Tシャツにバリエーションが無限にあるように、ブランドごとに社会への関わり方もさまざま。デザインや着心地でTシャツを選ぶように、どんなアクションをしているかで選ぶのも楽しいし、ポジティブになれそう。さまざまなアクションを起こしている国内外のブランドをチェックしてみましょう!
ファニーなグラフィックにも深い意味アリ!注目を集める3つのブランド
ソーシャルGOODなTシャツというと、素材選びや生産背景がサステナブルであるか……というのがやっぱり注目されやすいポイントだけど、そのアクションやポリシーはブランドによっても異なっていて、くらべてみると意外と楽しいもの。そこで、国内外の新旧ブランドを、Tシャツという共通項で比較してみました。あ、もちろんTシャツがステキなのは前提ですよ。
選ぶだけでアフリカ支援に。注目のブランド「CLOUDY」
ブランド創立時から一貫して、アフリカの子どもたちの教育と雇用支援をおこなうブランド「CLOUDY」。こちらはアーティストのAYAKA FUKANOとのコラボレーションTシャツで、売り上げの10%がガーナの子どもたちが思い出を作ることのできる無償開放型公園の建設費に還元されます。ボディには、工場で廃棄された綿の裁断くずや落ちわたを集めて作ったリサイクルコットンを使用しているという、まさにすべてがソーシャルGOODな一枚。
グラフィックTシャツをディッキーズと合わせる。そんな普遍的なストリートスタイルも、どこかフレッシュな気分に。着こなしの難しい黒Tシャツは、大人っぽい配色で合わせるのがポイント。
Tシャツから社会問題に挑むブランド「Good good Store」
「Good good Store」は、社会問題に取り組むクリエイター軍団プロジェクト。売上の10%を世界の子どもたちや動物愛護団体へ寄付していて、
インスタではその寄付金額も公開しています。ちょっぴりチープでレトロなひまわりプリントが特徴的なリンガーT。クタッとしたやわらかい着心地も魅力です。
夏のTシャツの着こなしは、ボトムと合わせて「1+1」のワンパターンになりがち。でも、本来はノールール。プリントを見せつつ、こんな重ね着を楽しむのもアリでしょ。
環境意識の高いスウェーデン生まれのサステナブルブランド「DEDICATED.」
2006年にスウェーデンで生まれたブランド「DEDICATED.」。サステナブルを追求したブランドとしては老舗で、すべての製品には、外部認証を得てトレーサビリティーを確保したオーガニックコットンをはじめとする環境負荷の低い素材が採用されています。このTシャツはフロントに牛のプリント、背面に「私はあなたのママじゃない」というメッセージが。近年、環境問題としてよく語られる、過剰な乳製品消費を警告しています。
やや広めの肩幅のボクシーなシルエットなので、タックインしてもバランスよく着こなせる。あえてサスペンダーで合わせて、アクセントにするのもアリ。
問い合わせ先リスト
adidas お客様窓口:0570-033-033
AMBERGLEAM:ambergleam.jp
VANS JAPAN:03-3476-5624
Good good Store™️:https://official.goodgoodstore.jp/
CLOUDY:http://cloudy-tokyo.com/
SEEMY STORE:https://seemy-store.com/
spinns:https://www.spinns.jp/
HEMT PR:03-6721-0882
yurika akutsu™️:https://yurikaakutsu.shop/
Photo:Kana Tarumi
Styling:Kanae Hayashida
Hair&Make-up:Kurumi Komatsu(ROI)
Model:Yuta、Mio、Shunsuke Kudo
Tシャツを着こなしてくれたのは…
ゆうた
海音
工藤俊祐