.jp/cosmos-festival/
公園で植物を見てみよう
さまざまな秋の花や紅葉を楽しめる公園がたくさんあります。日中はまだまだ気温が高いようなので、暑さと紫外線対策を忘れず、秋の花を楽しんでくださいね。
Text:Itsuki Tanaka