Teenage Realities

いま、ティーンが行きたい国は?ポストコロナ時代の海外事情【10代リアルVOICE】

いま、ティーンが行きたい国は?ポストコロナ時代の海外事情【10代リアルVOICE】

タイムリーな話題から、カルチャー、さらには社会問題まで、さまざまなテーマについて、ティーンたちの声を聞くシリーズ10代リアルVOICE

今回のテーマは「いま、行ってみたい国」。コロナ禍で規制されていた海外の渡航制限も緩和され始めている今日このごろ。そこで5人の10代に「絶対に行く!」と決めている国とその理由を聞いてみました。

1. 柴田花菜さん「夢を叶えるために、ジェンダー先進地域・ロンドンで学びたい」

18歳。iU 情報経営イノベーション大学1年生。LGBT差別やSNSでの誹謗中傷をなくすことを目指して活動する学生団体『Cue』を立ち上げ。

3年以内に、LGBTQ先進国のイギリスに留学して、LGBTQやジェンダーについて学びたいです。特にロンドンは、多様性に寛容なエリアだと言われているので、絶対に行きたい!

私は『LGBT差別や偏見・誹謗中傷で傷つく人を減らしたい』という夢があるので、LGBTQ先進国のイギリスに留学して、どのようなジェンダー教育を行っているのか、イギリスの人々は多様性についてどんな考えを持っているのかなど学べたらいいなと思っています」

LGBT差別や誹謗中傷をなくすためにできることは?学生団体を4つ掛け持ちする行動派【柴田花菜・18歳】
LGBT差別や誹謗中傷をなくすためにできることは?学生団体を4つ掛け持ちする行動派【柴田花菜・18歳】
「気になる10代名鑑」119人目は、柴田花菜さん(18)。自身の経験から、LGBT差別や誹謗中傷に対して問題意識を持ち、学生団体を立ち上げました。4つの学生団体に所属し、さまざまな活動に猪突猛進に取り組む柴田さんの人生観 […]
https://steenz.jp/9189/

2. 薄井華香さん「食の都・パリで、自分の商品のことを聞いてみたい!」

16歳。『金沢フルーツ大福 凛々堂』経堂店で店長を務める。

「食の都と呼ばれる、パリに行きたいです。いまも食に関わる仕事をしているし、この先も絶対に続けていきたいと思っているから。

あとは、フルーツ大福がフランスにも進出していると聞いたので、フランスの人はフルーツ大福のどこに魅力を感じているのか、実際に聞いてみたいです」

傷ついた食材を使うフルーツ大福店を立ち上げ!フードロスに取り組む高校2年生【薄井華香・16歳】
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「気になる10代名鑑」の89人目は、薄井華香さん(16)。昨年6月に『金沢フルーツ大福 凛々堂』のフランチャイズ店を開き、店舗ではフードロスを意識したメニューを提案。オープニング店長として、高校に通いながら働いています。 […]
https://steenz.jp/9015/

3. 宮沢桜太朗さん「ニュージーランドで羊飼いになるのもアリかも」

19歳。慶應義塾大学に在学。環境に配慮したファッションブランド『KEEP WEARING』を立ち上げ。

ニュージーランドのオークランドに行きたいです。僕がやっているファッションブランド『KEEP WEARING』は、ニュージーランドの羊毛を使った服を扱っているので、実際に自分の着ている服の元となった羊がいる牧場に行ってみたいんです!

最近は『ファームステイ』と言って、牧場で働きながら滞在できるところともあるらしいので、羊飼いになるのもありだなって思っています」

ファッション界の問題に、面白さで挑む!100人が100日間、同じ服を着続ける前代未聞のプロジェクトの仕掛け人【宮沢桜太朗・19歳】
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「気になる10代名鑑」の51人目は、宮沢桜太朗おうたろうさん(19)。ファッションの聖地・パリで生まれ、デザイナーになることをずっと夢見ていたそう。憧れていたファッション業界の問題点を知り、現在は面白さを掛け合わせながら […]
https://steenz.jp/8790/

4. 岡本青空さん「新しい音楽の刺激を求めて、韓国に行きたい!」

18歳。感音性難聴のハンデを抱えながらも、音楽活動に取り組む。目標は武道館ライブ。

韓国の音楽が気になっているので、本場で聴いてみたいです。韓国の音楽って、曲の中に必ずラップが混じっていたり、韓国特有のリズムやメロディーがあったりして、面白いんですよね。

特にソウルの中にある、弘大(ホンデ)という場所は、街中でよくダンスをやっているみたいなので、そこで新しい刺激を受けたいです」

目標は武道館ライブ。感音性難聴を強さに変えて、心で音楽を奏でるベーシスト【岡本青空・18歳】
目標は武道館ライブ。感音性難聴を強さに変えて、心で音楽を奏でるベーシスト【岡本青空・18歳】
「気になる10代名鑑」の85人目は、岡本青空せいらさん(18)。以前、Steenzに登場してくれた実裏リコさんと一緒に、音楽活動に取り組んでいます。生まれつき両耳が聞こえないハンディキャップを抱えながらも、貪欲に、まっす […]
https://steenz.jp/9006/

5. AMANEさん「来年からはアメリカを拠点に活動します!」

18歳。フリーランスモデルとして活動。来年からは海外での活動も本格化する予定。

「行ってみたい国はたくさんあるけど、3年以内にはアメリカ、韓国、中国に絶対行きたい! 特にアメリカで、語学とモデル、ダンスの幅を広げたいと考えています。永住権を持っているので、来年からはアメリカに住む予定です

韓国は友達が留学しているから会いに行きたいし、中国はモデルの活動するにあたって、いまのうちにコネクションを広げておきたい場所。中国語の勉強もしなきゃ!」

NIKEのビジュアルにも起用された、Y2K大好きなフリーランスモデル【AMANE・18歳】
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https://steenz.jp/9267/

10代のうちに異なる文化に触れた経験は、きっと20代、30代になってからも活きるはず。最近は、ファームステイやワーキングホリデーなど、旅行や留学以外の方法で行く選択肢もあります。ここ数年間、自由に海外に行けなかった思いをぶつけてみては。

Photo:Eri Miura
Text:Ayuka Moriya
Edit:Takeshi Koh

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Ayuka Moriya

エディター

1999年生まれ、秋田県出身。東京外国語大学 国際社会学部在学時よりライター・エディターとして主にインタビュー記事の執筆、ディレクションに携わる。Steenzでは、2021年ローンチ当初より「気になる10代名鑑」のコンテンツ制作を担当。

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