
こんにちは! 現在カナダに留学中の安岡美月です。「Mizuki in Canada」では、カナダでの経験や発見をお届けしています。今回は春のカナダでお祝いされる2つのイベントについてご紹介します!
Saint Patrick’s Day(セント・パトリックの日)
毎年3月17はアイルランドの聖人、聖パトリックの命日をを祝うカトリックの祝祭日「Saint Patrick’s Day(セント・パトリックの日)」。聖パトリックはアイルランドにキリスト教を広めた人物です。カナダではおよそ348万人、割合では8.4%と、多くの人がアイルランドに何らかのルーツを持つと言われています。現在ではアイルランドにルーツを持っていない人もパーティーで一緒に盛り上がる、春の一大イベントになりつつあります。
3月17日は緑だけ!?
セント・パトリックといえばまずは緑! 緑のものを身につけ、緑と金の飾りで装飾します。緑はアイルランドのシンボルカラーです。「レプラコーン」というイタズラと金が大好きな妖精がいるそうで、緑を身につけていない人はつねられてしまうそう! 金の飾りを用いるのもこれが理由です。中にはレプラコーンに紛する人もいます。そして驚いたのは、シカゴのようなアメリカのアイリッシュ系の人口が多い地域では、川を真緑に染めること! 街をあげてお祝いする地域もあるようです。

緑のみんなで1枚
緑まみれのパーティー!
今回、大学の先輩方に誘われ私もパーティーに参加してきました! ドレスコードはもちろん「緑」。訪れたバーも緑の装飾が施されていました。そしてアイルランドといえば「ギネスビール」。3月17日だけで約615万リットルのギネスビールが世界中で消費されるとのこと。会場でもギネスビールを注文する人を多く見かけました。パーティーといっても主にお喋りがメインでしたが、たくさんお話して新しい文化に触れることができ、良い時間になりました!

氷まで緑でした‼︎
イースター(復活祭)
続いて4月上旬に祝われる「イースター」です。これはキリストが十字架にかけられて3日目に蘇生した「復活」をお祝いします。また後に北欧の春の女神エオストレに由来して、春の始まりを祝うお祭りとも融合したと考えられています。3月21日の春分の日を起点に観測される初めての満月から数えて最初の日曜日がイースターとされます。つまり、毎年月の満ち欠けによって変わり、、3月21日から4月25日の1ヶ月の間のどこかがイースターの日になります。ちなみに今年2026年は、4月5日でした! この直前の金曜日は「Good Friday」と呼ばれ休日になります。また直後の月曜日も公的な機関はお休みです。そのためイースターを挟む休日は3日間ないしは4日間の連休です。ちなみに私の通う大学も月曜日までお休みでした!
イースターのならわし
イースターでは家族で集まり、ごちそうを食べるというのが1番多い過ごし方。春らしく、新しい命の誕生や子孫繁栄を連想させるウサギや卵の飾りつけも行います。大学の友人はみんな実家に帰ってお祝いをしていて、私も知り合いのお家にお邪魔してイースターディナーをいただきました!

お邪魔した家庭のイースターディナー
今回お伺いしたお家は、ハムやポテトグラタン、チキンにターキーとお肉がメインのお料理でした!
春のカナダの文化体験
カナダの春は、単なる季節の変化ではなく、文化や価値観に溢れる特別な時間だと感じました。Saint Patrick’s Dayでは、ルーツを越えて多くの人が一体となって楽しむ「共有する文化」の魅力を体験し、イースターでは、家族との時間や伝統を大切にするあたたかさに触れることができました。どちらのイベントも、それぞれ異なる背景を持ちながら、今では多くの人に開かれたお祝いごととして親しまれている点が印象的です。またひとつ、教科書では学べないリアルな文化の広がりや、人と人とのつながりの大切さを実感することができました。
安岡美月のプロフィール
2006年生まれ、福岡育ち。9月から1年間、教育や社会学の勉強のため、カナダ・アルバータ州に留学中。大の動物好きで、実家では4種7匹の動物を飼っている。特技は言語習得と三線。3ヶ月もあれば日常会話くらいまではできるようになる。






