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コロナ禍を経て、ハロウィンはどう変わった?リアルな10代に仮装したいか聞いてみた【10代リアルVOICE】

コロナ禍を経て、ハロウィンはどう変わった?リアルな10代に仮装したいか聞いてみた【10代リアルVOICE】

タイムリーな話題から、カルチャー、さらには社会問題まで、さまざまなテーマについて、リアルな10代の声を聞くシリーズ10代リアルVOICE

今回のテーマは、秋の一大イベント「ハロウィンの過ごし方」。コロナ禍の前などは、10月31日には、渋谷スクランブル交差点で仮装した若者が集まる様子がたびたび話題になっていました。一方で、ゴミやマナーの問題など、社会的問題となっている一面も。そこで、5人のティーンに今年のハロウィンの過ごし方について聞いてみました。

1. れいんぼーさん「とにかくカラフルなファッションで参加したい!」

16歳。ゼロ高に通うレインボーヘアの高校生。WEB制作や映像制作にも挑戦中!

渋谷のハロウィン、めっちゃ参加したいです! 仮装するなら、やっぱり私はれいんぼーなので、レインボーヒーローの仮装がいいなと思っています。髪がレインボーなので、服装もレインボーにして、全身レインボー、みたいな!

もともとカナダの学校に通っていて、去年はカナダでハロウィンを過ごしたんですが、そのときもヒーローみたいな仮装をしていました。だから、レインボーの仮装をするっていうのは毎年恒例にしたいです。世の中をもっとカラフルにしていきたいなと思っています!

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2. 鈴木愛梨さん「友達同士で、小さくハロウィンを楽しみたいです」

18歳。教育や国際協力問題に関心がある。マレーシアにあるMonash Universityへの入学に向けてギャップイヤー中。

「渋谷とかで行われているハロウィンのお祭り騒ぎには、参加したいとは思いません……。なぜなら、人が多すぎて逆にあまり楽しめなさそうなのことと、治安が悪いと思うからです。

でも、ハロウィンは楽しみたいなと思うので、友達同士で仮装したり、家などでパーティをしたりと、小さくハロウィンを楽しみたいと考えています

3. ITOCHANさん「ブリアナ・ギガンテさんになりきりたい!」

18歳。大阪市立デザイン教育研究所​​でデザインを学ぶ。2日1回のペースで自身のカラフルなアート作品をインスタグラムに公開している。

「渋谷のハロウィン、参加したことがないので参加してみたいです! 普段は大阪の学校に通っているので、実際に今年行って、仮装できるかはわからないけど、ショーガール・YouTuberであるブリアナ・ギガンテさんが大好きなので、マネしたいです。

ブリアナ・ギガンテさんのメイクは『小粒ちゃんメイク』と呼ばれていて、つぶらなまん丸の瞳とまるいリップが特徴で、一回見たら忘れられないもの。衣装まで同じような感じにして、ブリアナ・ギガンテさんになりきりたいです」

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4. がくさん「それぞれが好きなかたちでコロナ前以上に、ハロウィンを楽しめたらいいな」

18歳。カナダの高校へ通う高校3年生。アジアンヘイト撲滅を目指すアパレルブランド『NOMAH(No More Asian Hate)』を立ち上げ。

「もしできるなら、コロナを忘れて、ハロウィンのイベントに思いっきり参加したいと思います。日本以外の国では、コロナ以前のように、日常的にもうマスクをしていない国も多いです。僕自身、普段は海外に住んでいて、しばらくイベントができなかった反動で、思いっきり楽しんでいる人が増えてきていると感じています。

だから、渋谷で知らない人同士で仮装を楽しんだり、身近な友達とおそろいの衣装を着たり、好きなかたちで楽しめたらいいなと思っています。もし仮装するなら、ジェームズ・キャメロン監督の映画『アバター』みたいな仮装ができたら面白い気がしています

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5. 山下彩夏さん「自分とテンションに温度差を感じてしまう。迷惑をかける行為はさすがに……」

19歳。東京大学に在学し、教育系スタートアップ企業『株式会社Mined』でインターン中。

「街中のハロウィンには……あまり参加したいとは思いません。行ったことはないですが、大学の友人がSNSにアップした写真を見ると、治安も悪そうだし、自分とのテンションの温度差を感じるので……。

私と同じくらいの世代の人が道端でお酒を飲んで大騒ぎしていたり、車を横転させるなどのニュースもありましたよね。また雰囲気に関しても、スクランブル交差点などの交通機関に大きな損害を与えたり、警察の誘導にも応じなかったりなど、乱れた印象です。少なくとも自分はそれに加担したくないなって強く感じます……

コロナ禍でさまざまなイベントの機会が失われたぶん、思いっきり楽しみたいという声がある一方で、節度を持って楽しみたい、あるいは参加したくないという意見も寄せられました。今年のハロウィンはどんな夜になるのでしょうか。

Photo:Eri Miura
Text:Ayuka Moriya

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Ayuka Moriya

エディター

1999年生まれ、秋田県出身。東京外国語大学 国際社会学部在学時よりライター・エディターとして主にインタビュー記事の執筆、ディレクションに携わる。Steenzでは、2021年ローンチ当初より「気になる10代名鑑」のコンテンツ制作を担当。

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