
こんにちは!オーストラリア・ブリスベンでワーキングホリデー中のReoです。「Steenz Abroad」シリーズの「REO in Brisbane」第7回。今回は、ブリスベンでの休日の過ごし方をご紹介します。
ブリスベンは意外と小さい?でも自然がすぐそばに!
ブリスベンは「コンパクトシティ」と呼ばれるほど、街の中心部は歩いて回れるほどこぢんまりしています。東京のように遊ぶ場所が無限にあるわけではありませんが、その代わりに、自然がすぐそばにあるのは、ブリスベンの魅力です。週末になると、地元の人たちは山へハイキングに出かけたり、ビーチまで足を延ばしたりします。
とはいえ、ちょっとしたお出かけといえば、やっぱりブリスベンの中心部「ブリスベンシティ」へ。友達と買い物したり、ご飯を食べたりする定番スポットです。小さい街なので、シティを歩いていると必ずといっていいほど知り合いに遭遇します。道端を歩いていると遭遇した友達に「今日も来てたんだ!」と声をかけられるのはこの街ならではの光景です。
フェリーで街へ
この日は、友達とブリスベン川沿いで待ち合わせ。移動はもちろんフェリー!
ブリスベンでは、川を行き来するフェリーが公共交通機関として整備されていて、市民の足になっています。私はこのフェリーが大好きです。30分ほど、ゆったりと川の風に吹かれながら揺られていると、だんだんと都会の景色が近づいてきます。片道たった50円というお手頃さも魅力。景色を楽しむだけでちょっとした観光気分になります。
ランチタイムのピクニック
無事に友達と合流したあとは、ランチの準備。韓国料理店でキンパとヤンニョムチキンをテイクアウトして、大きな公園でピクニックをすることにしました。ブリスベンの公園は本当に広々としていて、芝生の上にシートを広げて寝ると心が開放されます。
この日は運よく、アボリジナルの人たち(オーストラリアの先住民族)による野外コンサートが開催されていました。歌や民族ダンス、そして彼らの民族楽器ディジュリドゥが鳴り響いていました。ブリスベンのような都市部ではアボリジナルピープルに出会う機会は少ないと聞いていたので嬉しかったです。
いろんなものが揃うマーケット
お腹も気持ちも満たされ、週末恒例のマーケットへ。ブリスベンでは、土日になると公園や川沿いでマーケットが開かれます。屋台のフードはもちろん、ハンドメイドのアクセサリーや雑貨、地元の野菜や果物も並びます。スーパーより安いことも多いので、私はよくここでまとめ買いをします。
さらに、この日はフリーマーケットも開催されていました。服や靴、アクセサリーが山積みになっていて、値段はなんと100円から300円のものも。まるで宝探しをしているような気持ちを味わえます。洋服の山をひっくり返しながらお気に入りの服を探す時間が楽しいです。
この日は、ワンピースとスカートを合わせて700円でゲット。毎回、あまりの安さについ何かを買ってしまうのが悩みどころ……。日本に帰るとき、スーツケースに入りきるのか心配です。
物価の高さを痛感するディナー
夕方になり、最後はブリスベンシティ内のレストランでディナー。ここで感じるのは、やっぱり外食の高さ。オーストラリアは物価が高いと聞いていましたが、実際に暮らしてみると想像以上です。1000円台で食べられるメイン料理はほぼなく、ステーキやラムチョップなどのお肉料理は軽く4000円超え。なので私は、外食は週に1回までと決めて、普段は自炊をしています。マーケットで買った野菜を使って、パスタや炒め物を作るのが定番です。節約しながらも、たまに食べる外食で週末を締めくくるのがルーティンです。
休日の過ごし方はその時々によって違いますが、今回はその1例をご紹介しました。派手なテーマパークもショッピングモールもないブリスベンの街ですが、気軽に自然の中でリフレッシュできる魅力的な場所です。
REOのプロフィール
東京・宮崎・シンガポール育ちの大学2年生。現在はオーストラリアでインターン中。
趣味は3歳から習っているバレエ・ピアノ、大学から始めた合気道。