Teenage Realities

10代は香水に関心が高いってホント?香りの選び方や楽しみ方を聞いてみた【10代リアルVOICE】

10代は香水に関心が高いってホント?香りの選び方や楽しみ方を聞いてみた【10代リアルVOICE】

タイムリーな話題から、カルチャー、さらには社会問題まで、さまざまなテーマについて、リアルな10代の声を聞くシリーズ10代リアルVOICE

今回のテーマは「香水」などの香りアイテムについて。海外に比べると、日本人は香水についての関心や興味が薄いといわれていましたが、Z世代は他の世代に比べると、香水に関心が高いという記事をよく見かけます。実際、ブランドの新作フレグランスの発売に行列ができたり、人気のブランドが生まれているという事実も。そこで今回は、いまを生きるリアルな10代に、そもそも香水に興味があるのかや、その選び方なども含めて、根掘り葉掘り聞いてみました。

1. 加藤実希さん「香りで時間が戻るような感覚があります」

「スポーツ=我慢」という価値観を変えたい!スポーツメンタルトレーニングを学び競技にも挑戦する大学生【加藤実希・19歳】

19歳。学生団体ORYVESに所属し、AO入試についての座談会などさまざまなイベントを開催。大学ではスポーツメンタルトレーニングについて学ぶ。

「香りにはすごく敏感で、『この香り、どこかで嗅いだことある!』と思うくらい、わたしにとって大事なものです。嗅いだだけで時間を戻せるような感覚もあって、香水は大好きな存在です

いまは使っているのはcoachの香水です。普段は飲食のアルバイトをしているのでつけていないですが、遊びに行くときや気合いを入れたいなと思うときには、香水を必ずつけていきます」

「スポーツ=我慢」という価値観を変えたい!スポーツメンタルトレーニングを学び競技にも挑戦する大学生【加藤実希・19歳】
「スポーツ=我慢」という価値観を変えたい!スポーツメンタルトレーニングを学び競技にも挑戦する大学生【加藤実希・19歳】
「気になる10代名鑑」の676人目は、加藤実希さん(19)。学生団体ORYVESに所属し、AO入試についての座談会など様々なイベントを開催しています。もともと大好きなフィギュアスケート競技に携わりたいという思いから、大学 […]
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2. あべいあるなさん「匂いの強いものはストレスに感じます」

国籍に関係なく、日本の良さを守り続けられるように。富士吉田市の活性化に取り組む高校生【あべいあるな・17歳】

17歳。地元・山梨県富士吉田市の活性化に取り組むNPO法人に所属して、地域のためにさまざまな取り組みをおこなう。

「香りへのこだわりは特にないですね。香水も、匂いが強すぐるものは少しストレスになってしまうので、あまり使いたくないです。香水を選んだり、香水屋さんに行くだけでも頭が痛くなってしまう感覚があって、足が遠のきます。

香りが弱いものであれば、使いたいなと思います」

国籍に関係なく、日本の良さを守り続けられるように。富士吉田市の活性化に取り組む高校生【あべいあるな・17歳】
国籍に関係なく、日本の良さを守り続けられるように。富士吉田市の活性化に取り組む高校生【あべいあるな・17歳】
「気になる10代名鑑」の667人目は、あべいあるなさん(17)。地元である山梨県富士吉田市の活性化に取り組むNPO法人に所属して、地域のためにさまざまな取り組みをしています。さまざまな国の人とともに、地域をつくっていける […]
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3. 黒澤諒さん「まわりと差をつけたくてミルクティーのオーデコロンを使っています」

メイクは自己表現する最高の手段!コスメを通じて“ジェンダーステレオタイプ”のアップデートに挑む【黒澤諒・17歳】

17歳。ジェンダーステレオタイプのアップデートをめざし、メイクや美容の発信などをおこなう『re-make』プロジェクトを立ち上げ、現在は法人化を目指して活動中。

「香水には関心ながあります。いまはいろいろな種類を使い分けてはいるわけではありませんが、いつかは季節によって使い分けられるくらいになりたいです。

いま使っているのは、ミルクティーの香りがするオーデコロンです。男子校ということもあって、汗臭い匂いに包まれることが多くて……(笑)。少しでも快適に過ごそうとい気持ちもあったり、まわりと差をつけたいなどの理由で選びました」

メイクは自己表現する最高の手段!コスメを通じて“ジェンダーステレオタイプ”のアップデートに挑む【黒澤諒・17歳】
メイクは自己表現する最高の手段!コスメを通じて“ジェンダーステレオタイプ”のアップデートに挑む【黒澤諒・17歳】
「気になる10代名鑑」の677人目は、黒澤諒さん(17)。ジェンダーステレオタイプのアップデートをめざし、メイクや美容の発信などをおこなう『re-make』プロジェクトを立ち上げ、現在は法人化を目指して活動しています。さ […]
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4. 佐藤綾音さん「ハンドクリームやボディクリームで楽しんでいます」

17歳。悩みを抱える中高生をひとりでも減らしたいという思いから、メンタルケアを行う学生団体『empathieエンパティー』を立ちあげて活動中。

「香水はつけていません。でも、柔軟剤を近くで嗅いだくらいの、ほんのり柔らかい香りは気に入っています。冬の乾燥する時期に、ハンドクリームやボディクリームをつけて、甘めの香りを楽しんでいます。

好きなモデルの香音さんがおすすめしていたDianeも、一時期使っていました」

悩みを抱える中高生をひとりでも減らしたい。仙台を拠点にメンタルケアの学生団体を立ちあげた高校生【佐藤綾音・17歳】
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「気になる10代名鑑」の668人目は、佐藤綾音さん(17)。悩みを抱える中高生をひとりでも減らしたいという思いから、メンタルケアを行う学生団体『empathieエンパティー』を立ちあげて活動をしています。活動を通して知り […]
https://steenz.jp/26344/

香水が苦手という声もありましたが、自己表現をするためのツールや気持ちを表す手段として、香りを好む傾向もあるようです。香水だけではなく、ハンドクリームやオーデコロンといった、さまざまなアイテムを自分なりに選びながら、香りを楽しんでいるようでした。

Photo:Eri MiuraNanako Araie
Text:Serina Hirano

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Serina Hirano

エディター/ライター

1994年生まれ、東京都出身。現代を懸命に生きている若者を応援するため、フリーランスとして活動。カフェ店員をしながら医療に関する記事を執筆し、2024年よりライター兼エディターとしてsteenzに携わる。各業界に対して様々な側面から活動している。

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