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水族館のように無心になれるような音楽をつくりたい。作詞作曲からMV制作まで手掛けるアーティスト【瀬梨亜・19歳】

水族館のように無心になれるような音楽をつくりたい。作詞作曲からMV制作まで手掛けるアーティスト【瀬梨亜・19歳】

気になる10代名鑑」の824人目は、瀬梨亜さん(19)。楽曲制作やライブなどの音楽活動を中心におこないつつ、ハンドメイドのショップを立ち上げるなど、クリエイターとして活動しています。水族館をイメージしながら創作活動をおこなっているという瀬梨亜さんに、詳しい活動内容や影響を受けたアーティストについて、聞いてみました。

瀬梨亜を知る5つの質問

Q1. いま、いちばん力を入れている活動は?

インディーズで音楽活動をしています。作詞、作曲や編曲、さらにはミュージックビデオやジャケットのデザインなどのアートワーク制作など、すべて自分でやっています。ライブなど、本格的に活動を始めたのは今年の2月から。5月には、初めてのEP『Chapun』をリリースしました。

また、音楽活動をしながら、スマホ用のストラップとかケース、ヘアクリップなどのハンドメイドの作品もつくっています。友達のためにつくった作品をティックトックに載せてみたら、思った以上の反響があって、欲しいと言ってもらうことが多かったので、ショップを立ち上げてみました」

 

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Q2. 活動におけるファーストアクションは?

去年の2月にオーディションに応募してみました。

ずっと音楽に憧れがあったのですが、なかなか踏み出せなかったんです。でも高校で、卒業後の進路について考えたときに、『思い切って、音楽の道に進むのもありなんじゃないか』と思って。

それから、ギターと作曲を学びました。高校でコピーバンドはやっていたんですけど、曲はつくったことがなかったので、はじめての挑戦でドキドキしました。本格的に活動を始めて、少しづつですが、自分のことを知ってくれる人が増えてきているのが嬉しいです」

Q3. 活動するうえで、大切にしていることは?

モヤモヤとしたネガティブな感情や思いを、一瞬だけでも忘れられるような音楽をめざしています。

小さいころから人と比べて感受性が強いほうで、刺激されやすい性格だったので、落ち込んだりすることが多くて。地元が沖縄ということもあり、その積もった感情を開放するのに、よく海に行っていました。東京に上京してからは、海があまりないので、そのかわりに水族館によく行くようになって。

海とか水族館で眺めていると、それまで悩んでいたことがどうでもいいように思えて、気持ちが楽になるんです。そんな感じで、よくわからない感情も程よくいい感じに水に溶かしていきたいと思って、水族館を意識して創作をしています

 

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Q4. これまでに影響を受けた出会いはありますか

小学生くらいからずっと、SEKAI NO OWARIが大好きで、たくさんの影響を受けていると思います。

暇さえあれば彼らの曲をずっと聴いていたし、ライブ映像を見たり、彼らが載った雑誌を買い集めて読んだり、ファンアートを描いたり。授業中もよくノートや机に、SEKAI NO OWARIに関することを落書きしていたくらい(笑)。

彼らが作り出す、音楽と美術の融合した世界観に強く憧れ、音楽をやってみたいと思うきっかけにもなりました」

Q5. 今後の展望は?

「もっとたくさんの人に作品を届けられるようになりたいです。いつかは大きな会場で、自分で考えたコンセプトのライブセットでライブをするのが夢です。

苦しんでいる人や悩んでいる人に寄り添って、その苦しい気持ちを少しでも和らげられるような音楽をつくれるアーティストになりたいと思っています

瀬梨亜のプロフィール

年齢:19歳
出身地:沖縄県名護市

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Photo:Nanako Araie
Text:Haruhi Hirayama

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Haruhi Hirayama

ライター

2004年生まれ。埼玉県在住。青山学院大学総合政策学部在学。趣味は、登山。新しい出会いを大切にしていきたい。

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